年俸400万ポンド⁉ 現地メディアが「ランパード就任は間もなく発表される」と報道!
プレミアリーグ3位チームの動向を追いかけていた「デイリー・メール」が、月曜日の深夜に記事を配信。「チェルシーは、フランク・ランパードをスタンフォード・ブリッジに連れ戻す契約にサインした」「年俸400万ポンド(約5億4000万円)、チャンピオンズリーグのグループステージ突破でボーナス100万ポンド」「水曜日の朝には正式発表される見通し」と、レポートの内容は具体的です。
ダービー・カウンティのメル・モリスオーナーが、「ランパードがチェルシーの監督に就任するのは時間の問題」と語っており、この問題は早々に決着となるようです。監督としてのキャリアは1年、プレミアリーグはもちろん初めて。クラブは補強禁止処分を喰らっている最中で、エースのアザールはスペインに居場所を変えました。プレミアリーグ14試合5ゴールのイグアインはフィットしたとはいえず、ユヴェントスに復帰。急成長を遂げていたハドソン=オドイとロフタス=チークは長期離脱中で、前半戦の復帰は難しいでしょう。プリシッチの加入とコヴァチッチの完全移籍ぐらいしか明るいニュースがないチェルシーで、レジェンドはサポーターが納得する結果を出せるでしょうか。
「アザールの穴を埋めよ」「カンテorジョルジーニョのアンカー問題に最適解を出せ」「前線の得点力を高めろ」「海外やチャンピオンシップのクラブでプレイしていた選手たちから、誰を戻すのかを決めろ」「若手を抜擢せよ」「いろいろあるけど勝て」…新監督が抱える課題は複雑で、ペップ・グアルディオラやユルゲン・クロップ、ジョゼ・モウリーニョでも「初年度は温かい目で見てくれ」と申し入れしそうな難易度です。
チェルシーにとって、ランパード招聘は「サッリ退任という想定外の出来事をフォローするための窮余の策」なのか、あるいは「指揮官の短期サイクルに終止符を打ち、中長期的な強化にシフトする第一歩」と捉えているのか。グディソン・パークのエヴァートンVSチェルシーで、フランク・ランパードの素晴らしい2ゴールに興奮させられた私としては、後者であることを祈るばかりです。厳しい条件をすべて呑み込もうとしている勇敢な監督には、任せる側の理解とリスペクトは必須アイテムでしょう。
ダービーでは4-2-3-1と4-3-3を併用していた41歳の若き指揮官は、チェルシーOBのジョディ・モリスとクリス・ジョーンズという腹心のスタッフを引き連れて乗り込むと報じられています。就任直後から抜本的な改革を施そうとしたクリスタル・パレス時代のフランク・デブールは、プレミアリーグ4連敗&ノーゴールという壮絶な散り方をしてしまいましたが、ランパード監督には前任者が築いた土台とロッカールームの空気をうまく活用したソフトな船出を期待したいと思います。楽しみ半分、不安半分。いや、2対8で不安が上回っているというのが率直な表現です。報道が事実であれば、12時間以内に正式発表があるはずです。しばし、待ちましょう。
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BBC速報でこの件見た時に「ランパード、火中の栗を拾うのか」と言う言葉が真っ先に出てきましたが、古巣の窮地を救いたい、という想いが優ったのでしょうか。
であれば、チェフが加入したフロント陣にはあちこちに散っているローン若手組を一旦ランパードに預けて、是非中長期的観点でチーム作りを託してほしいものです。
ランプスには頑張ってもらいたいがコンテやサッリに不満全開だったチェルシーはハードル高すぎると思う…
ダービーで昇格を果たして、プレミアでも良い内容を見せてホップステップときて満を持してのチェルシーの指揮官就任と期待してましたが、、既定路線のようですね。
ダービーの試合も少ししか見なかったのでどのようなチームを作るのか想像出来ないですが、プレシーズンの試合などを経てこのようなサッカーを目指したいのか主力は誰になるのではないかという所をまたブログに取り上げて意見や感じたところを聞きたいです!
個人的にはカンテとコバチッチの2センターというのを期待していて、その2人の控えにここまでほぼ戦力外扱いのドリンクウォーターが使われればと思っています。コバチッチはどうもよそ行きのプレーというか制限がかけられてるのかというくらい安全な選択が多い印象でサッリ体制ではプレーしていましたが、レアルの時にはクロースより目立った働きを見せた印象も多くてランパードのもとで本領発揮となれば嬉しいです