2021.06.30 ユーロ2020
世界を変えたグリーリッシュ!左サイドを崩したイングランド、2発ゲットで55年ぶりの歓喜!
ガレス・サウスゲート監督の11人をみて、苦戦を覚悟しました。ユーロ2020ラウンド16、イングランドVSドイツ。グループリーグの3試合で2点しか決められなかったプレミアリーグ連合軍は、グリーリッシュをトリッピアーに代えただけで宿敵との決戦に臨んでいます。GKピックフォード、3バックにカイル・ウォーカー、ジョン・ストーンズ、マグワイア、アウトサイドはルーク・ショーとトリッピアー、中盤センターにカルヴァン・フィリップスとデクラン・ライス、前線にスターリング、ハリー・ケイン、サカの3-4-3です。
新しいフォーメーションの約束事を確かめるような立ち上がり。3分過ぎからは、ドイツがペースを握っています。再三のショートカウンターに対して、後手を踏むイングランドの3バック。7分の縦パスは、ボックスから飛び出したピックフォードがクリアしますが、1分後にゴレツカが抜け出したピンチは、デクラン・ライスがレッドでもおかしくないチャージで止めるしかありませんでした。FKから左足で狙ったカイ・ハヴェルツのシュートは、白い壁に遮られました。
16分、スターリングのミドルはノイアーが左に飛んでセーブ。CKでフリーだったマグワイアのヘッドは、GKの正面です。連動性がないイングランドのアタック。ルーク・ショーとトリッピアーは、後ろに戻すパスが目立っています。27分、CKの二次攻撃からトリッピアーが右サイドを突破しますが、クロスを叩いたマグワイアのヘッドは浮いてしまいました。32分に決定機を創ったのは、チェルシーのホットライン。カイ・ハヴェルツの縦パスでボックス左に出たヴェルナーのシュートは、ピックフォードが足に当てました。
プレミアリーグ得点王のボールタッチは、味方につなぐショートパスのみ。42分の左からのドリブルはファールで潰され、クイックにゴール前に浮かしたトリッピアーのキックはフンメルスが反応してCKに逃げました。前半終了間際にミュラーのパスをインターセプトしたスターリングが中央に斬り込み、カットされたボールが左でフリーのハリー・ケインに渡りますが、トラップが長くフンメルスがクリア。退屈だった前半は、0-0のままで終わりました。
47分、左からのクロスのクリアを叩いたカイ・ハヴェルツの強烈な左足ボレーは、ピックフォードが上に弾き出すビッグセーブ。プレミアリーグでは苦しげだったプレーメイカーは、ドイツ代表では機能しています。57分に喰らったカウンターは、カイ・ハヴェルツのラストパスを受けたヴェルナーのドリブルをジョン・ストーンズがストップ。レーヴ監督が68分にヴェルナーをニャブリに代えると、サウスゲート監督はサカをグリーリッシュです。
75分、スターリングがハリー・ケインに楔のパスを通すと、落としをもらったグリーリッシュが左に展開。ルーク・ショーの丁寧なグラウンダーをプッシュしたのは、またしてもスターリングです。77分のミュラーのFKは壁にヒット。81分にスターリングがミスパスを拾われ、カイ・ハヴェルツのスルーパスでミュラーがGKと1対1になりますが、右足のフィニッシュは左のポストの外に切れていきました。
86分、ニャブリから奪ったルーク・ショーが仕掛けたショートカウンター。左でパスを受けたグリーリッシュが中央に浮かすと、ハリー・ケインのダイビングヘッドがネットに突き刺さりました。88分、デクラン・ライスが下がってヘンダーソン。放り込みを開始したドイツは、かつての強いチームではありませんでした。ヨアヒム・レーヴに打開策はなく、15年という長い統治は幕を閉じました。
75分の落胆と、15分の興奮。グリーリッシュが左サイドに入ってから、ルーク・ショーがギアチェンジし、世界が変わりました。イングランドの後半のシュートは、ネットに突き刺さった2本のみ。チャンスを活かしたエースとウインガー、左サイドを崩した2人に加えて、ドイツの中盤を自由にさせなかった2センターと、2度のビッグセーブを披露したピックフォードも称えたい一戦でした。ジェフ・ハーストの疑惑のゴール以来、55年も待ち続けたメジャートーナメントでのドイツ戦勝利。本命のフランスが大会を去り、フットボールの母国にチャンスが訪れています。
新しいフォーメーションの約束事を確かめるような立ち上がり。3分過ぎからは、ドイツがペースを握っています。再三のショートカウンターに対して、後手を踏むイングランドの3バック。7分の縦パスは、ボックスから飛び出したピックフォードがクリアしますが、1分後にゴレツカが抜け出したピンチは、デクラン・ライスがレッドでもおかしくないチャージで止めるしかありませんでした。FKから左足で狙ったカイ・ハヴェルツのシュートは、白い壁に遮られました。
16分、スターリングのミドルはノイアーが左に飛んでセーブ。CKでフリーだったマグワイアのヘッドは、GKの正面です。連動性がないイングランドのアタック。ルーク・ショーとトリッピアーは、後ろに戻すパスが目立っています。27分、CKの二次攻撃からトリッピアーが右サイドを突破しますが、クロスを叩いたマグワイアのヘッドは浮いてしまいました。32分に決定機を創ったのは、チェルシーのホットライン。カイ・ハヴェルツの縦パスでボックス左に出たヴェルナーのシュートは、ピックフォードが足に当てました。
プレミアリーグ得点王のボールタッチは、味方につなぐショートパスのみ。42分の左からのドリブルはファールで潰され、クイックにゴール前に浮かしたトリッピアーのキックはフンメルスが反応してCKに逃げました。前半終了間際にミュラーのパスをインターセプトしたスターリングが中央に斬り込み、カットされたボールが左でフリーのハリー・ケインに渡りますが、トラップが長くフンメルスがクリア。退屈だった前半は、0-0のままで終わりました。
47分、左からのクロスのクリアを叩いたカイ・ハヴェルツの強烈な左足ボレーは、ピックフォードが上に弾き出すビッグセーブ。プレミアリーグでは苦しげだったプレーメイカーは、ドイツ代表では機能しています。57分に喰らったカウンターは、カイ・ハヴェルツのラストパスを受けたヴェルナーのドリブルをジョン・ストーンズがストップ。レーヴ監督が68分にヴェルナーをニャブリに代えると、サウスゲート監督はサカをグリーリッシュです。
75分、スターリングがハリー・ケインに楔のパスを通すと、落としをもらったグリーリッシュが左に展開。ルーク・ショーの丁寧なグラウンダーをプッシュしたのは、またしてもスターリングです。77分のミュラーのFKは壁にヒット。81分にスターリングがミスパスを拾われ、カイ・ハヴェルツのスルーパスでミュラーがGKと1対1になりますが、右足のフィニッシュは左のポストの外に切れていきました。
86分、ニャブリから奪ったルーク・ショーが仕掛けたショートカウンター。左でパスを受けたグリーリッシュが中央に浮かすと、ハリー・ケインのダイビングヘッドがネットに突き刺さりました。88分、デクラン・ライスが下がってヘンダーソン。放り込みを開始したドイツは、かつての強いチームではありませんでした。ヨアヒム・レーヴに打開策はなく、15年という長い統治は幕を閉じました。
75分の落胆と、15分の興奮。グリーリッシュが左サイドに入ってから、ルーク・ショーがギアチェンジし、世界が変わりました。イングランドの後半のシュートは、ネットに突き刺さった2本のみ。チャンスを活かしたエースとウインガー、左サイドを崩した2人に加えて、ドイツの中盤を自由にさせなかった2センターと、2度のビッグセーブを披露したピックフォードも称えたい一戦でした。ジェフ・ハーストの疑惑のゴール以来、55年も待ち続けたメジャートーナメントでのドイツ戦勝利。本命のフランスが大会を去り、フットボールの母国にチャンスが訪れています。
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あれから、もう55年も経ったんですねえ。歴代のどんなにいいチームでもドイツには勝てず、「フットボールとは・・最後にはドイツが勝つスポーツ」というリネカーの名言に納得せざるを得なかったイングランド国民もようやく溜飲を下げることができましたね。スターリング、ケインが調子を上げてきてるし、楽しみですね。
毎日欠かさず読ませていただいています。
試合前にBBCの特集記事を読んで、ドイツ戦で辛酸を舐め続けてきたイングランドの人々の、今度こそという特別な情熱を感じました。
歴史的勝利のヒーローとしてグリーリッシュ株は爆上げですね。ペップは純粋に楽しめないかもしれませんが…笑