プレミアリーグがおもしろくなる、最新注目書籍・厳選3冊!
そろそろ年の暮れ、1年の疲れをとるべくのんびり…という方も多いかと思いまして、今回は「まとまった時間があるときに読みたい、プレミアリーグの最新&注目の3冊」を紹介させていただきます。ただ本を並べてるだけではつまらないので、2013年に出た本で、選手、プレイヤー、ジャーナリストなど、現地にいて現場に近い方が書いたものに特化しました。あまり前説であれこれいうより、それぞれの本について見ていただいたほうがよさそうですね。では、どうぞ!
★プレミアリーグ最新入門書として最適な本
香川真司や吉田麻也の移籍などをきっかけに、最近プレミアリーグに興味を持った方、試合を観始めた方にはいい入門書なのではないでしょうか。著者はイギリスのタブロイド紙「サ・サン」の元主筆であるアレックス・モンゴメリー氏。この道40年以上のベテランジャーナリストがわかりやすく紐解く、プレミアリーグ指南本です。「プレミアリーグ成功を築いた三つの悲劇」「プレミアリーグはバルセロナに“勝てない”のか」「プレミアリーグの未来」「日本人に覚えてもらいたいプレミアな名将10人」といった章立てもわかりやすく、香川真司、吉田麻也、宮市亮、李忠成、稲本潤一、中田英寿などプレミアリーグの現役日本人選手&元選手についても評価をしてくれています。おそらく、日本と日本人が好きなんでしょうね。昨今、辛口なコメントが多い日本人ジャーナリストに比べると、彼のメッセージには愛を感じます。
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★数々の選手と監督がライバル・リーダーを語った、迫力ある「モウリーニョ論」
ポルトでチャンピオンズリーグ初優勝、チェルシーでプレミアリーグ連覇、インテルでは三冠、スペインに渡り、レアル・マドリードでもリーガ・エスパニョーラを制覇。ヨーロッパの3大リーグをはじめ、行った先で必ずチームを優勝に導いているジョゼ・モウリーニョ監督について、選手や監督にインタビューを敢行。現場感のある多様な視点で「人間・モウリーニョ」を分析した本です。プレミアリーグではサー・アレックス・ファーガソンや主力選手のランパード、テリー。スペインからはクリスティアーノ・ロナウド、カシージャス、ベップ・グアルディオラ。インテル時代のマテラッツィとスナイデル。これだけの選手やマネージャーがひとりの人間を語るというだけでもおもしろいですよね。モウリーニョ本は数多く出ていますが、その多くは戦術論と彼の言葉を紹介した本で、人となりに迫ったものはなかなかないので取り上げさせていただきました。
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★プレミアリーグの「全権監督」ならではのマネジメント論!
こちらも生声に触れられる一冊。GMを置かないクラブが多いプレミアリーグだからこそ聞ける・語れるマネジメント論満載の本です。サー・アレックス・ファーガソン、モウリーニョ、ヴェンゲル、マンチーニなど、プレミアリーグ監督歴任者へのディープなインタビューで、チームを危機から脱出させる方法や若い選手の育成、組織作りなどについてあますところなく紹介しています。著者のマイク・カーソン氏は、監督の労働上の権利や条件を守る「リーグ監督協会」の全面協力を得てこの本を書いたとのこと。力作です。
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