2022.03.21 FAカップ・リーグカップ2021-22FAカップ・リーグカップ
トレブルをめざすマン・シティと若手躍動のクリスタル・パレスがFAカップ4強進出!
アーセナルとトッテナムはプレミアリーグ、リヴァプール、マンチェスター・シティ、チェルシーはFAカップ準々決勝という賑やかな週末。日曜日はスパーズ、レッズ、マン・シティが重なり、スパーズをライブで見ると2試合が見逃し配信となるため、FAカップ優先としました。いやー、忙しいですね…。
サウサンプトンの本拠地セント・メアリーズに乗り込んだマン・シティは、シュート数13対16という殴り合いを1-4で制しました。ロメウがボックス右に滑らせたパスで抜け出したアダム・アームストロングが、シュートをファーポストに当てた直後の12分、プレミアリーグ首位チームがあっさり先制。デブライネのクロスに対応したスティーヴンスのクリアが短くなり、拾ったガブリエウ・ジェズスのグラウンダーをスターリングが右隅に押し込みました。
27分には、ジョアン・カンセロの高速クロスにニアで競り勝ったギュンドアンがポストにぶつけ、追加点はならず。セインツが追いついたのは、前半終了間際でした。スチュアート・アームストロングの縦パスに走り込み、エデルソンの前でキープしたのはエルユヌシ。中央に出したパスがラポルテに当たってゴールに飛び込み、ハーフタイムはイーブンでした。
マン・シティの勝ち越しゴールは60分。ボックス右に入ったジェズスをサリスが引っかけてしまい、デブライネがPKを左隅に収めました。勝負が決したのは75分。右のスローインからショートパスが8本つながり、ラインの裏を狙ったデブライネの浮き球をサリスがカットすると、こぼれ球を拾ったフォーデンの美しい左足シュートがゴール左に突き刺さりました。
1-3となった3分後、ダメ押しはマフレズ。ジョアン・カンセロがアウトにかけたパスを前線のギュンドアンに通すと、右で待っていたレフティがラストパスをトラップしてニアに蹴り込みました。プレミアリーグでは2試合連続ドローだった難敵を下したマンチェスター・シティは、セミファイナルでリヴァプールと激突することになりました。
FAカップにおける私の最注目ポイントは、「ヴィエラ采配で若手躍動のクリスタル・パレスがどこまで行けるか」です。昨シーズンまで、ロイ・ホジソンとともに主力が高齢化し、ベテランばかりとなっていたチームは、45歳の新監督とともに若返りを推進しました。
ヘネシー、サコ、ファン・アーンホルト、スコット・ダン、ケーヒル、マッカーシー、タウンゼントと、30代の主力を7人放出。6人の新戦力のうち、オドソンヌ・エドゥアール、グエイ、オリーズ、チェルシーからレンタルしたコナー・ギャラガーとU-23が4人います。即戦力採用は、最終ラインを束ねるヨアキム・アンデルセンと、中盤のウィル・ヒューズ。彼らは、全員機能しています。
サウサンプトンの本拠地セント・メアリーズに乗り込んだマン・シティは、シュート数13対16という殴り合いを1-4で制しました。ロメウがボックス右に滑らせたパスで抜け出したアダム・アームストロングが、シュートをファーポストに当てた直後の12分、プレミアリーグ首位チームがあっさり先制。デブライネのクロスに対応したスティーヴンスのクリアが短くなり、拾ったガブリエウ・ジェズスのグラウンダーをスターリングが右隅に押し込みました。
27分には、ジョアン・カンセロの高速クロスにニアで競り勝ったギュンドアンがポストにぶつけ、追加点はならず。セインツが追いついたのは、前半終了間際でした。スチュアート・アームストロングの縦パスに走り込み、エデルソンの前でキープしたのはエルユヌシ。中央に出したパスがラポルテに当たってゴールに飛び込み、ハーフタイムはイーブンでした。
マン・シティの勝ち越しゴールは60分。ボックス右に入ったジェズスをサリスが引っかけてしまい、デブライネがPKを左隅に収めました。勝負が決したのは75分。右のスローインからショートパスが8本つながり、ラインの裏を狙ったデブライネの浮き球をサリスがカットすると、こぼれ球を拾ったフォーデンの美しい左足シュートがゴール左に突き刺さりました。
1-3となった3分後、ダメ押しはマフレズ。ジョアン・カンセロがアウトにかけたパスを前線のギュンドアンに通すと、右で待っていたレフティがラストパスをトラップしてニアに蹴り込みました。プレミアリーグでは2試合連続ドローだった難敵を下したマンチェスター・シティは、セミファイナルでリヴァプールと激突することになりました。
FAカップにおける私の最注目ポイントは、「ヴィエラ采配で若手躍動のクリスタル・パレスがどこまで行けるか」です。昨シーズンまで、ロイ・ホジソンとともに主力が高齢化し、ベテランばかりとなっていたチームは、45歳の新監督とともに若返りを推進しました。
ヘネシー、サコ、ファン・アーンホルト、スコット・ダン、ケーヒル、マッカーシー、タウンゼントと、30代の主力を7人放出。6人の新戦力のうち、オドソンヌ・エドゥアール、グエイ、オリーズ、チェルシーからレンタルしたコナー・ギャラガーとU-23が4人います。即戦力採用は、最終ラインを束ねるヨアキム・アンデルセンと、中盤のウィル・ヒューズ。彼らは、全員機能しています。
ここまでのMVPは、プレミアリーグ25試合8ゴール3アシストのコナー・ギャラガー。20歳のオリーズも伸び盛りで、レギュラーに定着しつつあります。23試合6ゴールのエドゥアールは、プレミアリーグに完全にフィットすればペースアップしてくれるでしょう。若手の台頭によって、攻守ともにレベルが上がったチームは、7年ぶりのTOP10フィニッシュがめざせるポジションに着けています。
FAカップ準々決勝のエヴァートン戦は、4-0の圧勝でした。。25分のCKをグエイがヘッドで叩き込むと、41分にはザハの左からのグラウンダーをマテタが左足でプッシュ。79分にザハのラストパスを左足で叩いたオリーズはミスキックでしたが、タイミングを外されたピックフォードは動けず、ポストに当たったボールをザハが右足で流し込みました。
87分に、ボックスの中でフリーだったコナー・ギャラガ―にパスを通したのは、オドソンヌ・エドゥアール。振り向きざまのシュートをピックフォードが右に弾くと、詰めたウィル・ヒューズが移籍後初となるゴールを決めました。準決勝の相手はチェルシー。プレミアリーグでは2試合ともノーゴールでダブルを許していますが、公式戦6試合連続無敗と好調のチームには、大仕事をやってのけそうな雰囲気が漂っています。
4冠チャレンジのリヴァプール、トレブルをめざすマン・シティ、世界&欧州&FAという変則3冠の望みをつないだチェルシー、初優勝のクリスタル・パレス。どこが勝っても、あるいは負けても、味わい深いファイナルとなるのではないでしょうか。FAカップ2021-22も、いよいよ残り3試合です。
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