偏愛的プレミアリーグ見聞録

トッテナムはタイトなスケジュールなどまったく感じさせない0-4楽勝！ジャーメイン・デフォーが2ゴールを決めました。マンチェスター・シティは昨季のFAカップ決勝の再現となったウィガン戦。二度もジャイアントキリングは許さない！とばかりにこちらも5-0圧勝です。プレミアリーグではまだ63分しか出場していない「隠し玉」ヨヴェティッチが2ゴールを挙げています。

チェルシーは、スウィンダン相手に0-2で危なげない勝利です。どうやらキャピタルワンカップは、「プレミアリーグでベンチを温めているFWの大暴れの場」と化しているようで、F.トーレスが先制点を決めました。この相手に対して、52:48とボールポゼッションが下回るあたりがモウリーニョ監督のチームらしいです。

24日は大きな番狂わせはありませんでしたが、昨季のプレミアリーグ上位クラブで唯一敗退したのがエヴァートン。敵地クレイブン・コテージに乗り込んでの一戦は、12分にネイスミスのゴールで先制したにも関わらず、後半になってベルバトフ、ベントに立て続けに決められ、逆転負け。相手がフラムならこの結果は想定内ですが、それにしても残念な結果となってしまいました。

そうです。ひとつ、われわれ日本人には朗報があります。サウサンプトン対ブリストル戦で、吉田麻也、李忠成が出場しています。ゲームは2-0でセインツの快勝。15分に、こちらも出場機会が減っているガストン・ラミレスが先制。83分には、昨季は吉田麻也とレギュラーCBコンビだったホーイフェルトがCKから追加点を挙げました。吉田はフル出場、今季公式戦初出場だったチュンソンは73分に交代となっています。もちろん、彼らにはレギュラーポジション奪取を期待しているわけですが、たとえ当面プレミアリーグで出られなくとも、カップ戦で勝ち進めば、また次のラウンドで起用されるチャンスができます。現在、レギュラーのデヤン・ロブレンとフォンテのコンビは失点が少ないので、この日の「2-0完勝＆クリーンシート」という勝ち方もよかったですね。チュンソンがゴールを決めてくれれば、言うことなしでしたが…。

本日、いよいよマンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールが当たります。こちらはライヴで観るつもりですので、またレポートします。（ジャーメイン・デフォー　写真著作者/James Boyes）

キャピタルワンカップ3回戦結果
■9月24日
アストン・ヴィラ 0-4 トットナム 
ウェストハム 3-2 カーディフ 
サウサンプトン 2-0 ブリストル 
サンダーランド 2-0 ピーターボロー
スウィンダン 0-2 チェルシー 
ハル・シティー 1-0 ハダーズフィールド 
バーンリー 2-1 ノッティンガム・フォレスト 
フラム 2-1 エヴァートン 
マンチェスター・シティー 5-0 ウィガン 
レスター 2-1 ダービー 
ワトフォード 2-3 ノーウィッチ