ブックメーカーの本命はマン・ユナイテッドと…FAカップ制覇をめざすスパーズに注目!
プレミアリーグ優勝には届きそうにないマンチェスター・ユナイテッドのサポーターとして、2年ぶりのFAカップ制覇、3年連続のタイトル獲得でシーズンを終えていただきたいと強く願っています。最強マン・シティがいない絶好のチャンス。チェルシーとは今季プレミアリーグで1勝1敗とイーブン。直近1ヵ月半の公式戦を3勝1分5敗と調子を落としているチームでもあり、充分勝機はあるでしょう。よりやっかいなのはトッテナムで、セミファイナルと決勝の舞台は今季の彼らが本拠地としているウェンブリーです。4月下旬なら、しばしば発表よりも早く復帰してきた絶対的エースの負傷が癒える可能性大。本日の試合でスウォンジーが番狂わせを起こさなければ、ブックメーカー「ウィリアム・ヒル」でマン・ユナイテッドと並ぶ3.25倍の本命に推されているスパーズが、17年ぶりのタイトルを手にする可能性は充分にあると思います。
いや、もう少し踏み込んでいいましょう。マンチェスター・ユナイテッドが敗れ去るなら、スパーズに優勝してほしいというのが本音です。マウリシオ・ポチェッティーノ、ハリー・ケイン、デル・アリ、エリクセン、ソン・フンミン、デンベレ、アルデルヴァイレルトといった最高の顔ぶれが揃っている彼らが、もう一度チャンピオンズリーグにチャレンジしている姿が見たいのです。
今までも、何度もそんな思いに捉われてきました。スアレス・アンド・スタリッジを擁するチームのプレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグが見たかった。アレクシス・サンチェス、エジル、カソルラのチ―ムが主力を長期間失うことなく戦い抜いた結果を知りたかった。レスターの奇跡的な11人には、誰ひとり抜けることなく欧州最高峰の大会にトライしてほしかった。プレミアリーグ最多勝のチェルシーが、スペインやドイツの強豪相手に3-4-3でチャレンジするのを見たかった…。多くの場合は、叶わぬ夢として消えてしまう感情ですが、時に最高に近い形で思いが成就することがあります。ジエゴ・コスタやダヴィド・ルイスはいなかったものの、先日のバルサVSチェルシーはテンションが上がりました。現在の力の差を見せつけられた試合ではありましたが、堂々と戦ったウィリアン、マルコス・アロンソ、アザール、カンテに清々しさを感じながらタイムアップの笛を聞くことができました。
今季のスパーズは、ユーヴェと互角に渡り合って惜しくも敗れましたが、借り物のウェンブリーでなければどうだったのかという興味が残っています。新スタジアムで戦う来季、素晴らしいスカッドから代えの利かない戦力が抜けないためにも、タイトルを手に入れたか否かは重要なのではないかと思います。移籍の噂が絶えないハリー・ケイン、エリクセン、デル・アリがどこかでクラブを離れるなら、後世に伝わるタイトルという爪痕を刻んでからにしてほしいという願いもあります。
すみません。いささかエモーショナルな稿となってしまいました。最後に、本日のスワンズ戦に寄せてちょっとした情報をお伝えしましょう。注目選手は、白鳥キラーのエリクセン。スウォンジーと戦った公式戦8試合で、6ゴール5アシストという出色の数字を残しています。そしてもうひとつ、今夜のプレミアリーグとFAカップを存分に堪能したい方に、おすすめルートを紹介します。日本時間21時15分のランチタイムキックオフでスパーズを観た後、ハダースフィールドVSクリスタル・パレスの残留バトルを堪能し、好試合必至のリヴァプールVSワトフォードの余韻冷めやらないままFAカップのマンチェスター・ユナイテッドVSブライトンで日曜朝7時です。…というわけで、そろそろ失礼いたします。プレミアリーグジャンキーのみなさま、よい週末を!
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勝って…
また一歩前進し
喜びを分かち合いましょう
( ´ ▽ ` )ノ