大波乱のモウリーニョVSランパード!マンチェスター・ユナイテッドがホームでPK戦敗退!
ハーフタイムに1-0で勝っていたマンチェスター・ユナイテッドが、オールド・トラフォードでダービー・カウンティに敗れるという大波乱。ジョゼ・モウリーニョとフランク・ランパードの直接対決と注目されていた一戦は、PK戦を制した若き指揮官に軍配が上がりました。ルカク、マルシアル、マタ、エレーラ、マティッチ、リンガードをスタメンに揃えた昨季プレミアリーグ2位チームは、ポグバとデ・ヘアがいなかったものの、ホームで負けていいメンバーではありませんでした。
開始早々に、マルシアルのクロスをルカクがヘッドで叩く決定機を創ったレッド・デヴィルズは、3分にあっさり先制しました。左サイドをマルシアルが突破してグラウンダーを入れると、ルカクがリンガードにヒールで流し、14番はさらに右のマタへ。相手の監督の元チームメイトは、左足のコントロールショットを落ち着いてファーのサイドネットに流し込み、久々の完勝の予感が漂います。6分、左を上がったメイソン・マウントの素晴らしいスルーパスがマン・ユナイテッド守備陣の中央を切り裂き、右から走り込んだベネットがフリーでシュートを放ちますが、飛び出したロメロがビッグセーブ。左からのロングフィードでマタがラインの裏に抜け出したチャンスは、GKカーソンに詰められ追加点はなりません。
13分にCBキーオのトラップミスを奪ったルカクが、フリーの左足シュートをクロスに打っていれば、勝負を決められたのではないでしょうか。ニアにコースはなく、シュートはポストの外。23分にマルシアルがゴールライン際に持ち込み、GKの頭越しにルカクに合わせたシーンは、ぎりぎりで触ったエースがヘディングを落とせずバーを越えてしまいます。ダービーのサイドからのクロスは味方に合わず、マン・ユナイテッドにピンチはありません。前半は1-0。次のゴールが決まれば、強者がカラバオカップ4回戦進出に大きく近づきます。
後半に入り、53分にダービーが決定機をつかみます。右サイドのボーグルがドリブルで中央に進むとマークがずれ、ニュージェントに4人が寄ってしまい、左のハリー・ウィルソンが完全にフリーでした。決まるかと思われた強烈な一撃は、ロメロが左に弾くビッグセーブ。さらに攻めてくるダービーに、マン・ユナイテッドは引いてしまい、59分にはウィルソンの完璧なFKがゴール左隅に突き刺さります。逆に動いたロメロは反応できず。勝負は、これでわからなくなりました。
事件が起こったのは67分。ニュージェントのロングフィードが前線のウィルソンに通ると、ボックスの外に飛び出したロメロがボールを手で弾いてしまい、レフェリーは容赦なく赤いカードを突きつけます。10人になったマン・ユナイテッドはシュートが枠にいかず。85分に勝ち越しゴールを決めたのは、ランパード監督のチームでした。左サイドからのグラウンダーをウィルソンがスルーし、シュートのこぼれ球がメイソン・マウントの前に流れると、左足のシュートを弾いたリー・グラントは、詰めたマリオットのヘッドに触るのが精一杯でした。
このまま終わるかと思われた95分、ディオゴ・ダロトのクロスをフェライニがヘッドで押し込み、2-2。望みをつないだホームチームですが、7人ずつが決めた長いPK戦で最初に外したのは、最後のキッカーとなったフィル・ジョーンズでした。就任初年度にリーグカップ制覇を果たしたモウリーニョ監督は、あっさり大会から姿を消すことになりました。ポール・ポグバに「2度めのキャプテンはない」と通告したと一斉報道された指揮官について、「BBC」のサイモン・ストーン記者は「夏に希望の選手との契約をブロックされたことも考え合わせると、モウリーニョのポジションはほぼ確実に崩壊する」とレポートしています。せめてチームの雰囲気がよければ、「次はがんばろう!」と前向きになれるのですが…。ビッグ6がひとつ消えたカラバオカップ3回戦、2日めの注目はリヴァプールVSチェルシー、トッテナムVSワトフォードです。
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解任
オールド・トラッフォードの要塞感はどんどん無くなっていきますね。がっかりしました。
攻めて若手を起用しててくれればまだ良かったのに
なぜ今季ユナイテッドはこんなにもネガティブな感じがするのでしょうか
フェライニに救われることが何度かありましたが今日は負けてしまいましたね
今のユナイテッドで一番いいCBがスモーリングっていう時点で今季はもう終わってますね。
モウリーニョ解任しろっていう人いっぱいいますけど例え今からジダンを連れてきたってこの守備陣じゃ4位いないなんて入れるわけもないし。
いずれにしろ今季いっぱいはモウリーニョと心中してなんとかCL出場権取れるようにサポートするべきだと思っています。
モウリーニョのサッカーが魅力的じゃないのは確かですが夏の補強で右ウィングとCB取らなかったフロントの責任は大きいと思います。
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前時代的。全てが前時代的です。
CL優勝時のユナイテッドがホントに好きだった自分からすると、
ファギー離脱後の戦略改革の波に乗れず、まさに古豪となってしまった印象です。ミランと同じですね。
ただたちの悪いのは資金力は変わらずすさまじくあり、選手層も悪くはないこと。(DFは確かに酷いですが、、)
まずは前時代の遺産であるヤング、バレンシア、フェライニ、スモーリング、ジョーンズは出しましょう。
彼らがいる限り、、、
モウリーニョ監督の解任は間近と考えています。
さすがに今日のポグバへ直々の批判は笑えません。
ポグバとモウリーニョ監督を天秤にかければ残るべきはポグバでしょう。
彼ひとりに任せるわけにもいきませんが、彼を輝かせる選手は揃っていると感じるだけに指揮官を代えるのは妥当ではないでしょうか。
個人的にはポグバも放出してもらいたいですけどね。
勝てない時期に戦術批判してさらに問題を大きくするような真似はクラブに忠誠を誓ってる選手がやるべきことじゃないと思います。
いくらモウリーニョの戦術が気に入らなくてもね。
モウリーニョが今年で去ったとしても2年後にはポグバは移籍してると思いますよ。
代理人もライオラのままだし。
モウリーニョの根底にあるのは『恐怖政治』なのだと思います。
W杯優勝チームのキャプテンであるシュバインシュタイガーを有無を言わさず塩漬け、放出した顛末を見れば、彼の思想は見えてくるかと。
「これほどの選手でも俺は捨てるんだ! お前ら捨てられたくなければ俺に付いて来いー!!」
その手法が有効なのは2年目まで。
「それ、何か違うだろ?」と選手達に思われ出したら後は崩落するしか無く、結果はご覧の通りです。
4バック1トップの形に固執し過ぎて、もはや他チームに隅々まで対応を練られているのに、やはりまだその形に固執している。
その頭の固さも
「時代遅れの監督」とか言われてしまう要因かと思われます。
モウリーニョ自身が望んでいる長期政権なんて、この恐怖政治の下では夢のまた夢でしか無いように思います。
本当にモウリーニョは無能すぎですよね。
CL三連覇したジダンも空いているのだし、いますぐにでも解任すべき!
キャプテンマークを巻く選手が監督の方針を批判していいんですかね?
ポグバは出ていった方が
ほぼ赤い悪魔?さんと同意見ですね
モウリーニョに責任が無いとは言いませんがあれだけ口を酸っぱくして言っていたCBの補強を行ってあげずに奮起すべき既存のCB陣の個人ミスから幾度となく失点→失点を恐れて攻撃陣にもより守備を強調→得点取れず守備もイマイチの負の連鎖
フロントの責任もモウリーニョと同程度は有りますよ
そしてジダンはモチベーターと勝負師としてはピカイチでしょうが、戦術面が乏しくプレミアでのプレー・指揮経験もなく今の群雄割拠についてこれるかどうか
選手の質にしてもレアルのレギュラーメンバーと同じ活躍が出来そうな選手は今のユナイテッドだとデヘアとポグバぐらい
彼よりもユナイテッドのOBかアンダー世代の監督を据えてじっくりとやった方が良いと思いますね
みなさま>
発見があるご意見が多く、感謝しております。ポグバは、「ホームではもっと攻めないと。われわれは間違いを犯した」といっただけです。戦術に対する不満はあるかもしれませんが、ボス批判にならないよう配慮した物言いだったと思います。ルーニー、ロイ・キーン、ファーディナンドがもっと踏み込んだ発言をしていたのを思い出せば、これをもって「指揮官批判した選手は要らない」とまでいうのは酷でしょう。副キャプテンはく奪などという近視眼的なやり方で、問題を大きくするのではなく、選手としっかり対話すればいいだけではないでしょうか。
すみません、署名を間違えました。先のは筆者本人のコメントです。
メディアがモウリーニョの目の下のくまなど人相の変化まで報じてます。強気な言動の裏でかなり疲れているんでしょう。
過去の成功体験が輝かしいだけに現状が我慢できないのかな。