2024.09.19 FAカップ・リーグカップ2024-25
テン・ハフ就任以来、初めてのゴールラッシュ!マンチェスター・ユナイテッドの7ゴールをチェック!
チャンピオンズリーグ2024-25シーズンが開幕。ウナイ・エメリ率いるアストン・ヴィラはヤングボーイズに0-3で快勝し、アルネ・スロットのリヴァプールは不振のミランを1-3で下しました。火曜日の6試合で、アウェイ勝利はプレミアリーグの2チームのみ。欧州で強いエメリ監督と、カップ戦の優勝経験が豊富な選手が揃うリヴァプールは、いずれも楽しみな存在です。
本日は、マンチェスター・シティVSインテル。いや、その前に、レッズとヴィラが勝ったCLの裏番組で大勝したクラブを紹介させてください。カラバオカップ3回戦で、バーンズリーと戦ったマンチェスター・ユナイテッドは、7-0という爽快なスコアで勝ち上がりました。エリック・テン・ハフが就任してから、5ゴール以上の勝利は、実は初めてです。
スールシャールの下では、5ゴール以上が10回あり、2021年2月のサウサンプトン戦は9-0。これに対してテン・ハフは、4ゴールですら2回しかありません。2022-23シーズンのプレミアリーグのチェルシー戦と、ヨーロッパリーグのレアル・ベティス戦は、いずれも4-1。ちなみにテン・ハフの初戦は2022年のアジアツアーで、リヴァプールに4-0で勝っています。
それから2年2ヵ月経っても、バンコクでのプレシーズンマッチの4点差を超える圧勝はなく、昨夜の爆発はちょっとした事件でした。せっかくですから、7つのゴールシーンをひととおり振り返ってみましょう。先制は16分、ガルナチョのきれいなサイドチェンジを右で受けたラシュフォード。ボックスに入ってロバーツを抜き去った10番は、迷わず左隅に蹴り込みました。
猛攻を続けていたマンチェスター・ユナイテッドは、先制ゴールで勝利を確信したのでしょう。34分にラシュフォードの縦パスを追ってボックス右に出たアントニーが、GKスロニナに倒されると、PKキッカーをそのまま任されました。フェイントを読まれながらも右隅に決めましたが、勝負を決めるような状況なら、ラシュフォードが蹴っていたのではないかと思われます。
3点めは追加タイム2分。カゼミーロから左にまわっていたラシュフォードにパスが通り、3人を強引に抜こうとした10番がカットされると、ゴールに向かって転がったボールをガルナチョがトーキックで押し込みました。コパ・アメリカで蓄積した疲労を考慮され、途中出場が多いガルナチョですが、この試合で38試合連続出場と指揮官の信頼は抜群です。
4点めは後半立ち上がりの49分、鮮やかなカウンター。エリクセンのフィードに反応してハーフラインを越えたガルナチョが独走でゴール前に持ち込み、GKの脇を抜いて右隅に収めました。58分の5点めは、敵陣のボックス手前でミスパスを拾ったガルナチョが起点です。左に流れて縦パスをもらったラシュフォードは、GKのポジションを見てニアに突き刺しました。
残り10分を切ってからの2ゴールは、いずれもブルーノ・フェルナンデスからエリクセンという流れです。途中出場のキャプテンが、ガルナチョの縦パスでボックス左に出たのは81分。ニアに走り込んだエリクセンが、完璧なグラウンダーを右足でプッシュしました。85分の7点めのきっかけは、右サイドでのボール奪取です。
ボックスのコーナーに入ったブルーノがヒールでザークツィーに落とし、すぐにリターンを受けると、後方から上がってきたエリクセンはフリーでした。優しいラストパスがボックスの入り口に入り、右足のダイレクトショットは左隅へ。ガルナチョは2ゴール2アシスト、ラシュフォードとエリクセンは2ゴール1アシストの荒稼ぎでした。
リーグ1(3部相当)で7位のチームに勝っただけといわれれば、「はい。その通りです」と返すしかないのですが、今のマンチェスター・ユナイテッドにとって、ポジティブなムードは必要な要素です。7発で得た好感触を、週末のセルハーストパークに持ち込んでいただければと思います。そろそろ、ホイルンドとルーク・ショーが帰ってきます。われわれもようやく、楽しくなってまいりました。
本日は、マンチェスター・シティVSインテル。いや、その前に、レッズとヴィラが勝ったCLの裏番組で大勝したクラブを紹介させてください。カラバオカップ3回戦で、バーンズリーと戦ったマンチェスター・ユナイテッドは、7-0という爽快なスコアで勝ち上がりました。エリック・テン・ハフが就任してから、5ゴール以上の勝利は、実は初めてです。
スールシャールの下では、5ゴール以上が10回あり、2021年2月のサウサンプトン戦は9-0。これに対してテン・ハフは、4ゴールですら2回しかありません。2022-23シーズンのプレミアリーグのチェルシー戦と、ヨーロッパリーグのレアル・ベティス戦は、いずれも4-1。ちなみにテン・ハフの初戦は2022年のアジアツアーで、リヴァプールに4-0で勝っています。
それから2年2ヵ月経っても、バンコクでのプレシーズンマッチの4点差を超える圧勝はなく、昨夜の爆発はちょっとした事件でした。せっかくですから、7つのゴールシーンをひととおり振り返ってみましょう。先制は16分、ガルナチョのきれいなサイドチェンジを右で受けたラシュフォード。ボックスに入ってロバーツを抜き去った10番は、迷わず左隅に蹴り込みました。
猛攻を続けていたマンチェスター・ユナイテッドは、先制ゴールで勝利を確信したのでしょう。34分にラシュフォードの縦パスを追ってボックス右に出たアントニーが、GKスロニナに倒されると、PKキッカーをそのまま任されました。フェイントを読まれながらも右隅に決めましたが、勝負を決めるような状況なら、ラシュフォードが蹴っていたのではないかと思われます。
3点めは追加タイム2分。カゼミーロから左にまわっていたラシュフォードにパスが通り、3人を強引に抜こうとした10番がカットされると、ゴールに向かって転がったボールをガルナチョがトーキックで押し込みました。コパ・アメリカで蓄積した疲労を考慮され、途中出場が多いガルナチョですが、この試合で38試合連続出場と指揮官の信頼は抜群です。
4点めは後半立ち上がりの49分、鮮やかなカウンター。エリクセンのフィードに反応してハーフラインを越えたガルナチョが独走でゴール前に持ち込み、GKの脇を抜いて右隅に収めました。58分の5点めは、敵陣のボックス手前でミスパスを拾ったガルナチョが起点です。左に流れて縦パスをもらったラシュフォードは、GKのポジションを見てニアに突き刺しました。
残り10分を切ってからの2ゴールは、いずれもブルーノ・フェルナンデスからエリクセンという流れです。途中出場のキャプテンが、ガルナチョの縦パスでボックス左に出たのは81分。ニアに走り込んだエリクセンが、完璧なグラウンダーを右足でプッシュしました。85分の7点めのきっかけは、右サイドでのボール奪取です。
ボックスのコーナーに入ったブルーノがヒールでザークツィーに落とし、すぐにリターンを受けると、後方から上がってきたエリクセンはフリーでした。優しいラストパスがボックスの入り口に入り、右足のダイレクトショットは左隅へ。ガルナチョは2ゴール2アシスト、ラシュフォードとエリクセンは2ゴール1アシストの荒稼ぎでした。
リーグ1(3部相当)で7位のチームに勝っただけといわれれば、「はい。その通りです」と返すしかないのですが、今のマンチェスター・ユナイテッドにとって、ポジティブなムードは必要な要素です。7発で得た好感触を、週末のセルハーストパークに持ち込んでいただければと思います。そろそろ、ホイルンドとルーク・ショーが帰ってきます。われわれもようやく、楽しくなってまいりました。
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