2022.12.23 FAカップ・リーグカップ2022-23FAカップ・リーグカップ
ワールドカップは終わった!デブライネの絶品クロス炸裂で、マン・シティがリヴァプールを撃破!
カタールに赴いたベルギー代表でゴールシーンを生み出せず、グループステージで敗退したプレーメイカーが、鬱憤を晴らすかのようにチャレンジし続けています。カラバオカップ4回戦、マンチェスター・シティVSリヴァプール。ハーフタイムのケヴィン・デブライネのスタッツは、90分を終えた選手のようです。
パス成功率89%、チャンスクリエイト4回。9本のクロスのうち3本を味方に合わせ、ファイナルサードに通したパスは4本。開始10分にラポルトのロングフィードをコール・パルマーが左サイドでキープし、ハーランドの後ろから上がったデブライネがフリーで合わせたチャンスは、左足のボレーがうまく当たりませんでした。
プレミアリーグで既に9アシストの司令塔は、シュートをGKの正面に打った直後に、エースのゴールをお膳立てしました。ギュンドアン、パルマーとの連携で左サイドから上がると、ハーランドへのクロスはパーフェクト。前に入られてしまったジョー・ゴメスは、呆然と立ち尽くしています。
30分過ぎからの2本のラストパスも、素晴らしいのひとことです。36分に右サイドを完全に突破し、ギュンドアンの足元に届く優しいグラウンダー。左足の決定的な一撃は、ケレハーが足でブロックしました。このCKの二次攻撃から、ナタン・アケにピタリと合わせたアーリークロスも見事でしたが、オランダ代表のダイビングヘッドはケレハーが左に弾き出しました。
前半のポゼッションは60%対40%、シュート数は12対4、オンターゲットは5対1。主要スタッツはマンチェスター・シティの勝ちゲームのようですが、スコアは1-1のイーブンです。リヴァプールのゴールは20分。右から上がったマティプが、3人を引き付けて出したミルナーへの斜めのパスが秀逸でした。
ボックスのコーナーで受けた37歳の大ベテランは、無理に打とうとせず、中央で空いていたファビオ・カルヴァーリョにラストパス。右足のワンタッチが、ゴール左に吸い込まれました。プレミアリーグ6位と不振のレッズですが、マン・シティとの直近4試合は2勝2分と負け知らず。セカンドハーフは、長短のカウンターが威力を発揮する展開に持ち込みたいところです。
後半開始直後、いきなり殴り合いが勃発。47分にロドリのロングフィードがボックス右のマフレズに届き、ワントラップからの左足シュートが左隅に決まると、90秒後にリヴァプールの速攻が炸裂します。ロバートソンのパスを自陣左で受けたのは、後半から登場したチェンバレン。迷わず出した縦パスで、ダルウィン・ヌニェスが左から抜け出しました。
ドリブルで上がったストライカーが中央に転がすと、待っていたサラーが軽いタッチで流し込んで2-2。どちらが勝つかわからないゲームは、58分に均衡が崩れました。左からのショートコーナー。クロスを入れたのは、やはりデブライネです。ナット・フィリップスの裏に走り込んだナタン・アケのヘッドに、ケレハーはノーチャンスでした。
レッズが3度めの同点のチャンスをつかんだのは72分。ジョー・ゴメスが縦に滑らせた美しいスルーパスで、ダルウィン・ヌニェスがGKオルテガと1対1。前半の終了間際に、右からの2本のシュートを左に外していたストライカーは、またしてもファーポストの外に蹴ってしまいました。
シュート数18対7、オンターゲット9対2と圧倒したマン・シティが3-2で勝利。フルタイム出場のデブライネは、クロス16本のうち2本をゴールにつなげています。ジョン・ストーンズ、グリーリッシュ、フォーデンのイングランド代表トリオは、後半から足慣らし。負傷者ゼロのチームは、上々のリスタートでプレミアリーグのリーズ戦に向かいます。
レッズサポーターのなかには、負けたことより前半のミルナーの負傷リタイアを気にしている人もいるでしょう。ナビ・ケイタの復帰とチェンバレンの奮闘は収穫でしたが、ルイス・ディアス、ジョッタ、フィルミーノを欠いた前線はサブの選手がおらず、次のラウンドに進出しても喜べる状況ではありません。
ワールドカップは大変盛り上がりましたが、プレミアリーグの強豪同士の激突には、世界大会とは違う趣とおもしろさがあるとあらためて実感しました。ハイテンションのまま、ボクシングデーの再開初戦に向かう所存です。あらためまして、どうぞよろしくお願いいたします。
パス成功率89%、チャンスクリエイト4回。9本のクロスのうち3本を味方に合わせ、ファイナルサードに通したパスは4本。開始10分にラポルトのロングフィードをコール・パルマーが左サイドでキープし、ハーランドの後ろから上がったデブライネがフリーで合わせたチャンスは、左足のボレーがうまく当たりませんでした。
プレミアリーグで既に9アシストの司令塔は、シュートをGKの正面に打った直後に、エースのゴールをお膳立てしました。ギュンドアン、パルマーとの連携で左サイドから上がると、ハーランドへのクロスはパーフェクト。前に入られてしまったジョー・ゴメスは、呆然と立ち尽くしています。
30分過ぎからの2本のラストパスも、素晴らしいのひとことです。36分に右サイドを完全に突破し、ギュンドアンの足元に届く優しいグラウンダー。左足の決定的な一撃は、ケレハーが足でブロックしました。このCKの二次攻撃から、ナタン・アケにピタリと合わせたアーリークロスも見事でしたが、オランダ代表のダイビングヘッドはケレハーが左に弾き出しました。
前半のポゼッションは60%対40%、シュート数は12対4、オンターゲットは5対1。主要スタッツはマンチェスター・シティの勝ちゲームのようですが、スコアは1-1のイーブンです。リヴァプールのゴールは20分。右から上がったマティプが、3人を引き付けて出したミルナーへの斜めのパスが秀逸でした。
ボックスのコーナーで受けた37歳の大ベテランは、無理に打とうとせず、中央で空いていたファビオ・カルヴァーリョにラストパス。右足のワンタッチが、ゴール左に吸い込まれました。プレミアリーグ6位と不振のレッズですが、マン・シティとの直近4試合は2勝2分と負け知らず。セカンドハーフは、長短のカウンターが威力を発揮する展開に持ち込みたいところです。
後半開始直後、いきなり殴り合いが勃発。47分にロドリのロングフィードがボックス右のマフレズに届き、ワントラップからの左足シュートが左隅に決まると、90秒後にリヴァプールの速攻が炸裂します。ロバートソンのパスを自陣左で受けたのは、後半から登場したチェンバレン。迷わず出した縦パスで、ダルウィン・ヌニェスが左から抜け出しました。
ドリブルで上がったストライカーが中央に転がすと、待っていたサラーが軽いタッチで流し込んで2-2。どちらが勝つかわからないゲームは、58分に均衡が崩れました。左からのショートコーナー。クロスを入れたのは、やはりデブライネです。ナット・フィリップスの裏に走り込んだナタン・アケのヘッドに、ケレハーはノーチャンスでした。
レッズが3度めの同点のチャンスをつかんだのは72分。ジョー・ゴメスが縦に滑らせた美しいスルーパスで、ダルウィン・ヌニェスがGKオルテガと1対1。前半の終了間際に、右からの2本のシュートを左に外していたストライカーは、またしてもファーポストの外に蹴ってしまいました。
シュート数18対7、オンターゲット9対2と圧倒したマン・シティが3-2で勝利。フルタイム出場のデブライネは、クロス16本のうち2本をゴールにつなげています。ジョン・ストーンズ、グリーリッシュ、フォーデンのイングランド代表トリオは、後半から足慣らし。負傷者ゼロのチームは、上々のリスタートでプレミアリーグのリーズ戦に向かいます。
レッズサポーターのなかには、負けたことより前半のミルナーの負傷リタイアを気にしている人もいるでしょう。ナビ・ケイタの復帰とチェンバレンの奮闘は収穫でしたが、ルイス・ディアス、ジョッタ、フィルミーノを欠いた前線はサブの選手がおらず、次のラウンドに進出しても喜べる状況ではありません。
ワールドカップは大変盛り上がりましたが、プレミアリーグの強豪同士の激突には、世界大会とは違う趣とおもしろさがあるとあらためて実感しました。ハイテンションのまま、ボクシングデーの再開初戦に向かう所存です。あらためまして、どうぞよろしくお願いいたします。
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