これは残念!4日間のテストを拒否したヴィクトル・バルデス、リヴァプール移籍は破談!?
ヴィクトル・バルデスは、3月に右ひざ前十字じん帯損傷という重傷を負っており、この夏の移籍市場では、ASモナコのメディカルテストで引っかかったと伝えられています。ロジャース監督としては、GKを補強するなら、最近プレイに不安があるシモン・ミニョレとレギュラーポジションを争えるぐらいのレベルとコンディションにある選手を獲りたいところ。バルセロナで数々のタイトル獲得に貢献してきたヴィクトル・バルデス獲得における懸念はシンプルで、「ケガは完全に癒えているのか」「ケガによって能力が落ちたりしていないか」。ロジャース監督は、リヴァプールの練習施設であるメルウッドで4日間のフィットネステストを受けてほしいとオーダーしたようです。しかし、バルデスはこれを拒否。「彼はリヴァプールの対応に不信感を覚えた」と報じられていますが、これがどういうニュアンスなのかまではわかりません。
考えられるのは「テストをされること自体にプライドを傷つけられた」「このテストでアウトになれば、他のクラブ移籍が難しくなるので通常のメディカルチェック以上の対応を嫌った」「リヴァプールが、バルデスとのコミュニケーションを失敗した」「実は理由はテスト以外にある」といったところですが、テスト以外の理由を勘ぐるのはやめておくとして、おそらくはプライドかテストを受けるリスクの問題なのでしょう。とはいえ、ロジャース監督もこればかりは譲れないですよね。アーセナルやマンチェスター・ユナイテッド同様、大量のケガ人を抱えているリヴァプールは、若い選手ならまだしも、即戦力のビッグネーム獲得において「調べればわかること」で失敗する余裕はありません。話が条件面でのギャップであれば、双方歩み寄りの余地もあるのでしょうが、テストを受ける・受けないで平行線、しかも選手の側が感情を害してしまったとなれば、話はそこでジ・エンドです。
リヴァプールの肩を持つ表現をすれば、「テストを拒否してくるような怪しい案件には、手を出さなくて正解」ということになりますが、実際のところはどうなのでしょう。ヴィクトル・バルデスと代理人のカルバハル氏は、バルセロナではシャビやイニエスタを超える年俸を要求したこともあり、今春は、クラブと合意する前に一方的に退団発表を実施。モナコ破談の際には「契約は有効だ」と主張するなど、しばしばクラブとひと悶着起こしており、今回もテスト以外に彼らの高いプライドを刺激する何かがあったのかもしれません。何にしろ、デリケートで取扱い注意な選手なのは間違いなさそうで、早いタイミングでそれがわかってよかったのかもしれません。呑気な野次馬的プレミアリーグファンとしては、アンフィールドでプレイを観たかったな、という気持ちはにわかに捨てきれませんが…。気を取り直して、リヴァプールの次なる打ち手に注目することとしましょう。まずは、スタリッジ復帰後のトップの配置をどうするのか、ですね。1か2か、2なら縦か横か!
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残念ですね。期待しておりましたが、紐解いてみると色々とありそうな気配ですね。
ここは気持ちを切りかえて前に進み
1月の移籍マーケットで動きがあるかもしれませんね。
金銭的な問題が難航しているという報道もありますから、ちょっと結果がどうなるかはわかりませんが。
それよりも少しネガティブな論争がスターリングを中心に起こっているのでかな〜りめんどくさいことになりそうです笑
Mackiさん>
私も期待していたのですが、本人がリヴァプールでやりたい、プレミアリーグでプレイしたいと思っていないなら、無理にいかないほうがいいでしょうね。
リバサポさん>
移籍話の件ですか?