イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ヘンド、ジニ、ジェームズ、ロボ…満身創痍のリヴァプール、ウェストハム戦のCBは!?

「私がいえるのは、手術が終わり、成功したということ。とてもいいことだね。そしてあなたが得られる最高のニュースは、手術後のこのタイミングはいつでも不快だということだ。負傷した経験がある者は、みんな知っている」「すべては個人的なことであり、それぞれが必要とするものがあるけど、彼のために何でもやる。今までも、そうしてきた。今回も100%やりきる」(ユルゲン・クロップ)

ヴィルジル・ファン・ダイクの手術がうまくいったそうです。ほっとしました。プレミアリーグ5節のマージーサイドダービーで、ジョーダン・ピックフォードのチャージを受けて前十字靭帯損傷という重傷を負ったCBが、シーズンの大半を失うのは間違いありません。これから、苦しいリハビリが始まりますが、焦らずしっかり治していただければと思います。「彼はケガを早く治せる人物で、痛みにも強い。これまでのフィットネスが回復に役立つと明言できるね。はっきりいおう。100%だ」。クロップ監督は、時期は未定としながらも、プレミアリーグ屈指のCBの早期復帰を信じているようです。

さて、アンタッチャブルな守備の要を失ったリヴァプールですが、32試合を残している長いシーズンを、どんな戦い方で乗り切ろうとしているのでしょうか。「インターナショナルマッチウィークの後に戻ってくるだろう。時期はわからないけど。些細なことだ。何年もいなくなるわけではない」。ミッティラン戦の前半にハムストリングを痛めたファビーニョは、少なくとも3試合は欠場となります。苦しい状況ではありますが、クロップ監督は新たな戦い方を試す機会と捉え、巨大な穴を埋める選手を検討していると語っています。

「楽しむというのは適切な言葉ではないかもしれないけど、ずっと前から人生はチャレンジだと認識している。100%、チャレンジだ。われわれの問題は、解決策を見出すだけだ。ソリューション、興奮するね。本当だよ。状況を見ながらチャレンジし、機会を見出す。それこそが真実だ」

「今、決断を下さなければならない。ヘンド、ジニ、ジェームズといったオプションもある。あるいはロボもCBとしてプレイできる。彼らは全員、マスチェラーノよりも小さくない。彼は、そのポジションでかなりうまくやっていたじゃないか」

本日のウェストハム戦は、どんな布陣で戦うのでしょうか。ジョエル・マティプが元気なら、考えなければならないことは減るのですが、未だコンディションが戻っておらず、チャンピオンズリーグのアタランタ戦に間に合うかどうか。リシャルリソンのタックルを受けて負傷したチアゴ・アルカンタラも、回復途上のようです。

ミッティラン戦でジョー・ゴメスとコンビを組んだ19歳のリース・ウィリアムズにプレミアリーグデビューをさせるのか。中盤からひとり下げるのか。ビリー・クメティオやナサニエル・フィリップスにチャンスはあるのか。チェンバレン、チアゴ、ナビ・ケイタを欠く中盤も頭数が足りず、どこをどう動かしても懸念は消えません。

ジョー・ゴメスの相棒を決めろといわれれば、ビッグゲームの経験値を評価してワイナルドゥム。ヘンダーソンにはアーノルドのサポートを任せつつ、攻撃の起点として機能してもらうのがいいでしょう。中盤の底にミルナーを配し、左のインサイドはミッティラン戦でアーノルドのアシストを生んだシェルダン・シャキリでいかがでしょうか。ポゼッションを取って攻撃的に戦い、セーフティーリードを築いた後なら、若いCBを試してもいいのではないかと思います。ハマーズ戦のキックオフは、日本時間では11月1日2時30分。クロップ監督の戦術選択に注目しましょう。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す