2021.08.11 リヴァプールの話題
全ゴールに絡んだオサスナ戦のパフォーマンスを地元メディアが絶賛…ガンバレ、ミナミノ!
「ボールを奪い返して、できるだけ早く前に出して、ランを引き出すフォーメーションはよかった。ライン間におけるボビーの動きも秀逸だったけど、カイデとタキのスピード感はとても素晴らしかった。中盤のプレイもよかったね。オックスは明らかに燃えていた。ファブ(ファビーニョ)も周囲の選手たちとともにコントロールできていた」
「今のボビーとオックスレイドのカウンタープレスは特によかった。本来あるべき姿を見せてくれた。最終ラインもよく機能し、よく守った。そして、われわれのゴールは素晴らしかった。イブー(コナテ)のタキへのスーパーパスで、もっと早くゴールできたはずだ。彼は決められなかったけど、次のチャンスでは見事にやってくれた。本当に何の不満もない」(リヴァプールの公式サイトより)
ユルゲン・クロップ監督は、3-1で勝ったオサスナ戦のパフォーマンスに満足しているようです。プレミアリーグの開幕を前にして、悩みどころがあるとすれば、靭帯損傷で9月まで欠場となったロバートソンの代役となるツィミカスの動かし方と、ノリッジとの緒戦におけるフロントスリーのチョイスでしょう。
サラー、マネ、フィルミーノが全員元気なら迷わないポジションですが、オサスナ戦で全ゴールに絡んだタキ・ミナミノのパフォーマンスを見て、抜擢を考えない監督はいないはずです。最初のチャンスは13分、イブラヒマ・コナテが後方から出した完璧なロングフィード。左からラインの裏に出た南野拓実は、GKファン・ペレスと1対1になりますが、ファーを狙ったフィニッシュを左足で止められてしまいました。
頭を抱えたアタッカーは、1分後に同じ形でチャンスを手に入れました。ファビーニョのロングフィードを右足のヒールでコントロールし、ボックスに侵入すると、今度はヘスス・アレソが追いついてきます。左足で迷わず放った強引な一撃は、ヘスス・アレソの足に当たってGKの頭上を越え、ゴールイン。好調の日本代表は、21分にもゴールに絡むプレイを披露しました。
左サイドでキープしたツィミカスからパスを受けた南野が、美しいワンツーでSBを走らせると、ダイレクトで出した低いクロスにフィルミーノが走り込みました。右足のボレーがネットに突き刺さり、2-0。左サイドの南野とツィミカス、強烈なミドルを放ったチェンバレンの動きのよさが目を引きます。
3点めも左サイド、美しいカウンター。ウッドバーンのスルーパスで抜け出した南野には、中央で空いているフィルミーノが見えていました。左足のクロスはぴったり。胸トラップで足元に落とした9番の仕事は、左足でゴールに流し込むだけでした。「リヴァプール・エコー」のイアン・ドイル記者は、全ゴールに絡むパフォーマンスを手離しで称賛しています。
「南野拓実がリヴァプールのプレシーズンにおけるサクセスストーリーのひとつになると予想した人は、ほとんどいなかっただろう。日本代表がチームに残り、先月のトレーニングキャンプに参加しだけでもサプライズだった。そりゃ、そうだろう。2021年1月にアンフィールドに来て以来、安定的に活躍できず、昨季の後半にはサウサンプトンにローン移籍。すぐにでも新しい場所に行く可能性があったのだ」
「ところが、ここ数週間は、このFWが再び話題の中心になっている。ヘルタ・ベルリン、ボローニャ戦のゴールに続き、オサスナ戦でも1点めをゲット。3試合連続ゴールを達成している(筆者註・オサスナ戦の記録はオウンゴール)。その前にも素晴らしいファーストタッチを2回見せつけ、GKファン・ペレスの的確なストップによってゴールを阻まれたシーンもあった」
「南野はフロントスリーのどこでもこなすが、最も印象的なのは左サイドでのプレイだ。問題は、このポジションがサディオ・マネやディオゴ・ジョッタのお気に入りであること。とはいえ南野は、アンフィールドで自らの居場所を確保するという意欲を見せている」
プレミアリーグ最強の3トップ+ジョッタに割って入るのは大変ですが、「リヴァプールに必要な存在だった」と地元メディアの記者たちにいわせる1年を過ごしていただければと思います。クロップ監督は、ノリッジ戦をどんな布陣で戦おうとしているのでしょうか。ガンバレ、ミナミノ!次の目標は、開幕節の結果を伝えるメディアの見出しを飾る4戦連発です。
「今のボビーとオックスレイドのカウンタープレスは特によかった。本来あるべき姿を見せてくれた。最終ラインもよく機能し、よく守った。そして、われわれのゴールは素晴らしかった。イブー(コナテ)のタキへのスーパーパスで、もっと早くゴールできたはずだ。彼は決められなかったけど、次のチャンスでは見事にやってくれた。本当に何の不満もない」(リヴァプールの公式サイトより)
ユルゲン・クロップ監督は、3-1で勝ったオサスナ戦のパフォーマンスに満足しているようです。プレミアリーグの開幕を前にして、悩みどころがあるとすれば、靭帯損傷で9月まで欠場となったロバートソンの代役となるツィミカスの動かし方と、ノリッジとの緒戦におけるフロントスリーのチョイスでしょう。
サラー、マネ、フィルミーノが全員元気なら迷わないポジションですが、オサスナ戦で全ゴールに絡んだタキ・ミナミノのパフォーマンスを見て、抜擢を考えない監督はいないはずです。最初のチャンスは13分、イブラヒマ・コナテが後方から出した完璧なロングフィード。左からラインの裏に出た南野拓実は、GKファン・ペレスと1対1になりますが、ファーを狙ったフィニッシュを左足で止められてしまいました。
頭を抱えたアタッカーは、1分後に同じ形でチャンスを手に入れました。ファビーニョのロングフィードを右足のヒールでコントロールし、ボックスに侵入すると、今度はヘスス・アレソが追いついてきます。左足で迷わず放った強引な一撃は、ヘスス・アレソの足に当たってGKの頭上を越え、ゴールイン。好調の日本代表は、21分にもゴールに絡むプレイを披露しました。
左サイドでキープしたツィミカスからパスを受けた南野が、美しいワンツーでSBを走らせると、ダイレクトで出した低いクロスにフィルミーノが走り込みました。右足のボレーがネットに突き刺さり、2-0。左サイドの南野とツィミカス、強烈なミドルを放ったチェンバレンの動きのよさが目を引きます。
3点めも左サイド、美しいカウンター。ウッドバーンのスルーパスで抜け出した南野には、中央で空いているフィルミーノが見えていました。左足のクロスはぴったり。胸トラップで足元に落とした9番の仕事は、左足でゴールに流し込むだけでした。「リヴァプール・エコー」のイアン・ドイル記者は、全ゴールに絡むパフォーマンスを手離しで称賛しています。
「南野拓実がリヴァプールのプレシーズンにおけるサクセスストーリーのひとつになると予想した人は、ほとんどいなかっただろう。日本代表がチームに残り、先月のトレーニングキャンプに参加しだけでもサプライズだった。そりゃ、そうだろう。2021年1月にアンフィールドに来て以来、安定的に活躍できず、昨季の後半にはサウサンプトンにローン移籍。すぐにでも新しい場所に行く可能性があったのだ」
「ところが、ここ数週間は、このFWが再び話題の中心になっている。ヘルタ・ベルリン、ボローニャ戦のゴールに続き、オサスナ戦でも1点めをゲット。3試合連続ゴールを達成している(筆者註・オサスナ戦の記録はオウンゴール)。その前にも素晴らしいファーストタッチを2回見せつけ、GKファン・ペレスの的確なストップによってゴールを阻まれたシーンもあった」
「南野はフロントスリーのどこでもこなすが、最も印象的なのは左サイドでのプレイだ。問題は、このポジションがサディオ・マネやディオゴ・ジョッタのお気に入りであること。とはいえ南野は、アンフィールドで自らの居場所を確保するという意欲を見せている」
プレミアリーグ最強の3トップ+ジョッタに割って入るのは大変ですが、「リヴァプールに必要な存在だった」と地元メディアの記者たちにいわせる1年を過ごしていただければと思います。クロップ監督は、ノリッジ戦をどんな布陣で戦おうとしているのでしょうか。ガンバレ、ミナミノ!次の目標は、開幕節の結果を伝えるメディアの見出しを飾る4戦連発です。
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