イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

3000万ポンドはさすがに…アーセナルのラムズデール獲得報道は「決着に向かう」「平行線」が混在!

「アーロン・ラムズデールは、GKにおいてはアーセナルのNo.1ターゲットであり続けている。彼らがシェフィールド・ユナイテッドとの交渉を続けていることを認識しているが、両者の評価にはまだギャップがある。アーセナルは、ディールが成立することを望んでいる。もしラムズデールが加入すれば、アレックス・ルナルソンは退団となるだろう」

ヌーノ・タヴァレス、アルベール・サンビ・ロコンガ、ベン・ホワイトに続く4人めの新戦力獲得は、移籍金を巡る交渉が難航しているようです。冒頭のレポートを配信したのは「スカイスポーツ」のダルメシュ・シェス記者。アーロン・ラムズデール獲得をめざすアーセナルは、2回のオファーを断られた後、1800万ポンドにアドオンが付く2500万ポンド(約38億3000万円)を提示したと報じられていますが、シェフィールド・ユナイテッドの希望額には届いていないようです。

プレミアリーグから降格したばかりのクラブは、当初4000万ポンド(約61億円)を主張していました。アーセナルからのオファーを受け、3000万ポンドまで下がったという報道もありましたが、それでも500万ポンドのギャップが存在する状況です。

そんななかで、カラバオカップ1回戦のカーライル・ユナイテッドとのホームゲームで23歳のGKはベンチからも外れました。「アーセナル移籍に傾いている証拠」と見る向きと、「もともとカップ戦からは外れる予定」という指摘がぶつかっており、現地メディアの記事のテンションはさまざまです。

2020-21シーズンのプレミアリーグにおけるラムズデールは、セーブ率70.7%で10位という微妙なポジションに終わっており、69.2%で15位のベルント・レノとさほど差はありません。ガナーズがGKの獲得を急いでいるのは、ベルント・レノの判断ミスの増加を不安に感じているだけでなく、彼が移籍に対してオープンな姿勢を崩さないからでもあるでしょう。

2023年までの契約となっている守護神は、「将来は何があるかわからない。新しい冒険があるかもしれない」と語っており、新たな契約を結ぶテーブルにつく気配はないようです。アーロン・ラムズデールは優秀なGKですが、このご時世に3000万ポンドは高く感じられます。

2018年の夏に、レノを引き入れた際の移籍金は2200万ポンド。シェフィールド・ユナイテッドの強気の姿勢が変わらなければ、2000万ポンドでOKといわれているWBAのサム・ジョンストンにスイッチするという噂もあります。新守護神獲得をめざすディールの決着は、プレミアリーグが開幕した後になるかもしれません。エドゥTDと経営ボードのジャッジに注目しましょう。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す