2021.10.01 リヴァプールの話題
9月は6戦連続3発以上!無敗で快走するリヴァプールのスタッツを徹底チェック!
チェルシーは連敗、マンチェスター・ユナイテッドは停滞、マンチェスター・シティは不安定(と韻を踏んでみました)。プレミアリーグの優勝候補たちがそれぞれ課題を抱えているなかで、リヴァプールは唯一無敗で快走しています。公式戦7勝2分、プレミアリーグ4勝2分。9月に入ってからは攻撃陣が好調で、公式戦6試合連続3ゴール以上という記録を継続中です。
彼らがゴールを量産し続けられるのは、なぜでしょうか。さっそく攻撃に関するスタッツをチェックしてみましょう。9試合トータル26ゴールの内訳をみると、エースのサラーが8戦8発と絶好調で、マネは4ゴール、ジョッタとフィルミーノが3ゴール。前線の4人を完全休養させたカラバオカップのノリッジ戦は、南野拓実の2発とオリギのゴールで快勝しています。
中盤から後ろで決めているのは、カーティス・ジョーンズ、ナビ・ケイタ、ファビーニョ、ヘンダーソン。アーノルドのシュートがフィカヨ・トモリにヒットしたミラン戦のオウンゴールを足しても、5ゴールしかありません。MFのフィニッシュが少ないのは相変わらずですが、前線が1試合平均で2.3ゴールを叩き出しているチームに、注文を付けるのは酷でしょう。
ゴールの大半はフロントスリーですが、アシストのほうはきれいに分散しています。プレミアリーグは8人、CLとカラバオカップは5人で計13人。複数アシストは、プレミアリーグがアーノルドとサラーが2本、欧州と国内カップはカーティス・ジョーンズとオリギが2本と完全に棲み分けが成立しています。ラストパスは多様で、ゴールを決めるのは4人のスペシャリスト。対峙する守備陣は、点取り屋3枚を常に視界に入れておかなければならず、相当やっかいなチームです。
さて、ここからはプレミアリーグの6試合に絞って、ゴールに関するデータをピックアップしていきます。シュート141本、オンターゲット49本、クロス176本、スルーパス34本、セットピースから5発はいずれもリーグNo.1。攻撃のギアをTOPに入れる役割を担っているのは、22歳にしてリーグ最高のSBといわれるトレント・アレクサンダー=アーノルドです。
キーパス21本、クロス成功17本、ビッグチャンスクリエイト4回はリーグTOP。スルーパス6本は、ブルーノ・フェルナンデス、ジョアン・カンセロ、サディオ・マネに次ぐ4位です。左サイドは、ロバートソンの出遅れで生じた穴をツィミカスが見事に埋めています。キーパスは9本ずつで18本、クロス成功はスコットランド人が5本で、ギリシャ人は11本。左右のバランスは取れており、どちらかを抑えればOKという防ぎ方を許しません。
レッズのゴールへのアプローチをまとめると、こうなります。長短のボールを左右に配球するのは、ファン・ダイク、ファビーニョ、ヘンダーソン。ウインガー&インサイドMFと連携したSBがボックス脇を突破し、中央にクロスを入れると、偽9番と逆サイドのゴールゲッターが決めにいきます。
フロントスリーは流動的で、左右にいるサラーとマネは、チャンスメーカーとフィニッシャーという2つの役割を悠々とこなしています。中盤はどこからでもラストパスを供給できるので、サイドを締められても、縦パスで前線を動かす直線的な中央突破でチャンスを創ることができます。
日曜日は、いよいよマン・シティとのシックスポインター。ゴール量産か沈黙かという極端なチームになりつつあるライバルは、レッズの快進撃を止めることができるでしょうか。予想は…3ゴール以上の記録継続を願い、3-1でクロップとしたいと思います。アーノルドが欠場となれば、右サイドはミルナーでしょうか。サラー、グリーリッシュ、ジョアン・カンセロがぶつかるサイドをどちらが制するかが、勝負の分かれ目となりそうです。
彼らがゴールを量産し続けられるのは、なぜでしょうか。さっそく攻撃に関するスタッツをチェックしてみましょう。9試合トータル26ゴールの内訳をみると、エースのサラーが8戦8発と絶好調で、マネは4ゴール、ジョッタとフィルミーノが3ゴール。前線の4人を完全休養させたカラバオカップのノリッジ戦は、南野拓実の2発とオリギのゴールで快勝しています。
中盤から後ろで決めているのは、カーティス・ジョーンズ、ナビ・ケイタ、ファビーニョ、ヘンダーソン。アーノルドのシュートがフィカヨ・トモリにヒットしたミラン戦のオウンゴールを足しても、5ゴールしかありません。MFのフィニッシュが少ないのは相変わらずですが、前線が1試合平均で2.3ゴールを叩き出しているチームに、注文を付けるのは酷でしょう。
ゴールの大半はフロントスリーですが、アシストのほうはきれいに分散しています。プレミアリーグは8人、CLとカラバオカップは5人で計13人。複数アシストは、プレミアリーグがアーノルドとサラーが2本、欧州と国内カップはカーティス・ジョーンズとオリギが2本と完全に棲み分けが成立しています。ラストパスは多様で、ゴールを決めるのは4人のスペシャリスト。対峙する守備陣は、点取り屋3枚を常に視界に入れておかなければならず、相当やっかいなチームです。
さて、ここからはプレミアリーグの6試合に絞って、ゴールに関するデータをピックアップしていきます。シュート141本、オンターゲット49本、クロス176本、スルーパス34本、セットピースから5発はいずれもリーグNo.1。攻撃のギアをTOPに入れる役割を担っているのは、22歳にしてリーグ最高のSBといわれるトレント・アレクサンダー=アーノルドです。
キーパス21本、クロス成功17本、ビッグチャンスクリエイト4回はリーグTOP。スルーパス6本は、ブルーノ・フェルナンデス、ジョアン・カンセロ、サディオ・マネに次ぐ4位です。左サイドは、ロバートソンの出遅れで生じた穴をツィミカスが見事に埋めています。キーパスは9本ずつで18本、クロス成功はスコットランド人が5本で、ギリシャ人は11本。左右のバランスは取れており、どちらかを抑えればOKという防ぎ方を許しません。
レッズのゴールへのアプローチをまとめると、こうなります。長短のボールを左右に配球するのは、ファン・ダイク、ファビーニョ、ヘンダーソン。ウインガー&インサイドMFと連携したSBがボックス脇を突破し、中央にクロスを入れると、偽9番と逆サイドのゴールゲッターが決めにいきます。
フロントスリーは流動的で、左右にいるサラーとマネは、チャンスメーカーとフィニッシャーという2つの役割を悠々とこなしています。中盤はどこからでもラストパスを供給できるので、サイドを締められても、縦パスで前線を動かす直線的な中央突破でチャンスを創ることができます。
日曜日は、いよいよマン・シティとのシックスポインター。ゴール量産か沈黙かという極端なチームになりつつあるライバルは、レッズの快進撃を止めることができるでしょうか。予想は…3ゴール以上の記録継続を願い、3-1でクロップとしたいと思います。アーノルドが欠場となれば、右サイドはミルナーでしょうか。サラー、グリーリッシュ、ジョアン・カンセロがぶつかるサイドをどちらが制するかが、勝負の分かれ目となりそうです。
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