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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

「スーパーゲームだった」クロップ監督も現地記者も遠藤航のパフォーマンスに興奮!

プレミアリーグは5勝1分でマン・シティに次ぐ2位。復活の予感漂うリヴァプールは公式戦7連勝で、5戦連続3ゴールとトップクラスの攻撃力を誇示しています。モー・サラーは7戦4発4ゴール。出場したすべてのゲームでゴールかアシストを記録しているエースは、若い選手たちに決めさせるラストパスが冴えわたっています。

快進撃の理由を語るなら、ニューカッスル戦とウェストハム戦で決勝ゴールのダルウィン・ヌニェスや、攻撃的なMFとしてリーグTOPとなる390本のパスを供給するショボスライも外せません。ブライトンから加わったマック・アリスターも、ホールディングMFという役割にフィットし始めており、開幕当初よりもゲームをコントロールできるようになっています。

ファビーニョ、ヘンダーソン、チェンバレン、ミルナーが去り、チアゴ・アルカンタラとバイチェティッチが出遅れるというピンチに見舞われたチームは、新戦力の早期のフィットによって2年前の強さを取り戻しつつあります。ニューフェイスといえば、カラバオカップで素晴らしいパフォーマンスを見せた遠藤航も、主軸として活躍してくれそうです。

「マック・アリスターはこれまでよくやってくれたが、彼は本来は6番ではない。今後の数週間で遠藤を目いっぱいスピードアップさせられれば、ワールドカップウィナーはより高いポジションでプレイできるようになるだろう」

3-1で勝ったレスター戦の遠藤航を絶賛しているのは、「アスレティック」のジェームズ・ピアス記者です。「Wataru Endo’s best Liverpool display yet shows he is adapting to different demands(遠藤航のリヴァプールでのベストプレーは、これまでと異なる要求に適応していることを示している)」と題したレポートは、本人と指揮官のコメントを引用しながら、苦しかった序盤戦とミッドウィークの輝きを振り返っています。

「システムは違うし、ゲームはより速い。僕のポジションは以前より少し高くなった。監督は僕にDFの前にいることだけを望んでいない。より高い位置で、常にボールを奪おうとしなければならない」

「ここではすべての試合に勝たなければならないけど、プレッシャーを感じることはない。僕は控えめだけど、彼らが信頼してくれているからここにいるというメンタリティを持っている。エキサイティングだね。これこそが僕の夢。楽しんでいるよ。チームはこれまで素晴らしい結果を残してきた」(遠藤航)

「ワタルを見てくれ。彼がいかにゲームに溶け込んだか。後半にどれほどボールを支配したか。いかにボールを奪い、パスを出していたか。彼は幾度となくボールをラインに通していた。スーパーゲームだった」(ユルゲン・クロップ)

52本のパスのうち47本を通し、成功率は90%。5本のロングフィードはすべて味方に通り、ボール奪取13回はチームTOPです。インターセプトは4回、空中戦は4戦3勝。ボールをさらった後の適切なジャッジで、ガクポの同点ゴールの起点となり、ショボスライの逆転ゴールをアシストしました。

1億1000万ポンドを用意しても獲れなかったモイセス・カイセドの代役として、1600万ポンドで加わったベテランMFは、プレミアリーグのパワーとスピードに慣れれば真価を発揮するはずと期待されています。レッズの中盤のど真ん中でゲームをコントロールし、ビッグタイトルを獲得する姿を見たら、言葉を失ってしまいそうです。週末のトッテナム戦のアンカーは、マック・アリスターか、それとも…?


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