イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

クリケット競技場に95,000人!リヴァプール、メルボルンで完勝

メルボルンにあるクリケット競技場には、オーストラリア人を中心としたサポーターが95,000人も集結し、アンフィールドじゃないのに「You’ll Never Walk Alone」の合唱が起こるなど、世界じゅうに熱狂的なファンがいることをまたもや証明したリヴァプール。当地の最強チーム、メルボルン・ヴィクトリーとのゲームは、調整としても勝負としても大満足の2-0。ルイス・アルベルトやアイビー、ケリーなど、来季のプレミアリーグで活躍してほしい新加入選手や若手、ケガから復帰の選手をひととおり試運転させることができたうえに、得点シーンは真打ち揃い踏みです。

押しつ押されつだったゲームに、どちらが強いのかを見せつけたのはリヴァプールのほうでした。31分に、ジョー・アレンの絶妙なグラウンダーのパスを決めたのはスティーブン・ジェラード。ゴール前に走り込んだ彼についてくるDFはおらず、フリーの状態でGKのポジションとコースを確認すると、右隅に簡単に流し込みました。このゲームは、72分に10人を代えるという親善試合ならではのオペレーションがなされたのですが、ここでピッチに立ったイアゴ・アスパスとスアレスが2点めの立役者です。90分、スルーパスに抜け出したイアゴ・アスパスのシュートからCKを獲得したリヴァプールのキッカーはダウニング。19番が左足でニアサイドにいたスアレスにショートコーナーをフィードすると、エースはいとも簡単についていたDFをかわし、ゴール正面に走り込んだノーマークのイアゴ・アスパスにグラウンダーを通して決めさせました。

コウチーニョ、コロ・トゥレ、スタリッジがいないという懸念材料がありながらも、プレミアリーグでのジャンプアップに向けて、確実に仕上がってきている印象です。ウィズダムやアイビー(と読むそうですね)など、若手の出場機会が増えそうなのも好材料です。また、何だかんだありながらも、やはりルイス・スアレスは凄いです。ロジャース監督が、61億円というアーセナルのオファーを「安すぎる。カバーニ(83億円)と同等じゃないと検討すらしない」と強気に語っていますが、やはりプレイを観てしまうと、余計なことはいわずに残留させるべし、と思ってしまいます。まだまだ波乱含みではありますが、ここから大きな戦力ダウンがなければ、昨季のプレミアリーグ4強の一角崩しは充分可能だと思います。

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