クリケット競技場に95,000人!リヴァプール、メルボルンで完勝
押しつ押されつだったゲームに、どちらが強いのかを見せつけたのはリヴァプールのほうでした。31分に、ジョー・アレンの絶妙なグラウンダーのパスを決めたのはスティーブン・ジェラード。ゴール前に走り込んだ彼についてくるDFはおらず、フリーの状態でGKのポジションとコースを確認すると、右隅に簡単に流し込みました。このゲームは、72分に10人を代えるという親善試合ならではのオペレーションがなされたのですが、ここでピッチに立ったイアゴ・アスパスとスアレスが2点めの立役者です。90分、スルーパスに抜け出したイアゴ・アスパスのシュートからCKを獲得したリヴァプールのキッカーはダウニング。19番が左足でニアサイドにいたスアレスにショートコーナーをフィードすると、エースはいとも簡単についていたDFをかわし、ゴール正面に走り込んだノーマークのイアゴ・アスパスにグラウンダーを通して決めさせました。
コウチーニョ、コロ・トゥレ、スタリッジがいないという懸念材料がありながらも、プレミアリーグでのジャンプアップに向けて、確実に仕上がってきている印象です。ウィズダムやアイビー(と読むそうですね)など、若手の出場機会が増えそうなのも好材料です。また、何だかんだありながらも、やはりルイス・スアレスは凄いです。ロジャース監督が、61億円というアーセナルのオファーを「安すぎる。カバーニ(83億円)と同等じゃないと検討すらしない」と強気に語っていますが、やはりプレイを観てしまうと、余計なことはいわずに残留させるべし、と思ってしまいます。まだまだ波乱含みではありますが、ここから大きな戦力ダウンがなければ、昨季のプレミアリーグ4強の一角崩しは充分可能だと思います。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
コメントを残す