2026.05.09 リヴァプールの話題
サラーとファン・ダイクがリヴァプールに提言!スロット監督が補強すべきポジションとタイプは?
「この状況は到底許容できない。プレミアリーグのディフェンディングチャンピオンなのに、あまりにも多くの敗北を喫してきた。決して受け入れてはならないことだ。ワールドカップから戻ってきたら、この問題について話し合うつもりだ。来シーズンに向けて、舞台裏でやるべきことが山ほどある」(ヴィルジル・ファン・ダイク)
2人のベテランの指摘に意見を求められたスロット監督は、明らかに不快感を示しながら「彼らがいわんとしていることには同意するけど、今のチームに問題はない」と返しました。メディアに本音を悟られたくなかったのか、チームのコンディションは悪くないと信じているのかはわかりませんが、後者であれば聞きたくなります。「数年後、リーダー不在で戦えますか?」と。
リヴァプールは今、過渡期に入っていると考えたほうがいいでしょう。28歳以上の8人は、全員2年以内にいなくなりそうです。黄金時代の中心人物だったモー・サラーとアンディ・ロバートソンがシーズンの終わりとともにチームを去り、ジョー・ゴメス、フェデリコ・キエーザ、遠藤航は主力として働ける場を探すと見られています。
アリソンとの契約は2027年までですが、ユヴェントスが獲得を目論んでいると報じられており、イタリア人ジャーナリストのニコロ・スキーラ氏は「2029年までの3年契約、年俸500万ユーロで個人合意に達した」といっています。セリエAのクラブは、リヴァプールが納得する移籍金と高額のサラリーを支払えるのでしょうか。疑問はあれど、移籍は絶対ないとはいえない状況です。
34歳のファン・ダイクは、3年後も最終ラインの軸とは思えず、第3GKのウッドマンの未来も不透明です。来年の夏までに彼らがいなくなる可能性を考えれば、今のうちから手を打つべきでしょう。しかし、来季の補強について問われた指揮官は、「退団する選手がいるので、多少の新戦力獲得は避けられないが、昨年の夏のようなドラスティックな補強はない」と明言しています。
そうはいっても、ロバートソンの後釜はケルケズと同等のクオリティが求められ、フリンポンのみとなる右サイドのアタッカーは即戦力が必要です。右のフルバックも、カーティス・ジョーンズやショボスライを宛てがう急場しのぎを続けるわけにはいきません。さらに気になるのはガクポとマック・アリスターの27歳コンビで、今のままなら取捨選択の対象でしょう。
マンチェスター・ユナイテッド戦のマック・アリスターは、3失点すべてに関与してしまいました。マテウス・クーニャの左足のボレーをよけるようにして背中に当て、メイヌーにカットされたパスミスがシェシュコのゴールにつながり、最後はクリアミスが走り込んだメイヌーの足元へ。勇敢さと冷静さがあれば、マテウス・クーニャとメイヌーには決められなかったはずです。
2025-26シーズンのリヴァプールが不振に陥った理由のひとつは、10番のパフォーマンスが落ちてしまったことです。優勝したシーズンと比較すると、プログレッシブパスとルーズボールのリカバリーが激減しており、1試合あたりのプレッシングは44.8回から38.1回、デュエルの勝利は5.9回から3.9回、タックルは3.3回から1.8回に減っています。
実はリヴァプールが最優先で獲得するべきは、「ワイナルドゥムやヘンダーソンのリーダーシップ」「ファビーニョの戦術理解と徹底的な守備」なのではないでしょうか。次世代のリーダーを担えそうな人材といわれると、ドミニク・ショボスライしか思い浮かびません。サラーがいうように、「自らの姿勢で若手を動かせる存在」が必要なのだと思います。
好不調の波が激しいガクポと、戦う視線を失ったように見えるマック・アリスターには、ポジションを脅かす新戦力をぶつけて競争を促したほうがいいでしょう。ロドリ、デクラン・ライス、ズビメンディ、カイセド、エンソ・フェルナンデス、メイヌー、ティーレマンス…ライバルクラブは、チームのリーダーとなるタレントを中盤の真ん中に据えています。
守備力を高めるなら、アダム・ウォートンよりエリオット・アンダーソン、ママドゥ・サンガレ、ラミン・カマラ。リーダーシップという観点では、ウェストハムのマテウス・フェルナンデスという選択肢もあります。ちなみにリチャード・ヒューズSDは、アル・ヒラルに向かうのでしょうか。ニコロ・スキーラ氏は「3年契約で原則合意済」といっていますが…。
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