「アンフィールドが難しい場所なのは明確だ」ファン・ダイクがもたらした驚異的なレコード!
30分にクロスバーに当たったボールをファン・ダイクがヘッドでプッシュして先制したオランダは、何度もピンチをしのぎながら終盤までリードをキープ。87分にカウンターからノイアーと1対1になったデパイが冷静に押し込んで勝負を決めると、93分にはワイナルドゥムがボアテングを鮮やかに抜き去り、完璧な右足シュートをクロスに突き刺しました。ドイツ戦で史上初の3点差勝利。クリーンシートにこだわるオランダ代表のキャプテンは、リヴァプールと合わせると今季6試合めのゼロ着地に、満足しているのではないでしょうか。レッズもオランダ代表も、ファン・ダイクがいるかいないかで別なチームになります。
2017-18シーズンはプレミアリーグ14試合で10失点、今季は10試合3失点。1試合あたりの失点0.59は、38試合なら22失点で、昨季王者のマンチェスター・シティの27失点を大きく下回ります。驚異的なのは、アンフィールドのプレミアリーグで9試合連続無失点というレコードです。2月24日のウェストハム戦で、59分にマイケル・アントニオにやられたのが最後の失点。ファン・ダイクとレッズの選手たちは、840分以上の長い時間をゼロに抑え続けています。「アンフィールドが、すべてのチームにとって非常に難しい場所なのは明確だ。われわれがクリーンシートにこだわるのは、そうすれば勝利につながるビッグチャンスを得られるとわかっているからだ」。チームの守備力に手ごたえを感じているCBは、マン・シティですら自分たちを警戒していたと振り返っています。
「間違いなく彼らはわれわれをリスペクトしていた。お互いに難しい試合だったけど、ビッグマッチとはそういうものだ。もちろん、この試合だけじゃなくて中位や下位とのゲームもそうだけどね」「(サネを倒してPKを取られたシーンについて)あれはスマートなプレイじゃなかった。85分戦ってきて、疲れてたね。2度とやらないようにしないと。最後の5分でPKを与えてしまったのに、クリーンシートで終えられて嬉しいよ」
トレント・アレクサンダー・アーノルドは、堅守を実現できている理由のひとつにジョー・ゴメスのブレイクを挙げています。「彼は、ヴィルジルと築いた関係に相当助けられている。ヴィルジルがロールモデルなんだろうね。ときどき”ミニ・ヴィルジルみたいだ!”と思うよ」。昨季プレミアリーグで、相手が80%以上のパス成功率だったのは7試合だけだったチームが、8試合中6試合で80%以上を許しているのは、前から厳しくいくときと引いて守る時間をコントロールしているからだと思われます。守備力の向上によって、戦い方を柔軟に変えられるようになったレッズの次なる課題は、レギュラーメンバーが休んだ試合のクオリティキープと、引いた相手を崩し切るオプションの確立でしょう。
「リヴァプールのチームメイトとともに歴史を創りたい。すべてを勝ち取りたいんだ」と語るファン・ダイクは、アーノルド、ジョー・ゴメス、ロバートソン、アリソンとともに築いた堅守で、チームをどこまで導けるでしょうか。4試合勝利なしという直近の停滞について、「われわれはフィットしている。誰でもすべての試合でプレイしたいものだよ」と疲労を否定したCBは、ハダースフィールド、カーディフ、アーセナルと続くこれからの数試合が大事と気を引き締めています。
「休むためにサッカー選手になったわけじゃない。キャリアを終えたら、充分休めるじゃないか」
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ファンダイクが現在世界最高のCBだ、というのはさすがに評価が高すぎでしょうか…。でも本当にそれくらい素晴らしい選手だと思います。
ファンダイクが現在世界最高のCBだ、というのはさすがに評価が高すぎでしょうか…。でも本当にそれくらい素晴らしい選手だと思います。
「キャリアを終えたら、充分休めるじゃないか」サッカーエリートらしい素晴らしい言葉です。
どこかの首相に聴いてもらいたいですよ、いつまで働かせるのって笑
更新お疲れさまです。
世界最高の1人でしょう。相手からしたらこんなに嫌な相手はいませんよ。
ファンダイクは世界最高のcb:の一人だと思います。
最近でファンダイクより上の選手はみたことないです
更新おつかれさまです!いつもありがとうございます!
以前にこのブログで、まだセインツにいた頃のファンダイクを獲得したチームがプレミアのNo.1になる…という様な記事を拝見した事を頭の中で今でも覚えているのですが、まさに現実になりつつありますね。