9日で5人が負傷離脱…出番がない選手を多く抱えるクロップ監督のやりくり術に注目!
さらに昨日、ルワンダ戦に出場したナビ・ケイタがハムストリングを痛めて前半でリタイア。現場に担架がなかったため、レッズの8番はチームメイトにおんぶされてピッチから去っています。休み前に行われたプレミアリーグ8節のマンチェスター・シティ戦で、ジェームズ・ミルナーを30分で失ったクロップ監督は、たった9日で5人が負傷離脱という災難に耐えなければならなくなりました。プレミアリーグとチャンピオンズリーグで7連勝と、最高のスタートを切ったリヴァプールですが、その後の4試合は2分2敗と勝利なし。停滞ムードが漂うなかで、指揮官はどんな采配を揮うのでしょうか。サラーとファン・ダイクは、ジョン・スミスに乗り込むハダースフィールド戦には間に合うといわれておりますが、無理をさせれば長期離脱という最悪の事態を招くことになりかねません。
チームが好調に勝利を重ねていっていたため、選手たちはテンションが上がり、「まだまだいける」と身体をだましながらプレイしていたのかもしれません。2ヵ月の戦いによる疲労の蓄積と、今回の負傷にどれほどの因果関係があるのかは定かではありませんが、ハムストリングを痛めた選手たちは、良好なコンディションではなかった可能性があります。不幸中の幸いは、この先2週間は強豪クラブとの対戦がないことです。ハダースフィールド、レッドスター・ベオグラード、カーディフと続く3試合は、今まで出番が少なかった選手たちをチームにフィットさせるチャンスでもあるのではないでしょうか。
アリソンの前にデヤン・ロブレンとマティプ。プレミアリーグで出場ゼロのナサニエル・クラインとアルベルト・モレノや、鼠径部を痛めて交代出場1試合に留まっていたアダム・ララナも、試すなら今がチャンスです。ファビーニョは、準備万端。サラーのポジションには、シェルダン・シャキリがいます。絶好調のスーパーサブ、ダニエル・スタリッジは、頭からいっても結果を出してくれそうです。1ヵ月も勝利がないチームゆえ、主力を注ぎ込んで勝ち点3を獲りにいきたくなるところではありますが、下位とのゲームが続くこの時期にサブの選手を起用してチームの総合力を高めておけば、長いシーズンを戦いやすくなるのではないかと思います。
最終ラインの総入れ替えは、さすがにやり過ぎですが、シャキリ、ファビーニョ、スタリッジとCBは頼りになるでしょう。モー・サラーには、明日の1発よりその先の5発を期待しましょう。土曜日に開催されるハダースフィールド戦で、シェルダン・シャキリはベンチか、ピッチか。3トップ完全固定で戦ってきたクロップ監督のチョイスに注目したいと思います。
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更新ご苦労様です。
代表戦はどのチームも頭が痛い期間だと思います。
今回はレッズに負傷者が多いこと、、、ミルナーやダイクにサラーは思ったより早期復帰とメディアでは言われておりますが、ご指摘の通りここで無理はNGだと思います。幸いそれなりに選手がいるので試す絶好の機会かと思います。スタリッジやララーナ、そしてファビーニョの選出に注目したいと思います。
マネジメントする側も応援してる側も頭痛と目眩で倒れそうなインターナショナルウィークでしたが、
昨季〜今季までほぼお休みをしていたララーナ、クラインのカムバック(*これ必須!)と、新戦力のファビーニョ&シャキリ、フィルミーノも3連戦のうち一つはターンオーバーして、CFにスタッヂと控えにオリギ、あとはウッドバーンやC・ジョーンズを中心としたユース組がチャンスをモノにする為の時間と考えれば、今季2度目の開幕と前向きになれる気がしますね。
超速でハムストリングが治りかけていると噂のスタミナ大王ミルナーにも、ここは大人しくひと息ついてもらいたいという逆のお願いもありつつ。
…、いやあ、だいぶ選手層厚くなったなあ…(感慨にふける笑)
屋台骨を抜かれた気分です(笑)
ここまでの強豪との連戦でターンオーバーできる余裕はなかったですからね。
クロップや選手は批判できないです。
おっしゃる通りまだ与し易い相手との対戦で、控え組の出番を非常に楽しみにしています!
もし先発組が出てきたら、今シーズンに賭けるクロップの意気込みと捉えます