イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

本命メッシに守備力で対抗!バロンドールに届くか、ファン・ダイク&サディオ・マネ⁉

昨季プレミアリーグで最少となる22失点の堅守を支えたファン・ダイクは、公式戦65試合連続でドリブル突破を許さずという驚異的な個人記録を残し、オフシーズンに「バロンドールの有力候補」と騒がれました。大方の予想通り、2019年の最初のアワードとなるUEFA男子最優秀選手賞をゲット。FIFAの男子年間最優秀選手は50戦51発のメッシに譲ったものの、依然として年末に発表される伝統の表彰を受ける可能性大といわれています。

新シーズンのファン・ダイクは、コミュニティシールドでガブリエウ・ジェズスにかわされて記録をストップされると、3節のアーセナル戦でニコラ・ペペのドリブル突破を許し、プレミアリーグのレコードも50試合で終了となりました。あまりに素晴らしかった昨シーズンと比べると、慌ててゴール前に戻る姿が目立ちますが、プレミアリーグ8試合6失点というチームの数字を見せられれば苦言を呈する勇気を失います。ここまでで唯一の敗戦となるナポリ戦の2失点は、いずれもロバートソンのミスによるもので、オランダ代表CBにおいてはチームの勝ち点ロストにつながるエラーは未だありません

プレミアリーグファンとしては、レッズの鉄壁ストッパーがファビオ・カンナバーロ以来13年ぶりとなるDFのバロンドールに輝いたら大拍手なのですが、彼のチームメイトも有力候補に推したいと思っています。2018-19シーズンの得点王、サディオ・マネ。公式戦50試合26ゴールのウインガーの数字を2019年に置き直してみると、36試合25ゴールで1試合あたりの得点率はUPします。「メッシは1月から28発を決めている」と主張するバルササポーターに対しては、ピッチで歩く姿が目立つあちらの10番には出せない数字を見せつけましょう。今季プレミアリーグのタックル数とインターセプト数。レッズの10番の貢献度を、攻撃だけで語ることはできません。

タックル数14回はFWでは2位で、スパーズのトビー・アルデルヴァイレルトや同僚のマティプを上回っています。1位に28回という怖ろしいスタッツを残しているエヴァートンのリシャルリソンがいるため、頂点に立つのは難しそうですが、前線の選手のなかでリーグTOPとなるインターセプト8回のほうは逃げ切れる可能性があります。8節のレスター戦で、クロップ監督がマネを右サイドに配したのは、チルウェルのオーバーラップにアーノルドが苦しめられると読み、プレスとカバーリングでサポートさせるためでしょう。

昨季のラ・リーガで13アシストを記録しているメッシに対してマネは1アシストと、チャンスメイク数で明確に劣るのが悩ましいところですが、守備力でチャラにさせていただき、アフリカネーションズカップで3ゴールを決めて準優勝というアドバンテージを乗せましょう。オランダ代表でネーションズリーグ準優勝のファン・ダイクと一騎打ちムードとなれば、レッズサポーターは相当盛り上がるでしょう。そのためには、プレミアリーグとチャンピオンズリーグにおけるクリーンシート連発と、マネのゴールラッシュが必要です。ぜひ、がんばっていただきたいのですが、今週末はやめてくださいね!

おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


“本命メッシに守備力で対抗!バロンドールに届くか、ファン・ダイク&サディオ・マネ⁉” への1件のコメント

  1. アイク より:

    マネ推しありがとうございます。私がお礼を言うのは変ですが。
    贔屓目たっぷりに今年はファンダイクだと思っていますが、いやぁメッシ!彼が十分に評価されてきたことを割り引いても、50戦51発には刮目しますね!
    10戦10発の選手がいたらスーパー、30戦30発なら人外と捉えるかもしれません。しかし彼はそのペースで50試合…!たとえ王様扱いで尚且つ世界最高のアシストが約束されても、51発決められる選手が世界に何人いるでしょうか。それだけの試合数出場するだけでも素晴らしいのに。
    という驚愕の感情は置いといて、ファンダイクに清き一票をお願いいたします。

コメントを残す