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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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アレン、ルーカス、ヘンダーソン…ジェラード離脱で奮起が求められるリヴァプールの薄い中盤

毎年恒例の季節がやってまいりました。リヴァプールのスティーブン・ジェラードの離脱です。プレミアリーグ第15節、ウエストハム戦の後半にシュートを放ったときにやってしまい、自らベンチに交代要請のサインを出していたくらいなので、ハムストリングの負傷で4~6週間という診断は、チームにとってもサポーターにとっても想定の範囲内でしょう。やってしまったものはしょうがないのですが、時期が最悪ですね。これから年末に向けて、トッテナム、マンチェスター・シティ、チェルシーといったプレミアリーグ上位対決が控えている状況での大黒柱のリタイアが、ブレンダン・ロジャース監督の悩みを深めたのは間違いありません。

リヴァプールのセンターMFは、最も層が薄いポジションです。普通に考えれば、ルーカス・レイヴァとジョー・アレンが並ぶのでしょうが、そうなるとこのポジションにはめぼしいバックアッパーがいなくなるので、どちらかの調子が今ひとつだったときは難しいやりくりを強いられます。サイドか後ろの選手で、センターMFにコンバートできるのは誰でしょう。攻撃センスがあるCBママドゥ・サコか、ヘンダーソンか。DFラインは、ホセ・エンリケが戦列を離れても、ケリー、イロリ、シソコと控えに選手がいるので、可能であればこのあたりから中盤でパスを散らせる選手が出てきてくれればいいのですが、一朝一夕にはそう都合よくいかないのでしょうね。

ひとついえるのは、数年前に比べれば、ジェラード不在の影響は小さくなっているということ。プレイヤーとしてのピークを迎えていた時期に比べると運動量もボールへの関与度も下がり、最近の彼は好不調の波が以前よりも激しくなっています。コウチーニョなど前をまかせられる選手が増え、ルーカスなど若かった選手も成長しているので、サッカーのクオリティを下げずにこの状況を乗り切ることは充分に可能でしょう。

ロジャース監督は、「ジェラードは重要な選手だけれど、他にもいい選手はいる。ルーカスには豊富な経験とクオリティがある」といっており、少なくともトッテナム戦はルーカス&アレンコンビでしょう。しかし、その後のタイトなスケジュールや、さらなる不測の事態への対応を考えれば、もう一段オプションを充実させておきたいところ。その意味では、重要なのは21日に本拠地アンフィールドで戦うカーディフ戦ですね。何か新しいことを試すとすれば、マンチェスター・シティとチェルシーのアウェイ2連戦直前のこのゲームでしょう。前半のうちにセーフティリードを奪い、後半、アレンかルーカスを下げて、入ってくるのは…。ロジャース監督の次なる打ち手に注目です。(ルーカス・レイヴァ 写真著作者/Ronnie Macdonald)

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