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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

無敗でシーズンを終えられるか…リヴァプールが達成可能な8つのプレミアリーグレコード!

2週間のウィンターブレイクを終えたリヴァプールが、いよいよプレミアリーグのピッチに戻ってきます。26節のゲームは、キャローロードで最下位ノリッジ。チャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリード戦に向けて、コンディションを上げていきたいチームにとっては、最高のドローといっていいでしょう。公式サイトにメルウッドでのトレーニング風景の写真が26枚UPされているのですが、ミルナーとマネの負傷は癒えたようです。ナサニエル・クラインとシャキリ以外に、戦列を離れている選手はいません。タイトなスケジュールを潜り抜けてきた世界王者は、順調に春に向かっています。

プレミアリーグ25戦24勝。驚異的な勝率で首位を独走するチームについて、「スカイスポーツ」が8つの新記録達成の可能性があると紹介しています。最初に届くのは、プレミアリーグの連勝記録。ノリッジ、ウェストハム、ワトフォードを倒せば19連勝となり、2017-18シーズンにペップが創ったばかりのレコードを更新します。
2つめは、アーセン・ヴェンゲル率いる「ザ・インヴィンシブルズ」が打ち立てた連続無敗記録です。2002-03シーズンから負けないチームとなったアーセナルは、翌シーズンの無敗優勝をはさんで、足かけ3シーズンで49試合。昨季から42試合負けなしのレッズは、4月11日に行われる33節のヴィラ戦で50の大台を迎えます。最大の関門は、新記録チャレンジの直前に控えているエティハドのマン・シティ戦です。ペップが意地を見せれば、連続無敗と史上2度めの無敗優勝がダブルで吹っ飛びます。

3つ目のチャレンジは、直近2シーズンでペップが到達した最多勝利。34節のブライトン戦まで全勝が最速更新です。2017-18シーズンのマン・シティは唯一の勝ち点100でフィニッシュしていますが、クロップ監督が35節のバーンリー戦で34勝めを挙げれば、3試合を残してペップの名前を消すことになります。2年前のプレミアリーグ最強王者は、アウェイ16勝という記録も残していますが、オールド・トラフォードのマンチェスター・ユナイテッド戦以外をすべて勝っているレッズは、こちらも塗り替えるかもしれません。ノリッジ、ワトフォード、エヴァートン、マン・シティ、ブライトン、アーセナル、ニューカッスルといった顔ぶれに対して、6勝は無謀なチャレンジではありません。

一方、ホーム最多勝のほうはどうでしょうか。過去4チームが達成した18勝を上回るには、全勝しかありません。ウェストハム、ボーンマス、クリスタル・パレス、アストン・ヴィラ、バーンリー、チェルシー。最後のランパードが最大のハードルですが、アンフィールドで無敵のクラブは、あっさり達成してしまいそうです。「ザ・インヴィンシブルズ」は、537日間無敗という最長無敗日数のレコードも持っているそうですが、レッズが負けずにシーズンを終えれば、空前絶後といわれた数字は15年ぶりにアップデートされます。

7つ目の記録は最長無敗日数。現在のTOPは、49試合連続無敗のアーセナルが記録した537日間ですが、リヴァプールが無敗優勝を遂げれば更新決定です。8つめは、2017-18シーズンの最多勝ち点差です。ぶっちぎりの優勝を果たしたペップと、2位に甘んじたモウリーニョのギャップは19でしたが、今季のクロップとペップは既に22も離れています。2敗しても達成可能な唯一の記録。彼我のモチベーションの差を考えれば、最も実現性が高いのはこちらかもしれません。シーズン37勝&トレブルなら、永遠の最強王者となること間違いなし。いっそやっちゃってくださいと思う今日この頃です。

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