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連敗リヴァプールに激痛のアクシデント…アリソン・ベッカー、負傷リタイア!

アドリアンがウィリアンのシュートをファンブルして先制を許したあの試合で、彼がベンチにいなかったのは、足の内側に問題を抱えていたからだそうです。「翌日の検査で、異常が見つかった。次の試合から離脱する。股関節の周辺にある筋肉。小さな筋肉だ。君たちの仕事には差し支えないが、プロフェッショナルのGKはそうはいかない」。アトレティコ・マドリードとの決戦を目前にしたこのタイミングで…。指揮官の報告をそのまま受け取ると、絶対的守護神の復帰は4月5日マンチェスター・シティ戦です。アンフィールドで迎え撃つボーンマスとクリスタル・パレスは何とかなるかもしれませんが、グディソン・パークでアンチェロッティのチームと戦う際には、リシャルリソンとカルヴァート=ルーウィンにシュートコースを与えてはいけません。

プレミアリーグにおけるアリソンとアドリアンのスタッツを比べてみましょう。20試合に出場したアリソンは18勝1分1敗。前半戦でエースの穴を埋めたアドリアンは8戦全勝です。オンターゲット56本のうち、45本を処理したアリソンは11失点でセーブ率80.4%。25本中16本をストップしたアドリアンは、1試合平均1失点を超えており、セーブ率64.0%に留まっています。アリソンのクリーンシート10回はリーグ2位で、アドリアンは2回のみ。アリソンがゼロに抑えたゲームは、すべてファン・ダイクとジョー・ゴメスのコンビで戦っており、アトレティコ・マドリード戦も3人が揃えば守り切れるはずと思っていた矢先のアクシデントでした。

エスタディオ・メトロポリターノでは、ヘンダーソン、ファビーニョ、ワイナルドゥムを中盤に並べたベストメンバーでノーゴールに抑えられています。アンフィールドのサポーターは世界一の戦力ではありますが、ヘンダーソンの出場は微妙といわれているかなかで、レッズは持てるポテンシャルを十全に発揮できるでしょうか。シャキリは長期離脱、オリギは空回り、南野はフィットに時間がかかっており、ナビ・ケイタは負傷明け。ミルナーもトップフォームとはいえず、チェンバレンとララナ以外のサブの選手が総じて問題を抱えているのも気になります。

2シーズン連続でCLファイナル進出を果たしている欧州王者は、ノックアウトラウンドの最初の対決で散ってしまうのでしょうか。…と、その前にボーンマス戦ですね。3トップには、忘れかけているゴールの感触を確かめていただき、クリーンシートの快勝でメンタルコンディションを高めたうえで、シメオネのしぶといサッカーを容赦なく叩いてもらえればと思います。本日のアンフィールドは、ランチタイムキックオフ。守護神抜きのレッズの戦いぶりに注目しましょう。

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“連敗リヴァプールに激痛のアクシデント…アリソン・ベッカー、負傷リタイア!” への2件のフィードバック

  1. まさやん より:

    本当にこれは激痛ですね。
    まさにチェルシー戦もアリソンだったらあのシュートはキャッチしただろうし展開は違ったはずと思ってましたから。
    こういう時に底力を出してくれるのがレッズだと信じてます。
    とにかく今日のゲームは自身回復の為にも複数得点でクリーンシートでの勝利を期待します。

  2. Macki より:

    更新ご苦労様です。アリソン離脱は正直痛いですが、アドリアンもきっとやってくれるはずです。チェルシー戦での悔しさも
    残っているでしょうから、これからの彼とチームの奮起に期待です。まずは今日のボーンマス戦勝利することは重要ですね。

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