希望はマンチェスター・ユナイテッド、しかしオファーがあったのは…クロップ監督の夢実現は望み薄!
プレミアリーグを代表するスタジアムの雰囲気には、えもいわれぬ魅力があるようです。オールド・トラフォードといえば、バイエルン・ミュンヘンで指揮を執るペップ・グアルディオラ監督も、2011年5月、マンチェスター・ユナイテッドがシャルケ04に4-1で快勝したチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグを観戦した際に、同行した友人に「このスタジアムの雰囲気が好きだ。いつかこのクラブを指揮するかもしれないね」と語ったと伝えられています。いや、いつかといわず、ぜひ近いうちにいらしてください。来季はバイエルンに残ると明言されたと聞いているので、2016-17シーズンからということでいかがでしょうか。
FAカップのセミファイナルでアストン・ヴィラに敗れ、今季の無冠が確定したリヴァプールが、昨季までは相思相愛だったブレンダン・ロジャース監督に別れを告げることはあるのでしょうか。レッズがマンチェスター・シティとプレミアリーグ4位を最後まで争い、捲れなくてもヨーロッパリーグのチケットを確保すれば、こちらも続投となると思われます。スアレスを失い、スタリッジが多くの時間を棒に振ったチームでマンチェスター・シティと僅差という結果なら、ロジャース監督はCLを逃した責任を追及されるより、健闘を称えられるべきでしょう。アーセナルは、やる気満々のヴェンゲル監督続投ムード。消去法でいけば、アトレティコ・マドリードと7回戦って1度も勝てず退任の噂が絶えないアンチェロッティ監督のチームか、オールド・トラフォードの隣のスタジアムという二択となりそうです。うーん、レッズならいざ知らず、ガチンコのライバルであるマン・シティに行こうものなら、クロップ監督の夢は近くて遠いものとなりそうですね。レアル・マドリードも、どんなに困ってもグアルディオラに声をかけることはないのではないでしょうか。サポーターとしては、マン・シティの監督が来るというのは抵抗があります。
かように来季の身の振り方が注目されているクロップ監督に、いち早く声をかけたプレミアリーグのクラブがあると報じられています。素晴らしい!ウェストハム。イギリス紙「デイリー・ミラー」によると、後半戦で完全に失速したサム・アラダイス監督の退任が決定的なイーストロンドンのクラブは、クロップ監督が辞任を発表した直後に果敢にアプローチしたとのこと。「1年後にはオリンピック・スタジアムに移って本格的にクラブを強化するから、ぜひ!」とでもいったのでしょうか。男らしいです。しかし、ウェストハムはあえなく撃沈。ヨーロッパのステージで戦えないのが、やはりネックとなったと伝えられています。
さまざまな記事を読めば読むほど、プレミアリーグは望み薄のように感じられてなりません。クロップ監督がスペインに流れ、玉突きのごとくマドリードからマンチェスターに監督がやってくるといった話が、存外現実的なのかもしれません。ゲーゲンプレッシングがプレミアリーグに革命を起こすのか、空回りするのか観たかったんですけどね…。ないだろうなあ、リヴァプール。
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更新ご苦労様です。
クロップの退団とレッズのFAカップの不甲斐ない敗退が上手い具合?に重なり、良くも悪くもメディアを介して周辺が騒がしいですね。
レッズはEL確保と残りの戦い方次第でしょうね、、、。
一部のサポーターはロジャーズ解任運動に走っているようですが、、、。
クロップのゲーゲンプレッシングもみたいのですが、現実目線でにそろばん弾くと、ロジャーズ解任した場合残りの契約分の支払いを考慮すると、現時点ではクロップないと思うんですよね、、、。個人的にはロジャーズには続投してもらい、来シーズンを勝負の年で臨んでほしいですね。
ドルトムントで選手を買われる立場になってしまったクロップさんは育成組織がしっかりしていてお金もある程度使える、というクラブを望んでいるんじゃないでしょうか。となるとプレミアなら現段階での上位6クラブくらいまでが対象なのでしょう。ウェストハムやエヴァートンなども相性の良いクラブだと思うのですが、資金力を比べると上位クラブに選手を買われる立場になってしまうのが否めないんですよね。
Mackiさん>
私も、ロジャース続投がいいと思います。FWがあれだけ厳しかったなか、よくここまでCLに希望をつないだなと評価しておりますので。
Uボマーさん>
おっしゃるとおりだと思います。となると、ヴェンゲル監督が自分から辞めるといわない限りは、レッズかマン・シティなんですよね。