2022.01.28 監督トピックス
ペレイラ招聘にサポーターは抗議!エヴァートンの新監督はフランク・ランパード!?
エヴァートンで指揮を執っていたラファエル・ベニテスが解任となったのは、1月16日。そろそろ2週間が経ちますが、後任は未だ決まっていません。プレミアリーグ20試合で5勝4分11敗、降格ゾーンと4ポイント差の16位。10月以降は1勝2分10敗という泥沼が続いており、トッテナム、アーセナル、チェルシーからポイントを奪取する一方で、ボトム10とのゲームは5戦全敗です。
オーナーのファルハド・モシリ氏とビル・ケンライト会長は「ベニテス解任ありき」で、新体制についてはノープランだったようです。ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督を呼び戻すというファーストチョイスが、ワールドカップイヤーに通るわけがありません。プレミアリーグ9位と健闘しているブライトンのグラハム・ポッターにも、火中の栗を拾いにいく動機がありません。
ダービー・カウンティを率いるウェイン・ルーニーも候補に挙がっていたのですが、ベニテス解任の2日後に「今はこのクラブにコミットしている。エヴァートンとは話し合っておらず、考えていない」と完全否定。ローマからジョゼ・モウリーニョを引き抜くという強引なプランは、メディアの作文でしょう。最初の1週間はゴシップが飛び交うだけでしたが、今週に入ってようやく候補者が出揃ったようです。
「BBC」のフィル・マクナルティ記者によると、決勝戦に残ったのは3人。12月にトルコのフェネルバフチェで解任となったヴィトール・ペレイラ、新たなキャリアを模索しているフランク・ランパード、アシスタントコーチとしてチームを支えてきたダンカン・ファーガソンという顔ぶれです。
プレミアリーグファンにはなじみがないヴィトール・ペレイラは、2010-11シーズンのポルトでリーグ、国内カップ、ELの3冠制覇を果たしたアンドレ・ヴィラス・ボアスの片腕だった人物です。アル・アハリ、オリンピアコス、フェネルバフチェ、上海上港で指揮を執り、ギリシャと中国ではリーグ制覇。気になるのは、欧州の4大リーグ経験が1860ミュンヘンの暫定監督しかなく、3シーズンめに入ったのは上海のみという事実です。
ファルハド・モシリ氏が筆頭株主になった2016年以降、2年続いた監督がいないエヴァートンと、長く続いた実績がない指揮官の組み合わせはいかにも微妙です。アストン・ヴィラ戦を0-1で落とした後、グディソン・パークに座り込んで抗議を行ったサポーターたちは、「ペレイラOUT、ランパードIN」という落書きを残したと伝えられています。
どのみちギャンブルをしないといけないなら、補強禁止だったチェルシーでTOP4フィニッシュを果たしたフランク・ランパードのほうが納得感は高いでしょう。何しろ、イングランド代表のレジェンド。プレミアリーグ初参入の年に、タミー・アブラハム、メイソン・マウント、リース・ジェームズ、クリステンセンをトップチームに定着させた手腕は、中盤から後ろがベテランだらけのクラブにうってつけです。
経営ボードは、サポーターに嫌われたベニテスの後に、同じく受けがよくないペレイラという選択は避けるはずです。ランパードに再建を託すか、ダンカン・ファーガソンを暫定監督に据えて夏に見直しとするのか。ご本人がOKなら、ここはランパード一択ではないかと…。
オーナーのファルハド・モシリ氏とビル・ケンライト会長は「ベニテス解任ありき」で、新体制についてはノープランだったようです。ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督を呼び戻すというファーストチョイスが、ワールドカップイヤーに通るわけがありません。プレミアリーグ9位と健闘しているブライトンのグラハム・ポッターにも、火中の栗を拾いにいく動機がありません。
ダービー・カウンティを率いるウェイン・ルーニーも候補に挙がっていたのですが、ベニテス解任の2日後に「今はこのクラブにコミットしている。エヴァートンとは話し合っておらず、考えていない」と完全否定。ローマからジョゼ・モウリーニョを引き抜くという強引なプランは、メディアの作文でしょう。最初の1週間はゴシップが飛び交うだけでしたが、今週に入ってようやく候補者が出揃ったようです。
「BBC」のフィル・マクナルティ記者によると、決勝戦に残ったのは3人。12月にトルコのフェネルバフチェで解任となったヴィトール・ペレイラ、新たなキャリアを模索しているフランク・ランパード、アシスタントコーチとしてチームを支えてきたダンカン・ファーガソンという顔ぶれです。
プレミアリーグファンにはなじみがないヴィトール・ペレイラは、2010-11シーズンのポルトでリーグ、国内カップ、ELの3冠制覇を果たしたアンドレ・ヴィラス・ボアスの片腕だった人物です。アル・アハリ、オリンピアコス、フェネルバフチェ、上海上港で指揮を執り、ギリシャと中国ではリーグ制覇。気になるのは、欧州の4大リーグ経験が1860ミュンヘンの暫定監督しかなく、3シーズンめに入ったのは上海のみという事実です。
ファルハド・モシリ氏が筆頭株主になった2016年以降、2年続いた監督がいないエヴァートンと、長く続いた実績がない指揮官の組み合わせはいかにも微妙です。アストン・ヴィラ戦を0-1で落とした後、グディソン・パークに座り込んで抗議を行ったサポーターたちは、「ペレイラOUT、ランパードIN」という落書きを残したと伝えられています。
どのみちギャンブルをしないといけないなら、補強禁止だったチェルシーでTOP4フィニッシュを果たしたフランク・ランパードのほうが納得感は高いでしょう。何しろ、イングランド代表のレジェンド。プレミアリーグ初参入の年に、タミー・アブラハム、メイソン・マウント、リース・ジェームズ、クリステンセンをトップチームに定着させた手腕は、中盤から後ろがベテランだらけのクラブにうってつけです。
経営ボードは、サポーターに嫌われたベニテスの後に、同じく受けがよくないペレイラという選択は避けるはずです。ランパードに再建を託すか、ダンカン・ファーガソンを暫定監督に据えて夏に見直しとするのか。ご本人がOKなら、ここはランパード一択ではないかと…。
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アンチェロッティのトフィーズは好きだったんですけどね…
ランパードですか。またPLが盛り上がりますね