2022.05.26 監督トピックス
クロップ監督がマネージャー表彰3冠!あらためてペップとスタッツ徹底比較!
リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、LMA(League Managers Association=リーグ監督協会)のマネージャー・オブ・ザ・イヤーに輝きました。全ディヴィジョンの監督の投票で選ばれる「サー・アレックス・ファーガソン・トロフィー」、プレミアリーグの年間最優秀監督賞と合わせて3冠達成!この勢いでチャンピオンズリーグも制して、クラブも3冠といきたいところです。
すべてのアワードをかっさらったドイツ人監督の笑顔を見ていると、ライバルのスペイン人とどちらが上かという難問にはまってしまいそうになります。まずは、戦績を比較してみましょう。プレミアリーグは29勝6分3敗のペップが勝ち、28勝8分3敗のクロップは1ポイント下。公式戦オールとなると…おお、すべての大会でファイナル進出&2冠ゲットのクロップが、いかに素晴らしかったかを思い知らされる戦績です。
ユルゲン・クロップ 49勝10分4敗/勝率77.8%
ペップ・グアルディオラ 41勝8分9敗/勝率70.7%
なるほど。マネージャー表彰という観点では、直接対決も1勝2分と勝ち越したクロップの完勝でよさそうですね。リヴァプールの選手たち、アンフィールドを盛り上げたサポーター、チーム運営に携わったケアしたスタッフのみなさん、長期的な視座をもってクラブをマネジメントした経営ボードの方々、おめでとうございます!
さて、しつこいようですが、引き続きクロップVSペップというテーマで、さまざまな数字を比較してみます。まずは、プレミアリーグのスタッツ対決です。総ゴール数は99対92でペップ。失点は両者とも26でイーブン、クリーンシートもアリソンとエデルソンが20でTOPを分け合っています。
ポゼッションは68.2%対63.1%、パス本数は26,132対23,588、パス成功率は89.7%対84.7%ですべてペップがリーグTOP。セットピースからのゴール数も21対19でマン・シティ1位、レッズは2位です。攻撃のスタッツはペップの圧勝かと思いきや、シュート数729対713、オンターゲット256対254はクロップが上。これらの数字を引き上げているのは、もちろん得点王&アシスト王のモー・サラーです。
ミドルレンジからのゴールは15対8でマン・シティ。カウンターは5対2でレッズですが、こちらの1位は6発ずつでガナーズとハマーズです。意外だったのは、ヘディングのゴール数も16発のレッズと15発のマン・シティがワンツーだったこと。ディオゴ・ジョッタの4ゴールは、ハリー・ケイン、ダニー・ウェルベックと並んでプレミアリーグNo.1です。
プレミアリーグの主要スタッツとなると、クロップ監督の分が悪そうだったので、公式戦オールのゴール数を調べてみたのですが…何と150本対147本でペップの勝ち!上位3人ずつを比べると、サラー、ジョッタ、マネの74に対して、マフレズ、デブライネ、スターリングは60とレッズが上なのですが、2ケタゴールの人数でペップが圧倒しているのです。
リヴァプール=5人(サラー31、マネ23、ジョッタ21、フィルミーノ11、南野10)
マン・シティ=7人(マフレズ24、デブライネ19、スターリング17、フォーデン14、ジェズス&ベルナルド・シウヴァ13、ギュンドアン10)
あらためて戦績やスタッツを振り返ってみると、双方ともにキャラが立ってますね。今季のペップのトピックスは、「変幻自在の偽9番&ジェズスのウイング器用」「交代カードを使わず終わる謎采配」「ルベン・ディアスを中心とした堅守&的確なビルドアップ」「自在なSB、インサイドMF、ウイングが連携する美しい5レーン」といったところでしょうか。
対するクロップのほうは、「個性溢れる7人でまわす最強フロントスリー」「直線的かつ速いアタックを支えるハイライン&ゲーゲンプレッシング」「相変わらず脅威的な両SBのクロス」「24人中22人が成功のPK戦マイスター」。2つのチームに共通しているのは、「誰が出てもレベルが落ちない」「ただしレギュラーDFを2人欠くとちょっと怪しくなる」という2点です。
というわけで、素晴らしい1年でし…いやいや、まだCLがファイナルが残ってますね。クロップ監督が勝てば3冠&シーズン50勝。国内3冠を達成した2018-19シーズンのペップの51勝には、ひとつ足りないのですが…。
すべてのアワードをかっさらったドイツ人監督の笑顔を見ていると、ライバルのスペイン人とどちらが上かという難問にはまってしまいそうになります。まずは、戦績を比較してみましょう。プレミアリーグは29勝6分3敗のペップが勝ち、28勝8分3敗のクロップは1ポイント下。公式戦オールとなると…おお、すべての大会でファイナル進出&2冠ゲットのクロップが、いかに素晴らしかったかを思い知らされる戦績です。
ユルゲン・クロップ 49勝10分4敗/勝率77.8%
ペップ・グアルディオラ 41勝8分9敗/勝率70.7%
なるほど。マネージャー表彰という観点では、直接対決も1勝2分と勝ち越したクロップの完勝でよさそうですね。リヴァプールの選手たち、アンフィールドを盛り上げたサポーター、チーム運営に携わったケアしたスタッフのみなさん、長期的な視座をもってクラブをマネジメントした経営ボードの方々、おめでとうございます!
さて、しつこいようですが、引き続きクロップVSペップというテーマで、さまざまな数字を比較してみます。まずは、プレミアリーグのスタッツ対決です。総ゴール数は99対92でペップ。失点は両者とも26でイーブン、クリーンシートもアリソンとエデルソンが20でTOPを分け合っています。
ポゼッションは68.2%対63.1%、パス本数は26,132対23,588、パス成功率は89.7%対84.7%ですべてペップがリーグTOP。セットピースからのゴール数も21対19でマン・シティ1位、レッズは2位です。攻撃のスタッツはペップの圧勝かと思いきや、シュート数729対713、オンターゲット256対254はクロップが上。これらの数字を引き上げているのは、もちろん得点王&アシスト王のモー・サラーです。
ミドルレンジからのゴールは15対8でマン・シティ。カウンターは5対2でレッズですが、こちらの1位は6発ずつでガナーズとハマーズです。意外だったのは、ヘディングのゴール数も16発のレッズと15発のマン・シティがワンツーだったこと。ディオゴ・ジョッタの4ゴールは、ハリー・ケイン、ダニー・ウェルベックと並んでプレミアリーグNo.1です。
プレミアリーグの主要スタッツとなると、クロップ監督の分が悪そうだったので、公式戦オールのゴール数を調べてみたのですが…何と150本対147本でペップの勝ち!上位3人ずつを比べると、サラー、ジョッタ、マネの74に対して、マフレズ、デブライネ、スターリングは60とレッズが上なのですが、2ケタゴールの人数でペップが圧倒しているのです。
リヴァプール=5人(サラー31、マネ23、ジョッタ21、フィルミーノ11、南野10)
マン・シティ=7人(マフレズ24、デブライネ19、スターリング17、フォーデン14、ジェズス&ベルナルド・シウヴァ13、ギュンドアン10)
あらためて戦績やスタッツを振り返ってみると、双方ともにキャラが立ってますね。今季のペップのトピックスは、「変幻自在の偽9番&ジェズスのウイング器用」「交代カードを使わず終わる謎采配」「ルベン・ディアスを中心とした堅守&的確なビルドアップ」「自在なSB、インサイドMF、ウイングが連携する美しい5レーン」といったところでしょうか。
対するクロップのほうは、「個性溢れる7人でまわす最強フロントスリー」「直線的かつ速いアタックを支えるハイライン&ゲーゲンプレッシング」「相変わらず脅威的な両SBのクロス」「24人中22人が成功のPK戦マイスター」。2つのチームに共通しているのは、「誰が出てもレベルが落ちない」「ただしレギュラーDFを2人欠くとちょっと怪しくなる」という2点です。
というわけで、素晴らしい1年でし…いやいや、まだCLがファイナルが残ってますね。クロップ監督が勝てば3冠&シーズン50勝。国内3冠を達成した2018-19シーズンのペップの51勝には、ひとつ足りないのですが…。
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