ウェールズメディアは「内定」と勇み足!?スウォンジー監督にブレンダン・ロジャース就任の噂!
ガリー・モンク監督解任の後を受けて1月に就任して以来、プレミアリーグ9試合を4勝3分2敗と巻き返したグイドリン監督はお見事。戦力が足りない中堅・弱小クラブ立て直しのスペシャリストであることをイングランドでも証明してみせましたが、スウォンジーとしてはあくまでもショートリリーフだったのでしょうか。9試合で10失点、2点以上奪われたのはトッテナム戦とボーンマス戦だけで、負けた3試合も残り20分まではすべてイーブン。守備の整備でプレミアリーグ残留は見えたものの、ロベルト・マルティネス、パウロ・ソウザ、ロジャース、ミカエル・ラウドルップと続いた攻撃サッカーの系譜を断ち切るような速攻主体の戦い方は、ピンチを脱した来季は受け入れられなくなるかもしれません。「彼の経験と知識はクラブにとって 大きなもの」とグイドリンさんを称賛したヒュー・ジェンキンス会長も、長くクラブをまかせるとなると二の足を踏むのではないでしょうか。ユーロの件がなくても、ロジャースさんの名前は取り沙汰されたいたのではないかと思います。
グイドリン監督が留任するにしても、ロジャースさんにバトンがまわるにしても、来季のスウォンジーは今の戦力では残留争いに再度巻き込まれるのは間違いないでしょう。31ゴールは今季プレミアリーグ16位の少なさで、今の順位に甘んじるのもむべなるかな。いちばんの弱点はストライカーです。開幕から4試合連発と好調な滑り出しを見せたバフェティンビ・ゴミスは、その後は23試合出場1ゴールと大ブレーキ。トップにイタリアから連れてきたアルベルト・パロスキを据えたものの、プレミアリーグになじむには時間がかかりそうで、グイドリン監督も相当悩んだことでしょう。プレミアリーグ初年度で8ゴールの新戦力アイェウとシグルズソンは合格点、グイドリン体制になってから重用されはじめたジャック・コークはまずまずとしても、キ・ソンヨンに昨季までの輝きがなく、ルートリッジとブリットンは物足りません。マンチェスター・シティからボニーを返していただくなど、チームの背骨となるセンターのポジションを補強しない限りはスウォンジーに「らしさ」は戻ってこないと思われます。
グイドリンの2年めとロジャースの逆襲のどちらを見たいかといわれれば、私は後者です。理由はシンプルで、より攻撃的なサッカーが好きだからです。2013-14シーズンにはリヴァプールを率いてプレミアリーグ優勝まであと一歩に迫った若い指揮官は、今季のレッズを2年連続の出遅れスタートとしてしまい、マージ―サイドダービーを引き分けた夜に3勝3分2敗の10位で解任。志半ばで終わった鬱憤を、古巣のパスサッカー復活で晴らしてもらえればと秘かに期待しています。とはいいつつ、グイドリン監督のシュアなチームづくりも捨てがたい…。いずれにしても、来季は素晴らしい指揮官が集結する大変なリーグとなります。ロジャースVSベニテスのレッズOB同士で残留争いをするなどという光景は、見たいような、見たくないような…。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
どのチームも素晴らしい指揮官を招聘に動いてますね。
世界最高のリーグに相応しい陣容!
あとは欧州での結果ですね…笑
お疲れ様です。個人的にはレッズにあと1ヶ月引っ張って欲しかったロジャースがスワンズ復帰となるとテンション上がって仕方ないです!
ストライカーの補強ならいっそベンテケも持ってっては如何でしょう?もちろん選手としてレッズに貢献してくれる事を望みますがいい選手は例外なく試合に出ているべきとも思うため、獲得を進言した(?)ロジャースの元で暴れてくれるとプレミアが盛り上がって楽しいと思います
porさん>
全体の底上げが進むといいですね。キャピタルワンカップ準決勝やFAカップの再試合など、若干日程面も改善していただいて。
グッチさん>
なるほど、クラブつながりでボニーカムバックと思ってましたが、監督つながりでベンテケですね。スワンズはサイドに速い選手がいるので、10発は堅そうですね。
当時の鮮烈な印象は未だ消えず、ロジャースさんは次期監督候補の一番人気だそうです。
—–
cartier replicaさん>
そうらしいですね。マンチェスター・ユナイテッドでアンケート取ったら、一番人気はあの方になりそうで怖いです(笑)