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ベイル、スアレスの移籍に待った!ロジャース、ヴィラス・ボアス両監督が残留アピール

コンフェデレーションズカップも終わりが見えてきており、これから移籍交渉が本格化していくという合図なのでしょうか。リヴァプールのブレンダン・ロジャース監督と、トッテナムのヴィラス・ボアス監督がそれぞれインタビューに答え、チームのエースのプレミアリーグ残留を猛アピールしています。

ヴィラス・ボアス監督は、スペインの「マルカ」、母国ポルトガルの「ジョーゴ」の両紙に対し「ベイルは残留する。会長はどのような提示をされても売らないと言ってくれた」と語っています。もちろんお約束の「サッカーではどんなことも起こりうる」という但し書きつきですが。この話のポイントは、ベイルとトッテナムの契約が2016年まで残っていること。2015年オフまで移籍の話を引っ張ると、契約が残り1年となり、誰も獲らなかったら翌年0円になってしまうので足元を見られそうですが、そこまでまだ2年あります。つまり「べイルが成長を続ける限り、今焦らず、1年後の2014年夏に売却でもOK」なのです。であれば経営的には、今季ベイルを残してCL出場権を獲りにいったほうが、中期的な収益が上がるという考え方もあります。結論、トッテナムはベイルを残し、CL出場権を獲れなかったり本人の意志が強い場合は、来季末に移籍させる方針でしょう。

ブレンダン・ロジャース監督のほうは、ラブコールに近いコメントです。イギリスメディアのインタビューで、「スアレスを失いたくない。彼は新チームにおいても重要で、最高の選手だから」といった趣旨の発言をしていますが、こちらの残留は厳しいかもしれません。スアレスの最近のコメントを端的にいえば、「リヴァプールは愛しているけど、イギリスはもうこりごり」。この状況でレアル・マドリードからオファーがあろうものなら、率直な彼は「何が何でもいきたい」と言い出すでしょう。もし、スアレスが出ていった場合は、イアゴ・アスペス、スタリッジ、ルイス・アルベルト、ボリーニ、ヘスス・サエズでは心もとないFW陣に誰を加えるかがポイントとなります。

まっすぐ考えるとベイル残留・スアレス移籍となりますが、ピッチの中も外も何が起こるのかまったくわからないのがサッカー。これはさすがに…と思ったのですが、超大穴馬券、まさかの「ベイルスペイン移籍、スアレスはプレミアリーグ残留」はありますかね?いやいや、いくら何でも、それだけは。

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