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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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リヴァプール、補強順調。ベルギー代表GKミニョレの入団決定!

兼ねてから確定間近と伝えられていた、ミニョレのリヴァプール入団がオフィシャルに発表になりました。これでリヴァプールの新加入選手は、イアゴ・アスペス、ルイス・アルベルト、コロ・トゥレに続いて4人めです。正GKレイナがプレミアリーグに別れを告げる日がいよいよ近づいてきたのでしょうか。それとも昨季、フリーデルとロリスを併用したトッテナムのように、1年は競争させる腹づもりなのでしょうか。アトレティコ・マドリードのクルトワとベルギー代表GKの椅子を争っているミニョレが、ワールドカップを目前にしてレイナとポジション争いをするという危険な賭けに出るとは思えないので、レイナ放出が既定路線と見るのが妥当でしょう。

リヴァプールの補強を見ていると、ロジャース体制2年めにして、いよいよ本腰を入れてチーム改革に着手するのだなと感じます。前線の選手はすべてテクニカルで、パスワークのよさを発揮できるタイプ。後ろの選手は安定感があり、ボール扱いがうまいタイプ。レイナはいいGKだと思いますが、必要以上にアクロバティックなプレイが多く、ときどきケアレスミスがあるのが気になっていました。ミニョレがチームにフィットすれば、DFラインの安定感は上がると思われます。

前線については、今までは「使われるタイプの直線的なドリブラー」「つなぎ役」が多く、ややもすると単発のコンビネーションやカウンターしか機能しなくなり、ジェラードがいないときのゲームの組み立てが心もとないチームでした。しかし、イアゴ・アスパスなどスペインの血が濃くなり、前線でのアイデアが増やせれば、攻撃の幅が広がってくるでしょう。とはいえまだ、トップ下やセンターMFなど、真ん中が足りないですね。「コウチーニョを中で使う」はあるのでしょうか。個人的には、走れる選手が多いリヴァプールには、タメがきいてパスが出せる本田はうってつけだと思っていたのですが、どうですかね?

後はFW問題の解決、中央補強、軸となるDFをもうひとり、です。続報に注目しましょう。

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