2024.05.29 監督トピックスチームの話題(全体・他クラブ)
負傷者続出を戦術と采配でカバー!バーミンガムの英雄ウナイ・エメリが、2ヵ月連続で契約延長!
ウナイ・エメリ、2ヵ月連続で契約延長!2026年までの契約を残してシーズンを始めたヴィラの指揮官は、4月に2027年に延長し、サラリーもUP。さらに今回、2029年までの5年契約にサインしました。11月に40年ぶりのホーム13連勝という記録を打ち立てたヴィラは、最終盤は3勝4分4敗と苦しみながらもTOP4フィニッシュ。欧州最高峰の大会出場は、41年ぶりの快挙です。
負傷者続出でベストメンバーが組めなかったテン・ハフとポチェッティーノに、同情の声もあるようですが、エメリも主軸を失う厳しい1年を過ごしています。2022-23シーズンのプレミアリーグで全試合出場だったブエンディアが、開幕前に前十字靭帯断裂の重傷を負い、1試合も出られずシーズンアウト。タイロン・ミングスも、開幕戦の24分に同じケガでシーズンを失いました。
マン・シティでいえば、ルベン・ディアスとグリーリッシュが一気にいなくなるような緊急事態。7月に獲得したパウ・トーレスという素晴らしいCBがいるとはいえ、コンサとジエゴ・カルロスを同時に起用する3バックで戦い続けるのはリスキーです。2人の穴を埋めるべく、ザニオーロとラングレを押さえたのですが、両者ともに指揮官を満足させることはできませんでした。
それでも序盤は、ドゥグラス・ルイスやムサ・ディアビ、マッギンが好調をキープ。5節までノーゴールだったオリー・ワトキンスは、チェルシー戦の決勝ゴールでエンジンがかかりました。13節のスパーズとのアウェイゲームは、1-2の逆転勝利で4位に浮上。15節からのマン・シティとアーセナルとの連戦は、いずれも1-0で勝ち切っています。
快調だったヴィラがつまずいたのは18節。きっかけは、パウ・トーレスの負傷でした。ラングレが出場した14試合は、最終ラインが不安定になってしまい、5勝3分6敗で30失点を喫しています。パウ・トーレスがいれば、29戦18勝6分5敗で41失点。彼らのクオリティの差は明らかです。30試合以上先発したのはコンサのみのDF陣で、よくぞ最後まで持ちこたえました。
終盤に失速した最大の理由は、ドゥグラス・ルイスとコンビを組んだブバカル・カマラのリタイアでしょう。シーズン3人めの前十字靭帯断裂は、不運としかいいようがありません。19ゴール13アシストのオリー・ワトキンス、アーセナル戦とボーンマス戦で3ゴールに絡んだレオン・ベイリー、指揮官の抜擢に応えたモーガン・ロジャースがいなければ5位に転落していたでしょう。
エメリのチームのスタッツを見ると、1試合あたりのタックル14.4回とインターセプト6.2回に目を引かれます。いずれもマン・シティの次に少ない19位。ハイラインを基本としながら、プレスの位置を下げた4-4-2は、選手間の距離を詰めてスペースとパスコースを消すことに専念しています。決定的なパスを通せなかったアーセナルは、2試合ともノーゴールでした。
いよいよ来季は、チャンピオンズリーグ。ブエンディア、タイロン・ミングス、ブバカル・カマラ、ジェイコブ・ラムジー、アレックス・モレノの長期離脱を采配でカバーしたエメリも、プレミアリーグとCLの両立となれば、今の選手層では厳しいでしょう。獲得すべきは右SB、CB、セントラルMF、サイドアタッカーでしょうか。夏のマーケットが楽しみです。
負傷者続出でベストメンバーが組めなかったテン・ハフとポチェッティーノに、同情の声もあるようですが、エメリも主軸を失う厳しい1年を過ごしています。2022-23シーズンのプレミアリーグで全試合出場だったブエンディアが、開幕前に前十字靭帯断裂の重傷を負い、1試合も出られずシーズンアウト。タイロン・ミングスも、開幕戦の24分に同じケガでシーズンを失いました。
マン・シティでいえば、ルベン・ディアスとグリーリッシュが一気にいなくなるような緊急事態。7月に獲得したパウ・トーレスという素晴らしいCBがいるとはいえ、コンサとジエゴ・カルロスを同時に起用する3バックで戦い続けるのはリスキーです。2人の穴を埋めるべく、ザニオーロとラングレを押さえたのですが、両者ともに指揮官を満足させることはできませんでした。
それでも序盤は、ドゥグラス・ルイスやムサ・ディアビ、マッギンが好調をキープ。5節までノーゴールだったオリー・ワトキンスは、チェルシー戦の決勝ゴールでエンジンがかかりました。13節のスパーズとのアウェイゲームは、1-2の逆転勝利で4位に浮上。15節からのマン・シティとアーセナルとの連戦は、いずれも1-0で勝ち切っています。
快調だったヴィラがつまずいたのは18節。きっかけは、パウ・トーレスの負傷でした。ラングレが出場した14試合は、最終ラインが不安定になってしまい、5勝3分6敗で30失点を喫しています。パウ・トーレスがいれば、29戦18勝6分5敗で41失点。彼らのクオリティの差は明らかです。30試合以上先発したのはコンサのみのDF陣で、よくぞ最後まで持ちこたえました。
終盤に失速した最大の理由は、ドゥグラス・ルイスとコンビを組んだブバカル・カマラのリタイアでしょう。シーズン3人めの前十字靭帯断裂は、不運としかいいようがありません。19ゴール13アシストのオリー・ワトキンス、アーセナル戦とボーンマス戦で3ゴールに絡んだレオン・ベイリー、指揮官の抜擢に応えたモーガン・ロジャースがいなければ5位に転落していたでしょう。
エメリのチームのスタッツを見ると、1試合あたりのタックル14.4回とインターセプト6.2回に目を引かれます。いずれもマン・シティの次に少ない19位。ハイラインを基本としながら、プレスの位置を下げた4-4-2は、選手間の距離を詰めてスペースとパスコースを消すことに専念しています。決定的なパスを通せなかったアーセナルは、2試合ともノーゴールでした。
いよいよ来季は、チャンピオンズリーグ。ブエンディア、タイロン・ミングス、ブバカル・カマラ、ジェイコブ・ラムジー、アレックス・モレノの長期離脱を采配でカバーしたエメリも、プレミアリーグとCLの両立となれば、今の選手層では厳しいでしょう。獲得すべきは右SB、CB、セントラルMF、サイドアタッカーでしょうか。夏のマーケットが楽しみです。
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