2026.11.06 監督トピックスマンチェスター・ユナイテッドの話題
5年前の劇的な逆転勝利もガスペリーニ!キャリックはスールシャールと同じ結末となるのか…?
このシーズンのチャンピオンズリーグは、スイスのヤングボーイズに初戦で敗れており、ビジャレアル戦は95分のクリスティアーノ・ロナウドの劇的な決勝ゴールで2-1というぎりぎりの勝利でした。3戦めを落とせば、グループステージ敗退に近づきます。後半に入り、53分にブルーノ・フェルナンデスが美しいスルーパス。当時の背番号は、まだ18番でした。
ボックス左に走り込んで右隅に流し込んだのは、前半終了間際にGKとの1対1で打ち上げたラシュフォード。75分には、ブルーノ・フェルナンデスが右サイドから入れたクロスをクリスティアーノ・ロナウドがスルーし、ファーにいたマグワイアが左隅に蹴り込みました。81分にルーク・ショーのクロスをヘッドで決めたのは、またもクリスティアーノ・ロナウド!
夏のトランスファーマーケットで復帰したレジェンドの活躍で、勢いに乗るかと思われたマンチェスター・ユナイテッドですが、その後のプレミアリーグとチャンピオンズリーグは1勝1分3敗。メンタルのコンディションが上がれば、4勝1分と好調だった序盤のチームに戻れるかと思いきや、戦術的な欠陥を修正しなければ勝てない状態だったようです。
あの試合でアタランタを率いていたのは、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ。マンチェスター・ユナイテッドのサポーターのなかには、つい最近見かけたという人が多いのではないでしょうか。ミッドウィークのチャンピオンズリーグでオールド・トラフォードに乗り込み、17分までに2点リードとしながら、後半の3発で逆転されたASローマの監督です。
現地メディアの記者たちは、アタランタを欧州の常連に引き上げた名将について、「戦術は野心的で、守備を固めることは滅多にない」「2点リードからのドローや敗戦も少なくない」とレポートしています。なるほど。お変わりないようで、安心しました。ツカミもオチもそっくりで、すごいモノマネだと思っていたら、実はご本人様でした!というお話です。
ということは、マイケル・キャリックのチームも、劇的な勝利によって自信を回復しても元に戻ってしまうのか…?ローマ戦の2つの失点シーンは、ツッコミどころが多すぎて、どこから指摘していいのかわからない状態だったのは事実です。先制ゴールも2点めも、左からクロスを入れたモラと、フリーで打ったスーレは半径5メートル以内に誰もいない完全どフリーでした。
左サイドのダロトを前線に上げるのはいいとして、そういうときは逆サイドのフルバックが中に絞って3枚で後ろをカバーしたり、センターのMFが背後にまわったりするものです。バレバが左を見ておらず、エイデン・ヘヴンが真ん中にいたら、右から入ってきたアタッカーが好きなコースにシュートを打てるのは当たり前です。
ガスペリーニが歴史を再現し、キャリックのチームが先制ゴールと同じ形の失点を繰り返した今、マンチェスター・ユナイテッドの解任騒動も同じ結末となるのでしょうか。5年前のスールシャールの解任発表は、11月21日。週末のプレミアリーグでアストン・ヴィラに惨敗し、インターナショナルブレイクに不穏な動きがあれば…11月21日はリヴァプール戦の前日です。
いっそのこと、暫定監督も同じ方にお願いするのがいいのではないでしょうか。スールシャールの後は…マイケル・キャリック!「暫定ならうまくいく」と書かれたタスキをかけて登場し、「オマエがやるんかい!」のひとことで締めたら、長編コントのオチとしてはまあまあですよね。いや、ヴィラ戦で快勝して、この稿を笑い飛ばしてもらえればと切に願っております。
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