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ペップ激痛!マンチェスターダービーを目前にして、ルベン・ディアスが負傷離脱!

2020年10月17日、マージーサイドダービーでピックフォードに足を挟まれたヴィルジル・ファン・ダイクが十字靭帯断裂という重傷でリタイア。それまでの2シーズンのプレミアリーグで、62勝10分4敗と圧倒的な強さを誇っていたリヴァプールは、大黒柱なき後の33試合を17勝8分8敗と苦しみました。

ライバルの凋落をよそに、独走で優勝したマンチェスター・シティは、同様の苦境を乗り切ることができるでしょうか。FAカップのピーターバラ戦でナタン・アケが負傷した直後、最終ラインを統率するルベン・ディアスがハムストリングを痛めてしまいました

「BBC」によると、離脱期間は4~6週間。マンチェスターダービーをはじめとするプレミアリーグ4試合に加えて、CLのスポルティングCP戦と準々決勝ファーストレグの欠場は決定的で、4月10日のリヴァプール戦も間に合わないかもしれません

2020年9月にベンフィカから移籍したポルトガル代表CBは、あっという間にプレミアリーグにフィットし、今やペップが築いた堅守のキーマンです。昨季プレミアリーグで出場した32試合は失点27。2021-22シーズンは25試合で17失点です。24歳ながらキャプテンシーがあり、対人プレーの安定感と読みの速さはワールドクラス。アタッカーとの距離感とタイミングを間違えない巧みなスライディングは、見るたびにため息を誘います。

判断力の高さを証明するスタッツのひとつは、昨季プレミアリーグにおけるインターセプト35回。攻撃を受ける機会が少ないビッグ6のCBのなかで、マグワイアに続く2位となっています。的確なビルドアップも武器のひとつで、今季のパス成功本数1862本はリーグNo.1。成功率93.6%は、ラポルテの95.5%に次ぐ精度の高さです。

おそらく代役となるジョン・ストーンズは、CBとして出場したプレミアリーグ6試合のうち5試合がクリーンシートで、ルベン・ディアスがいなかったチェルシー戦も1-0で逃げ切っています。何事もなかったかのように、クリーンシートを重ねるのか。ジンチェンコしかサブがいない状況が精神的な疲労につながり、ポイントを落とすのか。過去2シーズン、3月以降は16勝7敗と勝率を落としているだけに、楽観視は禁物です。

マン・ユナイテッドとのホームゲーム以外の対戦相手は、クリスタル・パレス、ブライトン、バーンリー。突如不振に陥ったブライトンは問題にしないかもしれませんが、ホームで敗れているヴィエラのチームと、調子を上げてきたバーンリーは要注意です。

前シーズンのリヴァプールは、ファン・ダイクに加えてジョー・ゴメスとマティプが不在だった時期が長く、単純な比較はできません。しかし、後半戦になってから低調な試合が増えた王者が、ピンチを迎えているという表現に違和感はないでしょう。日曜日のマンチェスターダービーは、その先の数週間を左右する重要なゲームになりそうです。どうなるか、見てみましょう。(ルベン・ディアス 写真著作者/Steffen Prößdorf)


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“ペップ激痛!マンチェスターダービーを目前にして、ルベン・ディアスが負傷離脱!” への1件のコメント

  1. ペップの街 より:

    うーむ、ディアスの離脱は正に激痛。早期回復と復帰を願うばかりです。ここはストーンズとラポルトに頑張ってもらわないと。レッズが調子を上げているだけにリーグ戦も暗雲立ち込めてますね。ここは攻撃陣にも奮起してもらって失点を上回る大量得点で乗り切って欲しいです。

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