イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

マンチェスター・ユナイテッドが中盤強化を画策…私の推しはやっぱりエンディディです!

Man Utd add Wilfred Ndidi to summer transfer shortlist and plan raid on one condition(マンチェスター・ユナイテッドが、夏の補強のショートリストにウィルフリード・エンディディを追加。ひとつの条件を満たせば襲撃を画策する)」。見出しを立てたのは「エクスプレス」で、まさにわが意を得たりです。プレミアリーグでTOP4に返り咲きたいクラブの獲得候補として、カリドゥ・クリバリなど屈強なCBの名前が挙がっていますが、エンディディを獲れればリンデロフやバイリーの負担が減り、最終ラインは安定するはずです。

2017年1月にヘンクからレスターに移籍したナイジェリア代表MFは、23歳ながらプレミアリーグNo.1のアンカーといっていいでしょう。ブレンダン・ロジャース率いるフレッシュなスカッドは、「エンディディのチーム」といっても大げさではないと思います。プレミアリーグ4シーズンめで、111試合6ゴール5アシストといわれても、ピンとこないかもしれません。彼の素晴らしさを物語るスタッツを、以下に列挙します。

2018-19シーズンのタックル数143回はリーグTOP。今季も91回を決め、リカルド・ペレイラ、ワン=ビサカに次ぐ3位にランクインしています。昨季のインターセプト83回は3位でしたが、今季は61回でボーンマスのリコに次ぐ2位。両部門とも、中盤の選手としてはNo.1です。今季のレスターは、エンディディがいた23試合は15勝3分5敗。欠場した6試合は1勝2分3敗で、彼がいないゲームでクリーンシートはひとつだけです。エンゴロ・カンテの後を継いだ守備のスペシャリストがいかに重要な存在であるかは、戦績を見れば明らかです。

「エクスプレス」によると、アヤックスのエドウィン・ファン・デル・サールCEOが「スールシャールはドニー・ファン・デ・ベークに興味を抱いている」と認めているとのこと。ニール・フィスラー記者は、マンチェスター・ユナイテッドがエンディディを獲りにいく条件として「チャンピオンズリーグ出場権獲得」「オランダ代表のダイナモの争奪戦で、レアル・マドリードに敗れた場合」という2点を挙げています。

いずれも素晴らしい選手ですが、プレミアリーグで既に実績があるエンディディをファーストチョイスに格上げしてもいいのではないでしょうか。昨年末に、「ガーディアン」がアーセナルが獲得を画策と煽った際は、「4000万ポンド+グラニト・ジャカ」というクラクラするオファーが報じられておりましたが、今ならもう少し落ち着いた値付けで話ができるのではないかと期待してしまうのであります。

ブレンダン・ロジャースにとって、チームのサスペンションを担うMFが「Not for sale」なのは重々承知です。しかし、彼の話を続けていると、私は冷静さを失ってしまうのです。「ジェイドン・サンチョを諦めてエンディディ」「ポグバを売ってでもエンディディ」…やはり大げさでしょうか。前線にラシュフォード、マルシアル、グリーンウッドを配し、中盤をグリーリッシュ、エンディディ、ブルーノ・フェルナンデスで固められれば、いよいよリヴァプールと勝負です。再開後のプレミアリーグで、彼のパスワークと守備を見ていただければと思います。それでも、「ヒートアップしすぎ」となだめられるのかもしれませんが。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


コメントを残す