2021.07.23 マンチェスター・ユナイテッドの話題
ポグバが契約延長を拒否!? マンチェスター・ユナイテッドの中盤を強化する6つの選択肢!
「マンチェスター・イブニングニュース」は、1日1本のペースでポール・ポグバの去就に関するニュースを配信しています。「Manchester United prepared to sell Paul Pogba after midfielder rejects new contract(ポグバが新たな契約を拒否したため、マンチェスター・ユナイテッドは売却する準備を進めている)」と題された記事のネタ元は「ミラー」。マンチェスターのフットボールシーンに詳しいデヴィッド・マクドネル記者によると、プレミアリーグ制覇をめざすクラブは現在の週給25万ポンドを35万ポンド(約5300万円)に増額するオファーを提示したものの、ポグバと代理人のミーノ・ライオラは拒否したそうです。
「パリ・サンジェルマンでの新たなチャレンジを強行するために、冷たくあしらった」という感情的な表現を用いたレポートは、マンチェスター・ユナイテッドは1年後にポグバがフリーエージェントとして退団することを望んでいないと明言。2016年の夏に、プレミアリーグレコードとなる8900万ポンドでユヴェントスから奪い返したクラブは安売りする気はなく、5000万ポンド以上のオファーがあれば売却すると伝えています。
2018-19シーズンにプレミアリーグ35試合13ゴール9アシストという数字を残した6番は、近年は負傷欠場が多く、2020-21シーズンのプレミアリーグは26試合3ゴール5アシストという不本意な結果に終わっています。クラブでは攻撃への関与度を落としているものの、フランス代表では素晴らしいプレイを披露し続けており、ピークを過ぎたわけではないのは明らかです。来季こそは「ポグバのシーズン」といえるパフォーマンスを見せてほしかったのですが…。ジェイドン・サンチョとラファエル・ヴァランに移籍金1億2300万ポンドを費やすといわれているクラブは、中盤にも投資しなければならなくなりそうです。
マンチェスターの2クラブに関する記事が多いフリーライターのダニエル・マーフィーさんは、「マンチェスター・イブニングニュース」に最新のレポートを寄稿し、5つの可能性があると指摘しています。ひとりめは、レンヌのエドゥアルド・カマヴィンガ。ハードマーク、空中戦、ビルドアップ、アシスト、フィニッシュと何でもこなせるオールラウンダーと絶賛されている18歳のヤングスターは、チェルシーとの争奪戦になると見られています。契約期間は残り1年で、報道されている移籍金は2500万ポンド(約38億円)。魅力的な選択肢ではありますが、プレミアリーグ初年度からポグバ以上の活躍を求めるのは酷でしょう。
2人めの候補は、デクラン・ライス。ポグバとは違って後ろに重心を置くアンカータイプですが、売却で得たキャッシュを元手に「7000万ポンド+リンガード」でオファーすれば、ウェストハムを振り向かせることができるかもしれません。3人めは、アトレティコ・マドリードでシメオネに鍛えられたサウール・ニゲス。プレーエリアは「ポグバの代役」ですが、オールド・トラフォードを沸かせた意外性のあるパスの継承は難しいでしょう。前任者がさぼりがちだった守備と運動量、的確なパスワークを求めるなら、今回のリストのなかでは最も計算できる存在です。
4人めは、バルセロナのぺドリ。18歳ながら至宝と表現されるような逸材をバルサが手離すとは思えませんが、「あちらはお金に困っているので、ガツンといけば出す…かもね」といったニュアンスです。おそらく、記事をおもしろくしたくてぶち込んだのでしょう。5人めは、いや、5つめの選択肢は「買わない」。ノッテインガム・フォレストにローン移籍し、頭角を現したジェームズ・ガーナーをはじめ、アントニー・エランガ、ハンニバル・メイブリ、ショラ・ショータイア、アマド、ディアロ、ファクンド・ペリストリと、優秀な若手がいるじゃないかという提案です。
記事の中から選べといわれれば、即答でデクラン・ライス。攻撃的な役割は、プレミアリーグ初年度は振るわなかったファン・デ・ベークの覚醒に期待します。お金を気にするなら、契約期間が残り1年となったバイエルンのレオン・ゴレツカでしょうか。年俸2000万ユーロ(1700万ポンド=約26億円)を要求してクラブと揉めている「ドイツのポグバ」は、ハマーズが1億ポンドと主張しているセントラルMFよりも安く獲れるはずです。
ポグバに1800万ポンドを払おうとしていたクラブが、要求どおりにまるっと払うかどうかはともかく、1700万ポンドのサラリーは問題にはならないでしょう。2019-20シーズンのブンデスリーガで24試合6ゴール9アシスト、昨季は24試合5ゴール7アシストというスタッツを記録しており、セントラルもトップ下もこなすユーティリティーと得点力の高さは魅力です。結論が出るまで、時間がかかりそうですが、マンチェスター・ユナイテッドの次の一手をしっかり追いかけたいと思います。
「パリ・サンジェルマンでの新たなチャレンジを強行するために、冷たくあしらった」という感情的な表現を用いたレポートは、マンチェスター・ユナイテッドは1年後にポグバがフリーエージェントとして退団することを望んでいないと明言。2016年の夏に、プレミアリーグレコードとなる8900万ポンドでユヴェントスから奪い返したクラブは安売りする気はなく、5000万ポンド以上のオファーがあれば売却すると伝えています。
2018-19シーズンにプレミアリーグ35試合13ゴール9アシストという数字を残した6番は、近年は負傷欠場が多く、2020-21シーズンのプレミアリーグは26試合3ゴール5アシストという不本意な結果に終わっています。クラブでは攻撃への関与度を落としているものの、フランス代表では素晴らしいプレイを披露し続けており、ピークを過ぎたわけではないのは明らかです。来季こそは「ポグバのシーズン」といえるパフォーマンスを見せてほしかったのですが…。ジェイドン・サンチョとラファエル・ヴァランに移籍金1億2300万ポンドを費やすといわれているクラブは、中盤にも投資しなければならなくなりそうです。
マンチェスターの2クラブに関する記事が多いフリーライターのダニエル・マーフィーさんは、「マンチェスター・イブニングニュース」に最新のレポートを寄稿し、5つの可能性があると指摘しています。ひとりめは、レンヌのエドゥアルド・カマヴィンガ。ハードマーク、空中戦、ビルドアップ、アシスト、フィニッシュと何でもこなせるオールラウンダーと絶賛されている18歳のヤングスターは、チェルシーとの争奪戦になると見られています。契約期間は残り1年で、報道されている移籍金は2500万ポンド(約38億円)。魅力的な選択肢ではありますが、プレミアリーグ初年度からポグバ以上の活躍を求めるのは酷でしょう。
2人めの候補は、デクラン・ライス。ポグバとは違って後ろに重心を置くアンカータイプですが、売却で得たキャッシュを元手に「7000万ポンド+リンガード」でオファーすれば、ウェストハムを振り向かせることができるかもしれません。3人めは、アトレティコ・マドリードでシメオネに鍛えられたサウール・ニゲス。プレーエリアは「ポグバの代役」ですが、オールド・トラフォードを沸かせた意外性のあるパスの継承は難しいでしょう。前任者がさぼりがちだった守備と運動量、的確なパスワークを求めるなら、今回のリストのなかでは最も計算できる存在です。
4人めは、バルセロナのぺドリ。18歳ながら至宝と表現されるような逸材をバルサが手離すとは思えませんが、「あちらはお金に困っているので、ガツンといけば出す…かもね」といったニュアンスです。おそらく、記事をおもしろくしたくてぶち込んだのでしょう。5人めは、いや、5つめの選択肢は「買わない」。ノッテインガム・フォレストにローン移籍し、頭角を現したジェームズ・ガーナーをはじめ、アントニー・エランガ、ハンニバル・メイブリ、ショラ・ショータイア、アマド、ディアロ、ファクンド・ペリストリと、優秀な若手がいるじゃないかという提案です。
記事の中から選べといわれれば、即答でデクラン・ライス。攻撃的な役割は、プレミアリーグ初年度は振るわなかったファン・デ・ベークの覚醒に期待します。お金を気にするなら、契約期間が残り1年となったバイエルンのレオン・ゴレツカでしょうか。年俸2000万ユーロ(1700万ポンド=約26億円)を要求してクラブと揉めている「ドイツのポグバ」は、ハマーズが1億ポンドと主張しているセントラルMFよりも安く獲れるはずです。
ポグバに1800万ポンドを払おうとしていたクラブが、要求どおりにまるっと払うかどうかはともかく、1700万ポンドのサラリーは問題にはならないでしょう。2019-20シーズンのブンデスリーガで24試合6ゴール9アシスト、昨季は24試合5ゴール7アシストというスタッツを記録しており、セントラルもトップ下もこなすユーティリティーと得点力の高さは魅力です。結論が出るまで、時間がかかりそうですが、マンチェスター・ユナイテッドの次の一手をしっかり追いかけたいと思います。
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