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スミス・ロウが契約延長、ラムズデール獲得間近!? 順調アーセナルの次の目標は、即戦力のMF獲得! 

ヌーノ・タヴァレスに700万ポンド、アルベール・サンビ・ロコンガに1500万ポンド、正式発表間近といわれるベン・ホワイトは5000万ポンド。総額7200万ポンド(約109億円)で3人の即戦力をゲットしたアーセナルは、さらに3人にアプローチしていると報じられています。シェフィールド・ユナイテッドのGKラムズデールは3200万ポンド、ルベン・ネヴェスは3420万ポンド。昨季プレミアリーグで31試合8ゴール7アシストレスターのジェームズ・マディソンは、6000万ポンド以上という高額の移籍金を下げられるかどうかがポイントです。

3人の移籍金を加えると1億9800万ポンド(約300億円)。一方で、ローマ行きが確実視されているグラニト・ジャカをはじめ、エクトル・ベジェリン、セアド・コラシナツ、エインズリー・メイトランド=ナイルズ、ルーカス・トレイラ、エディ・エンケティアを売ろうとしており、トータルで1億ポンド程度まで赤字を圧縮できればまずまずの着地でしょう。レスターのディフェンスが堅いといわれるジェームズ・マディソンが破談となれば、2140万ポンドでいけるフセム・アワールにスイッチするのではないでしょうか。この場合の収支は、マイナス5000万~6000万ポンドとなります。

現在、さまざまな噂が飛び交っているディールのなかで、最も現実的なのはGKの獲得です。イングランド代表の守護神ラムズデールは、プレミアリーグから降格したシェフィールド・ユナイテッドが最も多額の移籍金を取れると期待している選手です。交渉経緯はベン・ホワイトと似ており、「talkSPORT」は、「過去2回のオファーを拒否されたアーセナルは、3000万ポンドで決めにいこうとしている」と伝えています。

「ザ・タイムズ」によると、チャンピオンシップのクラブの希望額は3200万ポンド。微妙なギャップは、アドオンを付けるなどの調整で埋まるものと思われます。2020-21シーズンのプレミアリーグで、23歳の新鋭GKがポジション争いに勝てば、契約期間が残り1年となるベルント・レノは次のステージを探すことになるでしょう。ラムズデールの値段を聞くと、10ヵ月前にヴィラに売却したエミリアーノ・マルティネスの2000万ポンドというバーゲンプライスが悔やまれます。

GKが獲得できれば、次の興味はMFですが、「ルベン・ネヴェス争奪戦はマンチェスター・ユナイテッドがリード」「ジェームズ。マディソンは残留濃厚」といった記事は、少なくとも今日に限ってはグーナーのみなさんは気にしないのではないでしょうか。最大のニュースは、エミール・スミス・ロウの契約延長!昨季の公式戦34試合4ゴール7アシスト、プレミアリーグ20試合2ゴール4アシストのプレーメイカーが得点力不足という課題を解決してくれれば、TOP4奪還という最初の目標に近づけるはずです。

「ザ・サン」が煽っている「アーセナルがタミー・アブラハムを狙っており、4000万ポンドの買い取りオプション付きローンならOK」という話は、笑ってスルーしていいでしょう。次なるターゲットは、スミス・ロウだけでは心もとない攻撃的MFと、ダニ・セバージョスとジャカの離脱で層が薄くなる中盤センターです。アメリカ遠征中止以外は、計画通りに見える順調アーセナルの朗報を楽しみにしています。CBとGKの正式発表は、本人が戻ってくる週明けですかね?(アーロン・ラムズデール 写真著作者/@cfcunofficial (Chelsea Debs) London from London, UK)


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