2021.09.05 マンチェスター・ユナイテッドの話題
CR7とサンチョがマンチェスターに帰還!楽しみで不安なニューカッスル戦はいかに…!?
センセーショナルな移籍が決まってから5日。マンチェスター・ユナイテッドの公式サイトが、クリスティアーノ・ロナウドの予定より早い到着を報告しています。白いTシャツとリュックという軽装で、マンチェスター空港のプライベートターミナルに降り立ったスターは、出迎えたダレン・フレッチャーTDと談笑。ポルトガルのみなさんには申し訳ありませんが、8日に開催されるアゼルバイジャン戦のスキップは、ニューカッスル戦でのプレミアリーグ復帰を願うわれわれとしては朗報です。
マンチェスター・ユナイテッドへの復帰が発表されてからも、CR7はメディアの見出しを独占し続けています。2日に行われたFIFAワールドカップカタール2022の欧州予選で、ホームグラウンドのエスタディオ・アルガルヴェにアイルランドを迎えたポルトガルは大苦戦。45分のCKをイーガンにヘッドで合わせられ、0-1のまま残り1分という絶望的な状況に追い込まれました。
右サイドを突破したゴンサロ・ゲデスがクロスを上げたのは89分。ブライトンのダフィーのマークを外したクリスティアーノ・ロナウドが完璧なヘッドをGKバズヌの足元に叩きつけ、ホームチームは同点に持ち込みました。代表通算110ゴールは、イランのレジェンドであるアリ・ダエイを抜き去るワールドレコード。さらに96分、右から左足で浮かしたジョアン・マリオのクロスに反応したCR7は、オモバミデレの裏に入って強烈なヘディングシュートをネットに突き刺しました。
シャツを脱ぎ捨て、スタンドに駆け寄り、サポーターと喜びを分かち合ったエースは、イエローカードを握って1分ほど待ったレフェリーをガン無視して7番のシャツを掲げました。このパフォーマンスによって、次戦は出場停止。早々に代表を離れて、キャリントンで戦う準備を進めることになりました。ポルトガルのみなさんには申し訳ありませんが、ブルーノ・フェルナンデスを連れて帰ってきてくれればいいのにと思ってしまいました。すみません。
代表から離脱といえば、軽度の打撲でハンガリー戦を欠場したジェイドン・サンチョも、マンチェスターに戻ってきたようです。プレミアリーグデビューからの3試合で、シュートを1本も打っていないウインガーの早いお帰りも、クラブのサポーターにとってはありがたいお話です。昨季プレミアリーグのTOP4のなかで、唯一ビッグ6との直接対決以外で勝ち点をロストしたチームにとって、新戦力の早期のフィットは重要なテーマです。
CR7とサンチョの入団は、アメリカ人なら「ワンダフル!」と叫んで拍手喝采のビッグイベントですが、イギリス人のジャーナリストに感想を求めると「これでスールシャールも言い訳できなくなった、ふふ」というニュアンスになります。プレミアリーグ2021-22シーズンは始まったばかりですが、未だ厳しい相手と戦っていないマンチェスター・ユナイテッドは、昨季まで抱えていた課題を解決できずにいます。
出遅れ気味のリーズ、お得意様のセインツ、不振のウルヴスに対して、1試合あたりのシュートは13.7本。ブライトンと並んでプレミアリーグ7位というランキングには、もの足りなさを覚えます。グリーンウッドの3試合連発は喜ばしい限りですが、左右からの鋭いフィニッシュが多く、センターフォワードとしてゴールを量産するイメージは持てていません。
右サイドからのアタックの比率は、リーグ16位の34%。グリーリッシュのドリブルが冴えるマン・シティと、戦術ティアニーと化しているアーセナルよりは上ですが、サンチョ獲得は右からの仕掛けを強化するためだったはずです。ドルトムントから来たドリブラーが左サイドでクロスをカットされ続け、グリーンウッドが右から鮮やかに決めるのを見ると、拍手しつつも「思てたんと違う!」と叫びたくなります。
ニューカッスル戦まで5日あるので、CR7もサンチョも間に合うのではないでしょうか。スールシャール監督には、包丁とフライパンをもって新作料理を披露していただきたいのですが、ナイフとフォークを握ってビストロCR7の豪華な一皿を堪能するほうにまわるのではないかと不安です。
サンチョは空回り、ブルーノは悠然と歩くポルトガル代表の先輩の後ろで守備に奔走し、デ・ヘアがビッグセーブを連発してチームを救った後、CR7が強引にドスン!などという勝利を喜べるのか…。スールシャール監督、未勝利の17位相手にグダグダの苦戦で勝っても、天然ポジティブな発言で煙に巻いたり、言い訳したりしないでくださいね、ふふ。…どうやら私は、アメリカ人よりイギリス人に近いようです。
マンチェスター・ユナイテッドへの復帰が発表されてからも、CR7はメディアの見出しを独占し続けています。2日に行われたFIFAワールドカップカタール2022の欧州予選で、ホームグラウンドのエスタディオ・アルガルヴェにアイルランドを迎えたポルトガルは大苦戦。45分のCKをイーガンにヘッドで合わせられ、0-1のまま残り1分という絶望的な状況に追い込まれました。
右サイドを突破したゴンサロ・ゲデスがクロスを上げたのは89分。ブライトンのダフィーのマークを外したクリスティアーノ・ロナウドが完璧なヘッドをGKバズヌの足元に叩きつけ、ホームチームは同点に持ち込みました。代表通算110ゴールは、イランのレジェンドであるアリ・ダエイを抜き去るワールドレコード。さらに96分、右から左足で浮かしたジョアン・マリオのクロスに反応したCR7は、オモバミデレの裏に入って強烈なヘディングシュートをネットに突き刺しました。
シャツを脱ぎ捨て、スタンドに駆け寄り、サポーターと喜びを分かち合ったエースは、イエローカードを握って1分ほど待ったレフェリーをガン無視して7番のシャツを掲げました。このパフォーマンスによって、次戦は出場停止。早々に代表を離れて、キャリントンで戦う準備を進めることになりました。ポルトガルのみなさんには申し訳ありませんが、ブルーノ・フェルナンデスを連れて帰ってきてくれればいいのにと思ってしまいました。すみません。
代表から離脱といえば、軽度の打撲でハンガリー戦を欠場したジェイドン・サンチョも、マンチェスターに戻ってきたようです。プレミアリーグデビューからの3試合で、シュートを1本も打っていないウインガーの早いお帰りも、クラブのサポーターにとってはありがたいお話です。昨季プレミアリーグのTOP4のなかで、唯一ビッグ6との直接対決以外で勝ち点をロストしたチームにとって、新戦力の早期のフィットは重要なテーマです。
CR7とサンチョの入団は、アメリカ人なら「ワンダフル!」と叫んで拍手喝采のビッグイベントですが、イギリス人のジャーナリストに感想を求めると「これでスールシャールも言い訳できなくなった、ふふ」というニュアンスになります。プレミアリーグ2021-22シーズンは始まったばかりですが、未だ厳しい相手と戦っていないマンチェスター・ユナイテッドは、昨季まで抱えていた課題を解決できずにいます。
出遅れ気味のリーズ、お得意様のセインツ、不振のウルヴスに対して、1試合あたりのシュートは13.7本。ブライトンと並んでプレミアリーグ7位というランキングには、もの足りなさを覚えます。グリーンウッドの3試合連発は喜ばしい限りですが、左右からの鋭いフィニッシュが多く、センターフォワードとしてゴールを量産するイメージは持てていません。
右サイドからのアタックの比率は、リーグ16位の34%。グリーリッシュのドリブルが冴えるマン・シティと、戦術ティアニーと化しているアーセナルよりは上ですが、サンチョ獲得は右からの仕掛けを強化するためだったはずです。ドルトムントから来たドリブラーが左サイドでクロスをカットされ続け、グリーンウッドが右から鮮やかに決めるのを見ると、拍手しつつも「思てたんと違う!」と叫びたくなります。
ニューカッスル戦まで5日あるので、CR7もサンチョも間に合うのではないでしょうか。スールシャール監督には、包丁とフライパンをもって新作料理を披露していただきたいのですが、ナイフとフォークを握ってビストロCR7の豪華な一皿を堪能するほうにまわるのではないかと不安です。
サンチョは空回り、ブルーノは悠然と歩くポルトガル代表の先輩の後ろで守備に奔走し、デ・ヘアがビッグセーブを連発してチームを救った後、CR7が強引にドスン!などという勝利を喜べるのか…。スールシャール監督、未勝利の17位相手にグダグダの苦戦で勝っても、天然ポジティブな発言で煙に巻いたり、言い訳したりしないでくださいね、ふふ。…どうやら私は、アメリカ人よりイギリス人に近いようです。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
コメントを残す