ファン・ペルシはフェネルバフチェ移籍間近⁉ デ・ヘアはマンチェスターでプレシーズン参加!
マンチェスター・ユナイテッドでの3年間で、プレミアリーグ84試合48ゴール。初年度には26ゴールを挙げてプレミアリーグ制覇と得点王のダブルの栄冠を手に入れており、タイトルがほしいと語っていた彼のチャレンジは成功といっていいのではないでしょうか。26、12、10と年々下がっていくゴール数には、オランダ代表のエースもいよいよピークを過ぎたのかという不安もよぎりましたが、3年とも違う監督の下でプレイするという混乱期だったこと、後半は負傷が多くトップフォームでピッチに立った時間が少なかったことを考えればまずまずでしょう。とはいえ、サー・アレックス・ファーガソン元監督の引退があと2年遅かったら、香川真司ともども、もっと素晴らしい記録を残せていたのではなどと、つい想像してしまいます。
「ガーディアン」は、代理人のキース・フォスさんがトルコに2日間出向いて4年に及ぶ新契約の合意をとったと報じています。来月32歳となる選手にしてみれば、契約期間の長さだけでも悪くありません。フォスさんは、自分はトルコに行っていないとこの話を否定しているものの、「移籍先が見つかったら発表する」とも語っており、近いうちに何らかの報道があるのは間違いないようです。チームメイトだったナニは、昨日メディカルチェックを終えて新天地でも一緒にプレイすることになるはずで、ガラタサライからのリーグタイトル奪還をめざして順調に補強を進めているフェネルバフチェなら、欧州のステージでプレミアリーグ勢を苦しめることもできそうです。
「ガーディアンがいってるなら決まるだろう」と思ってらっしゃる方も多いかもしれませんが、彼らは2年前、「タイムズ」との”信頼の2トップ”で「イグアインがアーセナル移籍で合意。7月上旬に契約完了させてアジアツアーに帯同」と決まりといわんばかりの報道をしてコケておりますので、ご注意を。イギリスの新聞は信頼できないといいたいのではなく、メディカルチェック完了の声を聞くまでは、移籍話は二転三転あると思いながら見ていたほうがよいというお話です。
さて、マンチェスター・ユナイテッドにおけるもうひとつの懸案、ダヴィド・デ・ヘアの去就ですが、どうやら彼はマンチェスター・ユナイテッドのプレシーズンに参加する見通しとなっているようです。セルヒオ・ラモスの契約延長拒否騒動まで巻き込みながらの移籍交渉は未だ難航。このタイミングでマドリードで休暇を過ごしたために、「契約の話か!?」とマスコミを色めき立たせたデ・ヘアは、スペイン誌のインタビューで「プレシーズンはマンチェスターに戻らなければ。僕は落ち着いている」とコメントしています。「ねばならぬ」式の言い回しが大いに気になるところではあるものの、「もしかして、そのまま…」とちょっぴり期待してしまうのがサポーターの悲しい性なのであります。
アトレティコ・マドリード時代にチームメイトだった元チェコ代表DFのウィファルシさん(既に引退)が、「アトレティコのサポーターは一生、デ・ヘアを許さないだろうね。彼はアトレティコのサポーターだから、私は今回の件についてびっくりしている。若い頃の彼の心はロヒ・ブランコ(赤と白)だったはずだ」と、こちらもサポーターマインド全開でデ・ヘアを咎めてましたが、先輩の声はマンチェスター・ユナイテッドの絶対的守護神に届くのでしょうか。マドリードに帰ったのは、噂の彼女や家族に会うためだけじゃないだろうという疑念を呑み込みつつ、一縷の望みに賭けようと、ドーナツ断ちをして過ごす今日この頃です。頼む!
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