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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

ラシュフォードがアーセナルに移籍!? いやいや、それはないと笑ってみたものの…!

これまでは、マーカス・ラシュフォードに移籍の噂があっても、「出ていくわけがない」と高をくくっていました。衝撃のデビューは、ファン・ハール監督が指揮を執っていた2015-16シーズン。ヨーロッパリーグのミッティラン戦で2ゴールを決めた直後、初めてのプレミアリーグだったアーセナル戦で2ゴール1アシストという数字を残しました。

18歳だった1年めは、公式戦18試合8ゴール。7歳のときにマンチェスター・ユナイテッドに加わったスピードスターは、エヴァートンからやってきたウェイン・ルーニーより純度が高く、クラブの顔として絶大な人気を集めていました。スールシャール監督の下で、左サイドに定着した2019-20シーズンは、プレミアリーグ31試合17ゴール7アシスト。昨シーズンも37試合11ゴール9アシストで、2位フィニッシュに貢献してくれました。

悪くなかったシーズンが終わってから、10ヵ月。ずっといてくれるはずだった10番に、移籍の噂が流れています。「ミラー」によると、狙っているのはアーセナル。オーバメヤンが去り、ラカゼットとエンケティアの契約満了が近づいているクラブは、冬のマーケットでヴラホヴィッチをユーヴェに持っていかれました。ミケル・アルテタ監督は、最前線をまかせられるタレントと考えているようです。

肩の手術で出遅れた2021-22シーズン。合流したとき、チームは最悪の状態で、復帰5試合めのワトフォード戦でスールシャール監督が解任となりました。前シーズンの終盤戦から、左右のウイング、センターフォワードと目まぐるしくポジションを変えられていたアタッカーは、スールシャール監督に迷いが生じていると打ち明けたものの、取り合ってもらえず。ラングニック監督も、やりたがっていた左サイドで起用せず、長いスランプに陥ってしまいました。

プレミアリーグ19試合4ゴール2アシスト、先発した9試合はノーゴール。勝利に貢献したといえるのは、ウェストハム戦の追加タイムにゲットした決勝ゴールだけです。現地メディアは、「ラシュフォードの未来は不透明」と伝えるようになっています。アーセナルがCL出場権を獲得し、われわれがELにまわったら、彼の心はノースロンドンに向いてしまうのでしょうか。

ラングニックは、「彼はここにいて幸せだ」といっていますが、明確なコンセプトと一貫性を併せ持つアルテタに口説かれたら…。いや、ここは、ダレン・フレッチャーTDにしっかりケアしていただいて、復活の足がかりを築いてもらえればと思います。シーズンが終われば、新しい監督がやってきます。いま一度、役割とミッションを明確に伝えられれば、鋭いカットインと強烈なミドルを取り戻してくれるのではないでしょうか。

デビューから応援してきたサポーターとしては、右にジェイドン・サンチョ、左にラシュフォードでゴールを量産してもらえればと期待しています。移籍金の額など、具体的な情報がない記事なのに、うっかりリアクションしてしまいました。残ってくれると信じておりますが、ファン・ペルシが電撃ナンチャラとか、いろいろあったので…。


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