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ラシュフォード、フレッジら4人は契約延長オプション発動!デ・ヘアは条件引き下げの短期契約!?

マーカス・ラッシュフォード、ルーク・ショー、ジオゴ・ダロト、フレッジ。マンチェスター・ユナイテッドが、ワールドカップで活躍した4人に対して2023-24シーズンまでの契約延長オプションを発動しました。

いざプレミアリーグ再開というこのタイミングで、大変喜ばしいお知らせです。とりわけラシュフォードは、パリが獲得を熱望という話が出回っていただけに、フリーで出ていく可能性がなくなっただけでもほっとしています。ワールドカップで3ゴールの勢いを、ノッティンガム・フォレスト、ウルヴス、ボーンマスの下位3連戦に持ち込んでいただければと期待しています。

4人はすんなり延長となったのですが、夏に契約が切れるもうひとりは未だ保留のようです。12シーズンめを迎えたダヴィド・デ・ヘア。公式戦507試合、プレミアリーグ391試合出場の守護神の契約交渉について、「前向きな話し合い」と表現しているのは「スカイスポーツ」だけです。

「12ヵ月延長のトリガーが設定されておらず、フリートランスファーでの退団に直面している」(ザ・サン)

「マンチェスター・ユナイテッドとダヴィド・デ・ヘアは、契約交渉において同じページにいない」(マンチェスター・イブニングニュース)

「現段階では、マンチェスター・ユナイテッドは契約をもう1年延長することは考えていないと聞いている。テン・ハフは新しいNo.1の獲得についてオープンだが、選手は2023年以降も残りたがっている。現在の年俸は1800万~2000万ユーロ(約25億~28億円)」(「スカイ・ドイツ」ジャーナリスト、フロリアン・プレッテンベルグ)

「ユナイテッドが契約延長を発動した場合、デ・ヘアが世界最高額のGKとなった2019年に約束された週給37万5000ポンド(約6000万円)が適用される。しかし現在、32歳のスペイン人選手には、条件を引き下げた短期契約のオプションが提示されている」(BBC)

条件引き下げ…サイモン・ストーン記者のレポートが事実だとすると、テン・ハフ監督と経営ボードは、デ・ヘアが去ってもやむなしと考えているということになります。指揮官の不満は、アリソンやエデルソンに劣るパスワークか、改善しないハイボール処理か、広いとはいえないプレイエリアか。近年増えたキャッチミスも、理由のひとつかもしれません。

まっすぐ考えれば、ノッティンガム・フォレストに貸し出されているディーン・ヘンダーソンが後釜です。その一方で、「スカイスポーツ」は「ポルトのGKディオゴ・コスタのバイアウト条項にある6500万ポンドを支払う必要が生じるかもしれない」と伝えています。

ワールドカップのスペイン代表に選ばれなかった稀代のショットストッパーは、プレミアリーグのトロフィー奪還を見ずに母国に帰るのでしょうか。指揮官の言い分もわかる気がするだけに、「チームを救った数々のビッグセーブを忘れない」としかいえません。


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