17歳のSBに4000万ポンド!? マンチェスター・ユナイテッドにライアン・セセニョン獲得報道!
生まれはロンドンの真ん中のワンズワースで、9歳でフラムのユースチームに入団。ファーストチームデビューは2016年8月9日のEFLカップ1回戦でした。2-3で勝ったレイトン・オリエントとのアウェイゲームでピッチに立ったセセニョンは、16歳81日。ここから1年もしないうちに、才気あふれるSBはプレミアリーグのクラブから注目されることになります。3節のリーズ戦でチャンピオンシップデビューを果たすと、次節のカーディフ戦でさっそく初ゴール。9月のバートン・アルビオン戦で2ゴールめをゲットし、鋭いドリブルとシュート力が目の肥えたファンに評価されるようになります。
負傷もあり、レギュラーに定着したとはいえないシーズンでしたが、SB、WB、ウイングまでこなすサイドのスペシャリストは、公式戦30戦7ゴール5アシスト、チャンピオンシップ25戦5ゴールという数字を残しました。オフシーズンにはマンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、リヴァプールなどプレミアリーグ勢が触手を伸ばしていると伝えられましたが、セセニョンはフラムとプロ契約を締結します。出場機会を重視したこの選択は大正解でした。2017-18シーズンに入ると、17歳は海外でも話題になるような大ブレイク。開幕当初はSBをまかされることが多く、チャンピオンシップ17節までは1ゴールとおとなしかったのですが、4-2-3-1の2列めで起用された18節のシェフィールド・ウェンズデー戦でハットトリック。この後の5試合を再度SBに戻ると、4-3-3の左ウイングに入ったボクシングデーのカーディフ戦からゴールラッシュがスタートします。
年明けのイプスウィッチ戦はSBで2ゴールを決め、マン・オブ・ザ・マッチ。1月20日のバートン戦と次節のバーンズリー戦は2列めにポジションを上げ、2戦連続の2発ゲット。1月は4戦6ゴールでチャンピオンシップの月間MVPに選出されています。今季はここまでチャンピオンシップ37試合出場14ゴール。次の夏こそ、満を持してプレミアリーグに活躍の場を求めるのではないでしょうか。今回、タブロイド紙が記事にしたのは、ルーク・ショーの退団報道がトリガーだったのだと思われますが、私が期待しているのは右のウイングです。アシュリー・ヤングの後釜ではなくガレス・ベイルの再来。2016年に衝撃デビューのマーカス・ラシュフォード、プレミアリーグ初の2000年代生まれと話題になったアンヘル・ゴメス、そしてセセニョンの3トップでバルセロナに勝ったりしたら号泣です。
ライバルが多く、獲れるかどうかはまったくわかりませんが、2年前の3月にズラタン・イブラヒモヴィッチのマンチェスター・ユナイテッド移籍を先んじて報じた「ザ・サン」に、2発めの鮮やかなバイシクルを期待したいと思います。(ライアン・セセニョン 写真著作者/Nick)
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セセニョンは"本物"のワンダーキッドですねー、英国産のサイドバックとしては現プレミアリーグでレギュラーを張っている猛者にも劣らないですし、10代で強豪チームのレギュラーを務められるんじゃないかというくらいの超逸材!
レッズにはなんとかユナイテッド入りを阻止してもらいたいです、是非欲しい…!!!