デ・ヘアが最終オファーを拒否!? どうするスールシャール&マンチェスター・ユナイテッド!
マイク・マクグラス記者のレポートによると、マンチェスター・ユナイテッドの最高額は、パリ・サンジェルマンが提示した週給35万ポンド(約4900万円)に届いていないとのこと。チャンピオンズリーグのラウンド16で、奇跡的な大逆転で勝った相手にリベンジされる格好となりましたが、あの試合がまさにターニングポイントだったのだと思います。ジョゼ・モウリーニョ解任の後、古巣で指揮を執ることになったオーレ・グンナースールシャールは最初の17試合を14勝2分1敗というハイペースで快走。プレミアリーグでは10勝2分と負け知らずで、一時は11ポイントも離されていたチェルシーを捉えて4位にジャンプアップしていました。
このまま走り切り、CLでもバルサと好勝負をしていれば、彼はチームに残ったのではないでしょうか。
スールシャール体制で初のビッグ6直接対決となったトッテナムとのアウェイゲームは、圧巻の一戦でした。0-1で勝利したこの試合で、プレミアリーグ屈指の守護神はスーパーセーブを連発。セーブ数11は、前シーズンのアーセナル戦で出した14というリーグレコードには及ばなかったものの、クリーンシートのゲームでは史上3位に食い込む素晴らしいパフォーマンスでした。新しいチームは、この勝利で確固たる自信を手に入れました。プレミアリーグ12戦連続無敗という破竹の快進撃は、デ・ヘアによってもたらされたといっても過言ではないでしょう。
パリに勝った直後、アーセナルに2-0で完敗。最初のつまずきは、その後の崩壊の幕開けでした。鋭くシュート回転したジャカのスーパーミドルに対して逆に反応し、手を伸ばすこともできずにゴールを許したデ・ヘアは、公式戦2勝2分8敗という絶不調の戦犯と化してしまいました。カンプ・ノウのバルセロナ戦でメッシのシュートを後逸し、エヴァートン戦では2発のミドルを弾き切れずに4失点。チェルシー戦のファンブルは、CL出場権を失うドロー決着につなかる致命的なミスでした。これまで何度もチームを救ってきたワールドクラスのGKに、すべての責任を背負わす気分にはなれませんが、いつものデ・ヘアだったら…と天を仰ぐ数週間でした。
この頃、既に心に決めていたのかもしれません。8年過ごしたチームから離れよう、と。プレミアリーグ275試合156勝62分57敗、PFA年間ベストイレブン5回、ゴールデングローブ1回。マンチェスター・ユナイテッドは、ピーター・シュマイケルやファン・デル・サールに勝るとも劣らないエクセレントな守護神を失おうとしているようです。メディアが伝える売値は6000万ポンド(約84億円)。2019-20シーズンは、デ・ヘアがいなければどれだけ勝ち点を落とすのかを見せつけられる1年になるのでしょうか。私はまだ虚勢を張っています。この記事は「ザ・サン」だ。報じているのは、ゴシップが好きなメディアだけだ。「BBC」は何もいっていない…。
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ついに来た、という感じです。
世界でも屈指のGKを引き止める魅力がないチームになっている、という事なんでしょうね。
いて欲しいのは当然ですが、出て行ったとしても、感謝しかないです。
フロントを含めビッグクラブに相応しい力と戦力を備え、再びトップクラスのチームになれるよう、今後も応援していきます。
エレーラもそうですが、デヘア、マタと、悲しいニュースに沈む一方のオフシーズンになりそうです・・・
大いに内容を盛って(笑)記事を執筆しているだけで、ゴシップ誌のキャッチした「第一の動向」自体は間違っていなかったというケースは、実は少なくありません(日本で有名な東スポの報道も、事後に振り返ると「これ、スクープだったんじゃん!」という場合が間々あります)。
ただ移籍情報は二転三転するのが常なので、膨らませた始点から、盛大に別のところに着地してしまうことも、これまた多いのですが(笑)
マンチェスター・ユナイテッドからの移籍で難しいのは、給与的に行き先が限られることですよね。減額を飲まないとすれば、マンチェスターのお隣さん以外は海外。しかも、スペイン2強、もしくはパリぐらいしかありません。金銭的可能性だけで言えば、最近厳しくなっているとはいえ、中国という線もあるのかもしれませんが…
(いのち短く年金もねえやくざな商売なんだ) こども騙しのモンキービジネス野郎になんかもうつきあってられっかよっつって、旅に出ろ。
パリ16区で待ってるぜ。
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頼むから、とめてくれるなユナイテッド。
背中の銀杏が泣いている。
男 デヘア何処へ行く。