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6年総額1億ポンド超え!デ・ヘアがマンチェスター・ユナイテッドとの新契約に合意!

いやー、うれしい!これを書いている時点で、正式な発表があったわけではありません。それでも、「スカイスポーツ」「テレグラフ」「タイムズ」など信頼性が高いといわれているメディアが、同じような見出しを立てているのを確認して、思わず叫んでしまいました。ダヴィド・デ・ヘアが、マンチェスター・ユナイテッドとの新契約に合意したと報じられています。2011年の夏にアトレティコ・マドリードから移籍したときは、トップリーグで2シーズンを過ごした21歳の新鋭GKという触れ込みでした。以来8シーズン、プレミアリーグ275試合でクリーンシート100回。PFA年間ベストイレブンに5回選ばれているリーグ屈指の守護神です。

最も断定的な見出しを2つ紹介しましょう。「David de Gea to sign long-term Manchester United deal(スカイスポーツ)「David de Gea to sign record six-year, £117m deal with Manchester United(ザ・タイムズ」。前者は、オールド・トラフォードに残るための条件は調整中としていますが、後者は「6年契約で総額1億1700万ポンド(約158億円)」と具体的です。年額1950万ポンド(約26億円)、週給に直すと37万5000ポンド。これが実現すれば、プレミアリーグだけでなく、世界No.1の高給GKとなります。

ユヴェントスとパリ・サンジェルマンから魅力的なオファーがあったとする「タイムズ」が、デ・ヘアが残留を選んだ4つの理由を紹介しています。ひとつめは、「オーレ・グンナー・スールシャールに借りを返したいと考えているから」。ノルウェーから帰ってきた新指揮官の信頼に応えたかったスペイン人GKは、CLのバルサ戦でメッシのシュートを後逸したことをきっかけに、プレミアリーグでもミスを連発してしまいました。

彼に近い関係者によると、「デ・ヘアは最初のエラーの悪影響からフォームを崩してしまったと認めており、スールシャール監督がレギュラーから落とそうとしなかったことに感謝している」とのこと。レアル・マドリード移籍が破談となった際にも、世話になったクラブに移籍金が残るようにと新契約を締結してくれており、今回も信頼してくれた人物に対する恩を大事にした決断でもあったのかもしれません。

2つめの理由は、マンチェスター・ユナイテッドが今後数年間でトロフィーを獲得できると信じていること。3つめがまた、人間関係重視の彼らしく「アトレティコ・マドリード時代から彼を指導してきたGKコーチのエミリオ・アルバレスと一緒に仕事したいから」だそうです。最後のひとつは、このたびのオファーにクラブの高い評価を感じたから。過去6シーズンでクラブMVPに4回輝いているデ・ヘアは、マンチェスター・ユナイテッドにおける最高額サラリーの選手に値すると自己評価しており、アレクシス・サンチェスと同等の報酬が決め手になったようです。

マンチェスター・ユナイテッドのなかで最も好きな選手が、6年という長期契約を結んだというニュースは喜ばしいのですが、小さな懸念が2つあります。「最高額GKというレッテルがプレッシャーになりはしないか」「昨季終盤戦のつらい記憶がトラウマになっていないか」。ポール・ポグバはワールドレコードの移籍金をずっと気にし続け、アレクシス・サンチェスはプレミアリーグNo.1のサラリーが足枷になったように感じられます。デ・ヘアが来季プレミアリーグの序盤戦で勝負に直結するミスを犯せば、メディアは容赦なく書き立て、悪夢の3月と同じようにショックを引きずる可能性もなきにしもあらずです。

気になることはあるものの、今はこういった報道があること自体をただ喜びたいと思います。彼がマンチェスターで過ごした8シーズンは、プレミアリーグ優勝1回、FAカップ1回、リーグカップ1回、ヨーロッパリーグ制覇が1回。苦しい季節でしたが、曲がりなりにもチャンピオンズリーグに5回出場しており、モウリーニョ監督の2年めにはリーグ2位に食い込んでいます。デ・ヘアがいなければどうなっていたかというきわどい勝利を何度も潜り抜けてきたサポーターとして、貢献度No.1の守護神がプレミアリーグの頂点奪還とビッグイヤー獲得の歓喜を味わうことができればと切に願っています。開幕前に、正式発表があるでしょう。来季も、オールド・トラフォードのゴールマウスに君臨するのはダヴィド・デ・ヘアです。

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“6年総額1億ポンド超え!デ・ヘアがマンチェスター・ユナイテッドとの新契約に合意!” への10件のフィードバック

  1. ペップの街 より:

    更新有難うございます。
    デ・ヘア契約更改、良かったですね。
    彼がトップフォームを取り戻せばユナイテッドは何試合も本来の負けゲームを引き分けに持ち込み、かつ僅差の勝利を手にしてシーズンで10ポイント以上の勝ち点をチームにもたらすでしょう。
    でも、トップ4に残るためにはもっとチームを変えないとね。

  2. プレミアリーグ大好き! より:

    週給3750万?ユナイテッド破産しますねw 3750ポンドですよね

  3. 無名 より:

    興奮して書いてるから週給がすごい笑

  4. プレミアリーグ大好き! より:

    それは安すぎるかw 38万ポンドくらいですかね

  5. makoto より:

    みなさま>
    失礼しました。37万5000ポンドでした。ご指摘ありがとうございます。訂正させていただきました。

  6. ペップの街 より:

    純粋ドメスティック育ちの私としては「週給」というワードがしっくりきません。公共料金も月払いだし(w)
    でも、デ・ヘアには惜しくないですよね‼️

  7. アイク より:

    いつも面白い記事をありがとうございます。
    そして契約延長おめでとうございます。
    昨シーズンの乱調はモチベーション低下を心配していたのですが、そうじゃないと聞けて良かったです。

  8. プレミアリーグ大好き! より:

    もう衰え始めているのに大丈夫かい?

  9. ルーニー より:

    衰えが見えているのが明らかなのに6年契約って…
    ヘンダーソンもいい年なんだからそんなに長くいてもらわなくても。確かに功労者ではありますけど、年俸も高すぎる。

  10. ににに より:

    ベンチでチーム鼓舞してくれるし契約少しでも残ってれば売るときお金はいるしいいんでね?

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