イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

来季もプレミアリーグで、ぜひオールド・トラフォードへ…偏愛的ポチェッティーノ待望論。

ウインターブレイク明けのチェルシー戦が待ち遠しいです。スタンフォード・ブリッジで、ブルーノ・フェルナンデスのプレミアリーグ初ゴールとオディオン・イガロの復帰戦ゴールが観たい!スポルティングCPから来たアタッカーは、2年ぶりとなるTOP4フィニッシュのカギを握る救世主。中国の上海緑地申花から戻ってくるストライカーは、マンチェスター・ユナイテッドを愛する同志のような存在です。ナイジェリア代表で35試合16ゴールという数字を残しているイガロは、ワトフォード時代から「マン・ユナイテッドは僕の夢」と語っていた筋金入りのファン。中国では1月31日23時、グリニッジ標準時ではデッドラインデーの14時に代理人から最初の連絡を受け、その夜は一睡もしなかったと振り返っています。

「ユナイテッドが契約を望んでいると聞いて、飛び起きたよ。すぐに通訳に連絡してディレクターの部屋を訪ね、交渉を始めた。あの夜は、寝られなかった。上海時間の朝7時にはトランスファーマーケットが閉まるからね。他のクラブからのオファーもあったけど、マンチェスターに行きたいと伝えた。ユナイテッドなら減給といわれたけど、『気にならない。契約してほしい。これこそが僕の望みだ。どれだけサラリーが減っても構わない』と答えた」
イギリスメディア「ガーディアン」の記事に、ついつい涙腺が緩んでしまいました。ライバルとのシックスポインターで、わがシアター・オブ・ドリームズで、ぜひゴールを決めてもらえればと思います。ラシュフォード、イガロ、マルシアル、ポグバ、マクトミネイ、ブルーノ・フェルナンデスという攻撃的な布陣で、マンチェスターダービーやモウリーニョ率いるスパーズ戦で完勝する姿が観たいのです。CL出場権を獲得したスールシャール監督が、ホーム最終戦となるハマーズとの試合後に、惜別のスピーチをしてくれたら盛り上がるでしょう。そして来季は、あの方に来ていただきましょう。ナタリー・ピンクハムさんがゲストを招いて語り合う「スカイスポーツ」のポッドチャット「イン・ザ・ピンク」に出演した彼に。

「正直にいおう。プレミアリーグで働きたい。実際は、困難なことだとわかっている。今は待つだけだね。何が起こるかを見てみよう」(マウリシオ・ポチェッティーノ)

トッテナムで得たすべてを誇りに思うと熱く語ったアルゼンチン人指揮官は、新たなチャレンジに対する準備はできていると強調しました。「ホワイト・ハート・レーンを新スタジアムに建て替える間に、ウェンブリーやミルトン・ケーンズでプレイした。こういった状況がいかに難しいかは、フットボール関係者にしかわからない」「新しいフィロソフィーやアイデアを定着させるのはタフな仕事だった。しかし、私は成功し、トッテナムのレベルを引き上げることができた」。今のマンチェスター・ユナイテッドに必要なのは、彼がスパーズで築き上げたようなサスティナブルなコンセプトと戦術的な引き出しです。若い選手が増えたチームは、同じ方向に磨き上げればもっと輝くと信じています。

少し気の早い話ですが、トッテナムでは無冠だった指揮官は、マンチェスターで初めての戴冠を実現することができるでしょうか。スパーズより補強予算があり、スパーズより監督の希望を汲む余地があり、スパーズよりめざす選手が多いクラブです。しかし、ご本人にビッグタイトルを手にする可能性を問えば、笑って首を横に振るかもしれません。彼にとって大事なのは、ひと時の歓喜ではなく、クラブに素晴らしいカルチャーを遺すことだから。

「チャンピオンズリーグで3~4年プレイし、多くのシーズンでアーセナルより上だったのは、われわれの偉大な財産だ。タイトルを獲得するのは素晴らしいことだけど、これほどのクラブとスタジアムを手に入れたことこそがレガシーだと思う。それらは、タイトル以上に大切なものだ」

朗報を、待っています。来季もプレミアリーグで。ぜひオールド・トラフォードへ。

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“来季もプレミアリーグで、ぜひオールド・トラフォードへ…偏愛的ポチェッティーノ待望論。” への6件のフィードバック

  1. プレミアリーグ大好き! より:

    スパーズと同レベルの選手層をユナイテッドが集められるか疑問です

  2. プレミアリーグ大好き! より:

    スパーズサポの自分でとしては彼が存分に力を発揮してスパーズで勝ち取れなかったタイトルを狙って欲しい、そしていつの日か帰ってきて欲しい…という思いがあります。
    しかしプレミアリーグで最低二度も相手側のベンチに座るポチェを見るのはまだ切ない…出来ればPSG等以前本人が言っていたチームへ行って欲しいというのが正直なところです笑

  3. プレミアリーグ大好き! より:

    絶大なブランドと豊富な資金力があるので選手は集められると思います。
    ポチェユナイテッド、、いいですね

  4. のこ より:

    イガロのコメントには好感度上がりまくりました、我ながらチョロいです。スルーシャールには敬意を払いつつ、やはりポチェッティーノのマンユナイテッドは期待しちゃいますね…。

  5. プレミア より:

    ポチェの戦術の強さって前線、中盤のハイプレスからのショートカウンターだったり、攻守の切り替えの速さが強さの基本だと思ってます。
    スパーズ時代はケイン、デレアリ、エリクセンやソンと技術もありながら献身性もある選手を抜擢できたからこそ成功を掴めたんじゃないかなと。
    一方でユナイテッドの選手見てみると、マルシャル、ポグバを筆頭に守備意識低めの選手が多いのでポチェでユナイテッドが劇的に変わるかといったら無理だと思います。

  6. かーど より:

    ユナイテッドは予算はあるけどそれを指揮官が望む形で補強に使ってくれるかと言うと疑問符がつくんですよね。
    加えて既に前述された方が居ますが選手達の守備意識の低さに加えて、フリーとなるような動き出しのなさ(これは監督のせいでもありますが)
    今の選手達で昨シーズン、スールシャールが一時的に攻撃的に行けたのも結局ただの解任ブーストでしたし
    ポチェなら2年以上猶予があれば変えてくれそうですがそこまでフロントの我慢が持たない気がします

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