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憧れのクラブで初ゴール!プレミアリーグの2月MVPは、いきなりブルーノ・フェルナンデス!

2月のプレミアリーグにフル出場したものの、スタッツは3試合1ゴール2アシストで、ワトフォード戦の初ゴールはPKでした。ブルーノ・フェルナンデスの月間MVPは、「マンチェスター・ユナイテッドを劇的に変えた」という印象によって手に入れた勲章なのでしょう。1月に入団したばかりの25歳のアタッカーは、出場した9試合を6勝3分と負けなし。プレミアリーグでは2ゴール3アシストを記録し、クラブ・ブルッヘとLASKリンクに2戦連続の5-0圧勝と順調だったヨーロッパリーグでも、1ゴール1アシストと結果を出しています。

トータル3ゴール4アシストは、冬に移籍した選手のゴール関与数をカウントすると欧州3位となります。ドルトムントで11戦12ゴール2アシストと量産体制に入っているアーリング・ハーランドと、ケルンで8戦4ゴール6アシストのマルク・ウートには叶いませんが、前者は8勝3敗で後者は5勝3敗。1試合あたりの勝ち点数なら、ドイツでブレイクした19歳と古巣復帰の28歳を上回っており、「新戦力では欧州でトップクラスの評価」という表現に違和感はないでしょう。

マンチェスター・ユナイテッドサポーターとしてうれしいのは、ゴールセンスの塊と思しきニューフェイスが、「憧れのクラブ」と公言していることです。チームへの思いを共有できる彼のようなアタッカーが、カウンターのチャンスに必死のスプリントを見せてくれると、思わず胸が熱くなります。月間MVPに選出された際のインタビューでも、マンチェスター・ユナイテッドでプレイできる喜びとゴールへの執念を言葉にしており、プレミアリーグ再開が待ち遠しくなります。

「子供の頃からマン・ユナイテッドで活躍するのが夢だった。オールド・トラフォードでのプレイは、キャリアにおける大きな夢が実現したということになる」「新しいクラブに来たら、ゴールがほしくなる。初めてのゴールは格別だね。どんなゴールだったかは問題ではない。ゴールの価値が重要なんだ」

「同期」のオディオン・イガロも、彼に負けないマン・ユナイテッドサポーターで、プレミアリーグでのゴールこそないものの、ヨーロッパリーグとFAカップで4ゴール1アシスト。スールシャール監督は、「チームにとって重要なストライカー」と称賛しており、上海申花から1500万ポンド(約19億円)で買い取るという話が出ているようです。

ヨーロッパリーグとFAカップを順調に勝ち進み、チェルシーをまくってプレミアリーグのTOP4に立つのではないかと思われた矢先の中断は、非常に残念です。マンチェスターダービーで、ブルーノ・フェルナンデスがマルシアルに決めさせたトリッキーなFKは、伝説の始まりとして語り継がれるのではないかと楽しみにしています。2019-20シーズンは、このまま終わってしまうのかもしれませんが、深いクラブ愛を携えた2人がチームを元気にしてくれたシーズンとして、心に刻んでおこうと思います。月間MVP、おめでとう!


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“憧れのクラブで初ゴール!プレミアリーグの2月MVPは、いきなりブルーノ・フェルナンデス!” への1件のコメント

  1. アン より:

    まだイガロやブルーノの様にユナイテッドのことを思ってくれている選手がいて胸が熱くなります。2人のコメントを読んで泣きそうになりました。
    頑張ってほしいです。

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