2020.08.09 選手トピックス
リヴァプール勢が本命の「プレーヤー・オブ・ザ・シーズン」は、デブライネに投票します!
プレミアリーグ2019-20シーズンの「プレーヤー・オブ・ザ・シーズン」に輝くのは誰でしょうか。ノミネートされた7名を紹介している「スカイスポーツ」は、2位に18ポイント差をつけて独走優勝を果たしたリヴァプール勢が優勢と予想しています。4ゴール13アシストのトレント・アレクサンダー=アーノルドは、DFとしての年間アシスト記録を更新。ジョーダン・ヘンダーソンは、主将として27節まで無敗という快進撃の原動力となりましたた。35試合18ゴール9アシストのサディオ・マネは、4試合以上連続でゴールなしはゼロと抜群の安定感を披露しており、3人のなかから誰が選ばれても違和感はありません。
他クラブの候補の逆転はあるのでしょうか。23ゴールをゲットしたジェイミー・ヴァーディーは、プレミアリーグ史上最年長得点王。1ゴール足りず、ランキング2位でシーズンを終えたダニー・イングスは、孤軍奮闘という言葉がぴったりです。ビッグチャンスにおけるミス8回は、ゴール数TOP10のなかでは最少。ここぞというシーンで外さないストライカーの22発は、セインツの総ゴール数51の43%を占めており、プレミアリーグ残留は彼のおかげといっても大げさではないでしょう。ニック・ポープのノミネートは、リーグ5位の112セーブとエデルソンに次ぐクリーンシート15回の掛け算ということでしょうか。この顔ぶれなら、レッズから選出されても納得です。しかし…。
7人の候補には、当然、彼も選ばれています。マンチェスター・シティの司令塔ケヴィン・デブライネ。私は、迷わず彼に票を投じます。ティエリ・アンリと並ぶプレミアリーグレコードの20アシスト。スルーパス32本、チャンスクリエイト136回、ファイナルサードでのパス成功数711本もすべてリーグTOPです。クロス304本は、アーノルドの384本(モンスターです…)に次ぐ2位。キャリアハイの13ゴールはMFで唯一の2ケタと、攻撃におけるスタッツはパーフェクトといっていいでしょう。せっかくの機会ですので、「Hit Woodwork(バーやポストを叩いたシュート)6本」というリーグNo.1のスタッツも添えておきましょう。
悔しいのは、2020年のバロンドールが中止になってしまったことです。本命視されているのはレヴァンドフスキのようですが、マンチェスター・シティがバイエルンを倒して欧州の頂点に立てば、デブライネが選出される可能性も充分にあったでしょう。来週、29歳になる稀代のプレーメイカーには、プレミアリーグのみならず、欧州で最高のMFであることを証明してもらえればと思います。16日のリヨン戦に勝てば、20日のセミファイナルはバイエルンVSバルセロナの勝者です。レアル・マドリードに完勝したチームは初のファイナルに進出することができるのか、今から楽しみです。
…話が逸れました。プレミアリーグの表彰に戻しましょう。「ヤングプレーヤー・オブ・ザ・シーズン」のほうも、7人がノミネートされています。ジャック・グリーリッシュ(アストン・ヴィラ)、メイソン・グリーンウッド、アンソニー・マルシアル、マーカス・ラシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)、ディーン・ヘンダーソン(シェフィールド・ユナイテッド)、メイソン・マウント、クリスチャン・プリシッチ(チェルシー)。プレミアリーグ32試合17ゴール6アシスト、公式戦46試合23ゴール11アシストという素晴らしいスタッツを残したマルシアルに獲ってほしいのですが、アーノルドに持っていかれたら黙って拍手です。
「プレーヤー・オブ・ザ・シーズン」は、ファンの投票結果に20人のキャプテンと評論家の票が掛け合わされ、最終結果を出す仕組みとなっています。「ぜひ、参加したい!」という方は、プレミアリーグ全体はEAスポーツ、ヤングプレーヤーはタグホイヤーの投票ページとなっておりますので、それぞれのぞいてみてください。締め切りは、現地時間の8月10日18時です。ヤングプレーヤーといえば17ゴールのアントニー・マルシアル、マンチェスター・ユナイテッドの追い込みの立役者アントニー・マルシアル、世界にはばたくアントニー・マルシアルに、清き1票をよろしくお願いいたします!
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