新シーズンはロンドンのスタジオで…無敵のレジェンド、ティエリ・アンリがついに引退!
一緒に最前線を担っていたデニス・ベルカンプを手離しでリスペクトする飾らない人柄を悪くいうチームメイトやサポーターはいないでしょう。モナコでのリーグ制覇、アーセナルでのプレミアリーグ優勝2回とFAカップ獲得3回。バルセロナでのチャンピオンズリーグ優勝と史上初の3冠達成。1998年のワールドカップと、2000年のユーロ連覇。欧州で活躍するサッカー選手が獲れるタイトルをすべて手中にしたアンリに、悔いはないでしょう。引退を語るコメントは、これ以上ない晴れやかさに満ち溢れていました。
「ゲームに明け暮れた20年を終えて、私はプロフェッショナルフットボールの世界から引退すると決めました。それは信じられないような旅でした。私の過ごした時間を特別なものにしてくれたすべてのサポーターとチームメイト、モナコ、ユヴェントス、アーセナル、バルセロナ、ニューヨーク・レッドブルズ、フランス代表チームで関わったみなさんに感謝しています。
そろそろ違うキャリアに進む時がきました。ロンドンに戻って『スカイスポーツ』の一員になることを発表できるのは喜ばしいことです。これまでに私が手にしてきた洞察力、観察力や経験を、みなさんと共有できればいいなと思っています。びっくりするぐらいの素晴らしい思い出(いいことばかり!)と経験を得ることができました。私が楽しんだとのと同じくらい、皆さんが私のプレイを観て楽しんでくれていたらいいですね。
See you on the other side…(それでは!今までとは違うほうから…)」
おつかれさまでした。ありがとうございました。彼の古巣同士の対決となった2月のチャンピオンズリーグ、アーセナルとモナコの一戦では、ヴェンゲル監督と抱擁をかわすアンリを見ることができるでしょう。このタイミングでこのカードとは、サッカーの神様も粋なことをします。イギリス紙に契約金2500万ポンド(約45億円)とも報道された「スカイスポーツ」の解説者席で、ガリー・ネビルやキャラガーと一緒にプレミアリーグを語るアンリを見るのも楽しみですが、40歳を過ぎた頃には、エミレーツのベンチで指揮を執るアンリの姿を見たいものです。願わくば、飛行機嫌いの先輩レジェンド、デニス・ベルカンプとともに…。(ティエリ・アンリ 写真著作者/Warrenfish)
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20年間お疲れ様でした。
本当に偉大な選手でしたね。
いつかこの日が来るとは覚悟しておりましたが、いざ引退となるとやっぱり寂しいです。
今後はスカイスポーツの解説しながら1月からはコーチの資格取得に向けて動き始めるみたいですね。
住居もロンドンだそうで、いずれどんな形であれアーセナルに戻ってきてほしいです。
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素晴らしい選手でした。そして引退のコメントも、ぐっときちゃいます。彼がボールを持つとある種の恐怖を感じてましたね。skyでの解説は楽しみですね。何よりもガナVSモナコのCLを期待してしまいます。いつかプレミアに指導者として帰ってくることでしょう。本当にお疲れ様でした!
アンリがいた頃の、アーセナル強かったですね・・・。
点を取られても、何事もなかったのように、いつの間にか取り返して、逆転している
勝負強さと美しさと創造性を兼ね揃えたチームでした。
最近のアーセナルを見ていると、もうあの頃のアーセナルに追いつくことはできない
ように思えてなりません。
何よりも、勝負強さが決定的に欠けているように感じます。
もちろん、サポーターとしては、再びプレミアで頂点に立つ姿を見たいと願いますが・・・。