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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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さすがに1月はないと思いますが…移籍報道が後を絶たないスターリング&ポグバ!

直近、去就が取り沙汰されている大物選手のなかで気になるのは、このふたりです。ひとりは、プレミアリーグに別れを告げ、欧州王者のレアル・マドリードに合流するのではないかといわれているリヴァプールの20歳、ラヒム・スターリング。そしてもうひとりは、サー・アレックス・ファーガソンにすげなく放出されたマンチェスター・ユナイテッドの復帰話を袖にして、プレミアリーグのライバルクラブに舞い戻ってくると噂されている21歳のポール・ポグバです。

スターリングは、リヴァプールが提示した倍増以上のサラリーを拒否したと伝えられており、受け入れ先の最有力候補といわれるレアル・マドリードは、9100万ユーロ(約120億円)と報道された大金をかけて獲得したガレス・ベイル放出も検討しているとまで伝えられています。マンチェスター・ユナイテッドは、レアル・マドリードが150億円以上の額をふっかけてきそうなウェールズ代表MFを獲りにいくのでしょうか。ベイルを入れるとなると、アシュリー・ヤングやヤヌザイ放出、今季のチームの成績次第ではマタのスペイン復帰までありそうです。

「デイリー・スター」をはじめとするイギリスのタブロイド紙の報道ということもあり、今ひとつ現実感がありませんが、大金を積まれればリヴァプールは断りきれないだろうということと、マンチェスター・ユナイテッドがプレミアリーグ優勝奪還と欧州制覇のために、夏にさらなる勝負に出てくることは容易に想像できます。一方で、レアル・マドリードがアザールを欲しがっているという情報もあり、チェルシーにもスターリング獲得報道があったので、今後の話次第ではこちらの着地もあるかもしれません。いずれにしても、「レアル・マドリードはベイルに不満があり、新しいサイドアタッカーを物色している」「スターリングは、チャンピオンズリーグで優勝を狙えるクラブへのキャリアアップを考えている」のは間違いなさそうです。リーガ・エスパニョーラに殴り込みをかけて失敗したイングランド人選手を数多く見てきたので、スターリングには「移籍するならロンドンにしませんか」といいたくなりますが、競合したら、欧州王者のオファーのほうが断然魅力的に映るのでしょう。何せ、「100億円プレイヤー放出も辞さず」ですから。

ポグバ争奪戦を報じているのは、イギリスメディア「エクスプレス」。運動量があり、シュート力も魅力のフランス代表MFには、アーセナルが4000万ポンド(約73億円)を出すといわれており、ヤヤ・トゥレの後継者を考えないといけないマンチェスター・シティや、中盤の構えを盤石にしたいチェルシーも手を上げているとのこと。このバトルで有利といわれているのはチェルシーで、ユヴェントスが欲しがっているMFラミレスに金銭をつけてというオファーを準備していると伝えられています。

これもまた、記者の作文の香りが漂うニュースではありますが、セスクとマティッチが素晴らしく機能しているチェルシーにポグバが加わるのはどうなのでしょうか。この3人のうちの誰かがベンチに座る姿を想像するのは、幸せなことではありません。この記事に乗っかるとすれば、「マンチェスター・シティの新しい中盤の軸にポグバ、ヴェンゲル監督が『彼を獲得しなかったのが最大の後悔』と語るヤヤ・トゥレはアーセナルでもうひと花」というストーリーが収まりがいいように思いますが、いかがでしょうか。

いずれも今のところはただのゴシップ、あっても半年先という認識ですが、まさかの1月電撃移籍はあるのでしょうか。スターリングは2017年まで契約が残っており、ポグバも新しい契約を結んだばかりで、新チームではチャンピオンズリーグに出られない選手を冬に補強するという話にはならないとは思うものの、何が起こってもおかしくないのが欧州サッカー界。注目の1月まで、もう2週間です。

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“さすがに1月はないと思いますが…移籍報道が後を絶たないスターリング&ポグバ!” への5件のフィードバック

  1. Macki より:

    更新ご苦労様です。
    スターリングの件は気になってます。冬は無いと思ってますが、これがイギリスの高級紙レベルの報道と現実味を帯びてくるので予断は許せませんね。
    CLを経験したプレイヤーは誰しも翌年も経験したいと思うものかと想像すると移籍したいのかな、、、と。
    師匠であったスアレスがバルサに移籍し、個人的に連絡を欠かさず、スアレスがスペインへ来いよ!なんて言っていたり、、、妄想を膨らませつつ、、、。
    レッズファンとしては、移籍せずチームに残って欲しいです。プレミアライバルチームの移籍は見たくないですね。

  2. リッキー より:

    更新お疲れ様です。
    しかしベイルを放出ですか、、、、
    正直リーガはほとんど見ておりませんので分かりませんがベイルはフィットしている印象だったので驚きです。
    スターリングは良い選手ですがベイルを放出してまで欲しいかと言われるとくえクエスチョンですね。実力も実績もまだベイルの方が上回っていると思います。まぁプレミアでの活躍が凄すぎたせいで補正込みですが(笑)

  3. POG より:

    ポグバはファーガソンに放出されたのではなく、延長オファーを足蹴にしてフリーで出ていったのでは?

  4. makoto より:

    更新ご苦労様です。

    アーセナルがポグバを狙う?是非とも実現させて欲しいですが・・・絶対にないでしょう。
    もちろん来夏も含めての話です。選手も望まないでしょう。アーセナルにワールドクラスの
    選手が来るとすればカソルラの様に現所属クラブが深刻な財政難を抱え移籍せざるを得ない
    場合かエジルやサンチェスの様に現所属クラブで微妙な立場に追いやられた場合だけです。
    ポグバはどちらにも該当しません。だから・・・彼はアーセナルには来ませんよ。

    それがいつまでたってもプレミアで4位争いを演じCLで早々に敗退を喫しているクラブの
    現実です。だからこそ・・・アーセナルには大きな変化が必要なんですけどね。

    ちなみに私の予想ではアーセナルは今冬の補強を行わないと考えています。僅かに可能性が
    あるとすればアルテタかフラミニがシーズン絶望の故障を負った場合のみだと思いますよ。
    但しその場合もレンタルでの補強でしょう。ウィルシャーの不在はチェンバレンで埋まると
    考えるはずですしコシェルニーの穴はそもそも既存選手で埋まっていると考えるはずです。
    それがベンゲルです。恐らく『エジルの復帰こそ最大の補強』でしょう。

    —–
    Mackiさん>
    レアル・マドリードは選手層が厚いので、レギュラーを獲れないまま2年で帰国…となってもおかしくありません。移籍するにしても、リヴァプールでストライカーにシフトしてから他クラブへ、としたほうがご本人にはいいのではないかと思います。

    リッキーさん>
    私も、フィットしていると思っていましたが、ことあるごとにベイル放出話が出るので、どうも気に入られてないようです。

    POGさん>
    クラブが彼をうまく遇することができず、契約延長に至らなかったという認識でした。

    tomoさん>
    私は、さすがにCBかセントラルMFかどちらかは獲るのではないかと思います。CBのほうが優先順位は高そうですね。

  5. shu より:

    エジルとポグバをトレードでどうでしょう笑

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