プレミアリーグ1866分出場はチーム2位…現地メディアがブカヨ・サカのオーバーワークを懸念!
プレミアリーグ10勝4分11敗、34ポイント。アーセナルは、アーセン・ヴェンゲル就任以降の25シーズンで、最も苦しい時間を過ごしています。4位ウェストハムとは11ポイント差で、降格ゾーンにいるフラムとは12ポイント差と、順位テーブルのど真ん中。TOP4フィニッシュは絶望的で、6位リヴァプールとの6ポイント差も埋めるのは大変です。8位に終わった2019-20シーズンは、オーバメヤンの大活躍でFAカップを制覇しましたが、今季はサウサンプトンに敗れており、同じルートで欧州へのチケットを手に入れることはできません。
「イブニング・スタンンダード」のトム・ドイル記者が、アルテタ監督がヨーロッパリーグを重視する戦い方にシフトしようとしていると伝えています。「プレミアリーグで敗れるたびに、非常に困難な状況に身を置くことになる」と語った指揮官は、「5枚、4枚、7枚のいずれになるかはわからない。今日(=マンチェスター・シティ戦)のパフォーマンスとその後の反応を確認して、決めなければならない」と、大幅なメンバーチェンジの可能性を示唆しました。プレミアリーグの首位チームとの対戦で、終盤にガス欠となったティアニーは、途中からの出場となるかもしれません。
ヨーロッパリーグ制覇を最優先としつつ、戦うモチベーションをキープするべくプレミアリーグで上位をめざすなかで、来季以降を見据えた起用法を考える必要があります。トーマス・パーティーとニコラ・ペペは、チーム戦術に対するフィット感を高めていかなければなりません。契約延長の望みがあるならば、プレミアリーグにおけるフォラリン・バログンの出番を増やすというオプションもあるでしょう。ウーデゴーアとダニ・セバージョスは、残留させられるのか。伸び悩み感があるエンケティアやネルソンの処遇も気になります。
アーセナルの未来をイメージするなかで、私が最も注目しているのは、ガブリエウ・マルティネッリとブカヨ・サカの使い方です。アルテタ監督が、「時間が経つにつれて安定するはず。違いをもたらす存在であり、われわれは彼のような選手を必要としている」と長期的なヴィジョンを明確にしているマルティネッリは、どこで使われるのかが注目ポイント。めざすキャリアは、バッジョ、フィルミーノという「2人のロベルト」のようなテクニカルなセンターフォワードとして、オーバメヤンの後を継いでもらえればと期待しています。
サカについては、ポジションよりも「どこで休ませるか」がテーマです。「フットボールロンドン」のジュシュ・チャリーズ記者が、「Arsenal’s over-reliance on Bukayo Saka hands Mikel Arteta immediate and long-term issues(アーセナルのブカヨ・サカへの過度の依存は、ミケル・アルテタに短期・長期的な問題をもたらす)」というレポートを配信。プレミアリーグ22試合5ゴール3アシスト、7つのスローインも含めればチームのゴールの48%に関与してきたウインガーのオーバーワークを懸念しています。
年末のチェルシー戦の勝利以降、5勝1分の快進撃に最も貢献したのは、4ゴール2アシストという数字を残した7番でした。マンチェスター・ユナイテッド戦を臀部のトラブルで欠場した後は、1アシストしか決めておらず、ガナーズは1勝3敗という厳しい戦績に終わっています。今季プレミアリーグにおけるサカの出場時間は1866分で、1913分のベジェリンに次ぐ2位。リーグ全体を見渡すと、21歳以下の選手で彼よりも出場時間が長いのは、2077分を記録しているウルヴスのペドロ・ネトだけです。
ポテンシャルが高いティーンエイジャーに、ジャック・ウィルシャーのような苦い思いをさせないためにも、プレミアリーグの下位クラブとの対戦ではメンバーから外す配慮も必要になってくるのではないでしょうか。ベンフィカ、レスターと続く競合との対戦の後、バーンリー戦をどんな顔ぶれで戦うのかに注目したいと思います。
「イブニング・スタンンダード」のトム・ドイル記者が、アルテタ監督がヨーロッパリーグを重視する戦い方にシフトしようとしていると伝えています。「プレミアリーグで敗れるたびに、非常に困難な状況に身を置くことになる」と語った指揮官は、「5枚、4枚、7枚のいずれになるかはわからない。今日(=マンチェスター・シティ戦)のパフォーマンスとその後の反応を確認して、決めなければならない」と、大幅なメンバーチェンジの可能性を示唆しました。プレミアリーグの首位チームとの対戦で、終盤にガス欠となったティアニーは、途中からの出場となるかもしれません。
ヨーロッパリーグ制覇を最優先としつつ、戦うモチベーションをキープするべくプレミアリーグで上位をめざすなかで、来季以降を見据えた起用法を考える必要があります。トーマス・パーティーとニコラ・ペペは、チーム戦術に対するフィット感を高めていかなければなりません。契約延長の望みがあるならば、プレミアリーグにおけるフォラリン・バログンの出番を増やすというオプションもあるでしょう。ウーデゴーアとダニ・セバージョスは、残留させられるのか。伸び悩み感があるエンケティアやネルソンの処遇も気になります。
アーセナルの未来をイメージするなかで、私が最も注目しているのは、ガブリエウ・マルティネッリとブカヨ・サカの使い方です。アルテタ監督が、「時間が経つにつれて安定するはず。違いをもたらす存在であり、われわれは彼のような選手を必要としている」と長期的なヴィジョンを明確にしているマルティネッリは、どこで使われるのかが注目ポイント。めざすキャリアは、バッジョ、フィルミーノという「2人のロベルト」のようなテクニカルなセンターフォワードとして、オーバメヤンの後を継いでもらえればと期待しています。
サカについては、ポジションよりも「どこで休ませるか」がテーマです。「フットボールロンドン」のジュシュ・チャリーズ記者が、「Arsenal’s over-reliance on Bukayo Saka hands Mikel Arteta immediate and long-term issues(アーセナルのブカヨ・サカへの過度の依存は、ミケル・アルテタに短期・長期的な問題をもたらす)」というレポートを配信。プレミアリーグ22試合5ゴール3アシスト、7つのスローインも含めればチームのゴールの48%に関与してきたウインガーのオーバーワークを懸念しています。
年末のチェルシー戦の勝利以降、5勝1分の快進撃に最も貢献したのは、4ゴール2アシストという数字を残した7番でした。マンチェスター・ユナイテッド戦を臀部のトラブルで欠場した後は、1アシストしか決めておらず、ガナーズは1勝3敗という厳しい戦績に終わっています。今季プレミアリーグにおけるサカの出場時間は1866分で、1913分のベジェリンに次ぐ2位。リーグ全体を見渡すと、21歳以下の選手で彼よりも出場時間が長いのは、2077分を記録しているウルヴスのペドロ・ネトだけです。
ポテンシャルが高いティーンエイジャーに、ジャック・ウィルシャーのような苦い思いをさせないためにも、プレミアリーグの下位クラブとの対戦ではメンバーから外す配慮も必要になってくるのではないでしょうか。ベンフィカ、レスターと続く競合との対戦の後、バーンリー戦をどんな顔ぶれで戦うのかに注目したいと思います。
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サカやティアニーがピッチにいないだけで不安になるのが最近のアーセナル(ここにスミスロウまで加わりそう)。
彼らが不在の時こそジャカやベジェリンあたりがチームを盛り上げてほしいのですが、試合ごとの好不調の波があるのが難点。
コシェルニーのようなチームリーダーがいてくれると有り難いのですが。。。