プレミアリーグのGK史上初のヘッダー!あまりにも劇的なゴールを決めたアリソン・ベッカー語録。
ピーター・シュマイケル、ブラッド・フリーデル、ポール・ロビンソン、ティム・ハワード、アスミル・ベゴヴィッチ。プレミアリーグ創設以来、ゴールを決めたGKは5人いたのですが、3人は自陣からのロングパント、2人はCKのこぼれ球を押し込んでおり、ヘディングを枠に入れたのはアリソン・ベッカーが初めてです。「I think it’s one of the best goals I have scored(これまでに決めた最高のゴールのひとつだと思う)」。インタビューに応じて、ボケてみせたリヴァプールの守護神は、初ゴールでしょうというツッコミをもらっていい直しました。
「OK, the best I have scored」
プロキャリア9年めの記念すべき初ゴールは、チャンピオンズリーグの出場権獲得への希望を失いかけていたラストプレーという劇的な状況で生まれました。これほどエキサイティングで、エモーショナルで、マンガのようなゴールを決めたプレーヤーは存在しないのではないでしょうか。
「彼がここで見ていてくれたらよかった。きっと神と一緒に祝ってくれただろう」。2月に57歳という若さで亡くなった父親のジョゼ・ベッカーさんにこのゴールを捧げたいと語り、言葉を詰まらせたアリソンは、追加タイムが残り6秒となってから得たCKについて、こう振り返っています。
「ベンチを見たけど、誰も呼んでくれなかった。腹をくくって上がれといってくれたのは、GKコーチだ。いい場所に走り込んで、いいポジションを確保しようとしていた。みんなを助けたかった。ボールが来るのが見えた。入り方が素晴らしかったので、とにかく頭で合わせようとした」
「DFを連れていこうとしたのに、誰もついてきてくれなかったんだ。私は幸運で恵まれている。説明できないことが起こった。人生は、説明できないことばかりだ。今日は、神が私の頭に手を置いてくれたのだろう」
アーノルドがボールをセットする前に、追加タイムは終わっていました。2人めの選手が触ったら、そこで笛が鳴っていたでしょう。頭を振ったGKが体勢を崩して転倒した瞬間、ボールは右のサイドネットに届いていました。最初に彼に抱きついたのは、モー・サラー。最後まで頭を抱きしめ、称えていたのは同郷のロベルト・フィルミーノでした。アリソンの頭に合わせたアーノルドは、両手で顔を押さえて天を仰ぎました。誰もが、WBAに反撃する時間がないのを知っていました。
人差し指を突き上げ、初ゴールの喜びを表現していたGKは、決めた直後にセレブレーションをしなかった理由を問われ、こう答えています。「 I don’t know how to celebrate!」。これからのキャリアで、プレミアリーグのGKのゴールランキングで単独1位に躍り出る可能性はありますが、次の1発はこれほど切羽詰まったシーンではないでしょう。素晴らしいゴールでしたが、指揮官もチームメイトも本人も、こうなる前に決着させたかったはずです。
「Hopefully I don’t have to come up too many times to score goals(願わくば、ゴールを決めるために何度も出てこなくて済めばいいね)」
「OK, the best I have scored」
プロキャリア9年めの記念すべき初ゴールは、チャンピオンズリーグの出場権獲得への希望を失いかけていたラストプレーという劇的な状況で生まれました。これほどエキサイティングで、エモーショナルで、マンガのようなゴールを決めたプレーヤーは存在しないのではないでしょうか。
「彼がここで見ていてくれたらよかった。きっと神と一緒に祝ってくれただろう」。2月に57歳という若さで亡くなった父親のジョゼ・ベッカーさんにこのゴールを捧げたいと語り、言葉を詰まらせたアリソンは、追加タイムが残り6秒となってから得たCKについて、こう振り返っています。
「ベンチを見たけど、誰も呼んでくれなかった。腹をくくって上がれといってくれたのは、GKコーチだ。いい場所に走り込んで、いいポジションを確保しようとしていた。みんなを助けたかった。ボールが来るのが見えた。入り方が素晴らしかったので、とにかく頭で合わせようとした」
「DFを連れていこうとしたのに、誰もついてきてくれなかったんだ。私は幸運で恵まれている。説明できないことが起こった。人生は、説明できないことばかりだ。今日は、神が私の頭に手を置いてくれたのだろう」
アーノルドがボールをセットする前に、追加タイムは終わっていました。2人めの選手が触ったら、そこで笛が鳴っていたでしょう。頭を振ったGKが体勢を崩して転倒した瞬間、ボールは右のサイドネットに届いていました。最初に彼に抱きついたのは、モー・サラー。最後まで頭を抱きしめ、称えていたのは同郷のロベルト・フィルミーノでした。アリソンの頭に合わせたアーノルドは、両手で顔を押さえて天を仰ぎました。誰もが、WBAに反撃する時間がないのを知っていました。
人差し指を突き上げ、初ゴールの喜びを表現していたGKは、決めた直後にセレブレーションをしなかった理由を問われ、こう答えています。「 I don’t know how to celebrate!」。これからのキャリアで、プレミアリーグのGKのゴールランキングで単独1位に躍り出る可能性はありますが、次の1発はこれほど切羽詰まったシーンではないでしょう。素晴らしいゴールでしたが、指揮官もチームメイトも本人も、こうなる前に決着させたかったはずです。
「Hopefully I don’t have to come up too many times to score goals(願わくば、ゴールを決めるために何度も出てこなくて済めばいいね)」
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劇的で、感動的で、ビューティフルなゴールでした。同じくブラジル代表のエデルソンも負けてられません。PKキッカーの人材不足に泣くマンシティのPKキッカーになって欲しいです。そして天井ブチ抜きゴールを5発くらい決めてから、アグエロでさえ失敗したパネンカを決めて欲しいものです。
レッズサポの皆さん、とにかくおめでとうございます。
今まで何度もリヴァプールの劇的な勝利を見てきましたが、今回が最高に劇的でした!
何回もコーナーキックはありましたが全くチャンスになりそうになかったので、最後もこれまでか…と諦めて見てたんですがまさかのアリソンのヘッドが決まるとは。
アリソンに抱きつく歓喜の選手達を見ていて気になったのが、ジニとマネが他の選手達程は喜んでなかったように見えたので、来シーズンには居ないのかもと思いましたね。
とにかくこの劇的なアリソンのゴールを無駄にしない為にも残り2戦はFW陣に奮起して貰って、全勝でCL権を取って欲しいです。
粋なエントリーをありがとうございます。
本当にエモーショナルなゴールで、何度も見返しました。「信じられない」という表情そのもので喜ぶボス、アリソンが感極まっていることに気付いて最後まで寄り添った「良い奴」フィルミーノ、三時間は観ていられます。チームにとって特別な瞬間でした。
セットプレーの度に、ファンダイクがいれば!と思っていましたが、切り札が増えましたね。