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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

エヴァートンが最下位に敗戦!スパーズとハマーズは次節の勝利で欧州行きがほぼ決定!

31節で3位レスターを3-2で下し、プレミアリーグ4位をキープしたウェストハム。ボクシングデー以降の17試合を10勝4分3敗は、マンチェスターの2チームに次ぐ戦績で、最後まで走り抜けてCL出場権を手に入れてしまうのではないかと思わせる勢いがありました。しかしここから、ニューカッスルとチェルシーに連敗。3ポイント差の5位で迎えたエヴァートン戦の前に、「全勝をめざす」とコメントしていたモイーズ監督は、カルヴァート=ルーウィンに決勝ゴールを喰らい、4位とのギャップは5ポイントに開いてしまいました。

36節のブライトン戦で勝てば、希望はつながったのですが、0-0の84分にタウのスルーパスで中央を射抜かれ、ファビアンスキの前に躍り出たウェルベックに先制ゴールを許してしまいました。3分後にベンラーマの美しいコントロールショットが右のポストの内側を叩き、イーブンに戻したのですが、もう1本が決まらずドロー。残り2試合で5ポイント差のチェルシーを気にする余裕はなく、得失点差でかわされたスパーズと、エヴァートン、アーセナルとのEL&ECL出場権争いに巻き込まれてしまいました。

ノースロンドンにウルヴスを迎えたトッテナムは、ハリー・ケイン、ソン・フンミン、デル・アリ、ガレス・ベイル、ロ・チェルソ、ホイビュルクを揃える豪華布陣で2-0快勝。45分にホイビュルクの超絶ロングスルーパスがハリー・ケインに通り、コーディーとルイ・パトリシオをまとめてかわしたエースが無人のゴールに流し込むと、62分にガレス・ベイルのシュートをルイ・パトリシオが前に弾き、詰めたホイビュルクが右ポスト際に押し込みました。

オンターゲット13本のスパーズは、カウンターからハリー・ケインとデル・アリが連続で左右のポストにぶち当てるシーンもあり、文句なしの勝利でした。ジョゼ・モウリーニョに冷遇されていた攻撃のタレントたちがフィット感を高め、ライアン・メイソン就任以降はプレミアリーグで3勝1敗。ガレス・ベイル4発、ソン・フンミンが3発ゲットしており、1試合あたりのシュート数16.8本はマンチェスター・シティとリヴァプールのシーズン平均を上回っています。

つい先ほど、6位に浮上したスパーズと意気消沈のハマーズに朗報が舞い込んできました。エヴァートンが本拠地グディソン・パークで最下位シェフィールド・ユナイテッドに0‐1で敗戦。EL&ECL争いの4チームの状況を整理すると、スパーズとハマーズが59ポイント、エヴァートンが56、アーセナルが55となっています。得失点差を見ると、スパーズがプラス20、ハマーズは10でトフィーズは3。37節のトッテナムVSアストン・ヴィラとウェストブロムVSウェストハムで上位が勝てば、来季の出場権の行方はほぼ決まり、最終節でELかECLかを争うことになります。

マンチェスター・シティ戦を残しているエヴァートンと、4ポイント差のアーセナルにとっては厳しい状況となりましたが、残り2試合を勝ち切って上がコケるのを待つしかありません。トッテナムはヴィラに負ければ、最終節はCL出場権を争うレスターという難敵に勝たなければならなくなります。6位・7位を争うチームの4試合は、すべて現地時間の水曜日キックオフという大渋滞。クリスタル・パレスVSアーセナルをフルで見ると、他の3試合とバーンリーVSリヴァプールをリアルタイムで見られなくなる悩ましい時間設定ですが、どうしたものか…。


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